熊谷三郎徒然日記(gooブログ版)

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2015雪の残る尾瀬ヶ原巡り

2015-05-23 17:06:27 | 登山
 昨日(5月22日金)が鳩待峠にマイカーで行ける最終日でした。
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 椎坂トンネルが開通して自宅から鳩待峠までどのくらいで行けるのか、試してみたい気持ちもあって自宅を4:10に出発今回は、伊勢崎IC→高崎JCT→赤城高原SAのルートにしてみました。ここまでの所要時間は1時間10分です。ここで朝食、いつもよりガッツリ系の二代目プー次郎丼¥950を注文。
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 腹が減っては戦が出来ませんからね。
 ここから沼田ICまでは数分です。いつも立ち寄るセブンイレブンで昼食のおにぎりを調達し、2013年11月に開通した椎坂トンネルを抜けて、戸倉へと向かいます。
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 トンネルは2本だったんですね。オルゴール館も思い出になってしまいましたね。このトンネルの開通で沼田~片品までの時間が15分短縮されたそうです。

 鳩待峠駐車場到着が7:05、朝食の時間を入れても3時間弱です。駐車場にはまだ10台程度しか止まっていません。駐車料金¥2,500を支払い、トイレ経由で山ノ鼻に向かいます。
 少し今年は残雪が多いですね。
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 雪をいただいた至仏山を横目に見ながら慎重に下ります。

 至仏山は6月30日まで植生保護のため入山規制中です。小生は3度チャレンジしていますが、途中で天候悪化のためまだ一度も頂上まで登っていません。標高は2,228mふうふうふうやっと登った至仏山と覚えるのだそうですが。
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 8:30に山ノ鼻ビジターセンターに到着しました。これから正面に燧ケ岳を見ながら東電小屋を目指して牛首分岐に向かいます。途中で、尾瀬ロッジでアルバイトをしている娘さんにシャッターを押してもらいました。ときがわ町のノルディック大会にお揃いで購入したオレンジのネックタオルが良いでしょ。
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 彼女も高価な一眼レフ持参でしたので、彼女のカメラでシャッターを切りました。何でもお父さんのカメラを借りて来たのだとか。

 牛首分岐の手前に逆さ燧ケ岳を撮れるスポットがあります。少しさざ波が立っていますが、欲を言えば切がありません。
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 牛首分岐到着が9:15、一休みして東電小屋に向かいます。吊り橋が見えて来ました。
ヨッピ吊橋です。
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 ここから1kmで東電小屋、小屋の周りにはまだ大分雪が残っています。
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 まだ時間が早いので、元湯山荘に向かい平滑ノ滝を見て、あわよくば三条ノ滝まで行けたら行ってみようなどと考えて、歩を進めました。
 元湯山荘到着が11:00、山小屋はお客さんの受け入れ準備中です。平滑ノ滝までの残雪の状況を尋ねると「滑って落ちたら只見川に流されるので、止めた方が良い」という返事でした。

 行けるところまで行って引き返しますということで、進みましたが倒木も多く、残雪も深いので鎖場の手前で断念。樹間越しの平滑ノ滝です。
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 写真では何だか分かりませんね。雪解けの水量が半端ではありません。
 
 途中で御池から来たという藤沢在住のご夫妻と遭遇し、元湯山荘までご一緒しました。日曜日に魚沼で法事があり、休みがとれたので一日早く来て、見晴に一泊して御池に戻る予定なのだそうです。見晴の手前でお別れし、小生は竜宮へ向かいました。竜宮到着が14:00、¥450のポカリスエットを購入し、下ノ大堀川へ。
 
 ここは水芭蕉の大群落と至仏山がコラボする有名な立ち寄りスポットです。
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 少し今年は早かったようですね。2,3日後が見頃でしょうか。ここから牛首分岐に戻ると、朝歩いてきた木道を山ノ鼻に戻ります。

 途中で宇都宮から3泊の予定で、写真撮影にみえているご夫妻に燧ケ岳をバックにしたシャッターを押していただきました。晴れ男の証明でよく焼けました。
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 至仏山に登れないのでがっかりだそうです。

 山ノ鼻到着が15:10、ソフトクリームでお疲れ様です。
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 鳩待峠までの3.3kmを残して、ここまでの地図上歩行距離が19.5kmです。参考に東京電力作成の尾瀬入山パンフの地図をアップします。
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 鳩待峠に車が置いてあるという安心感でついついのんびりして、尾瀬ヶ原を満喫してしまいました。

 鳩待峠到着が16:45、途中赤城高原SAでお土産を購入、自宅到着が19:20でした。
 今年は至仏山にリベンジしたいですね。


今年の西沢渓谷

2015-05-15 06:24:00 | 登山
 一昨日(5月13日)涼を求めて西沢渓谷に行って来ました。去年もシャクナゲが見たくて同じ日に行ったのですが、その時は大雪の影響で、西沢山荘側から森林軌道側に一周することが出来ませんでした。
 
 その時の記事はこちらです。
https://saburok1.seesaa.net/article/201405article_4.html

 今年はシャクナゲの咲く時期が例年より早かったので、花は半分諦めて滝めぐりをしました。熊谷を7:30発西沢渓谷の駐車場着10:15、途中雁坂トンネル(6,625m)手前の上り坂を庭石を積んだトラックが居てノロノロで登ったため、想定より30分近く遅れました。上の駐車場は先行車が2台止まっているだけでした。他にツアーバスが2台でしたので、かなり空いています。甲武信岳登山道入り口を過ぎた西沢山荘の先に田部重治の文学碑があります。
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笛吹川を遡る

  見よ 笛吹川の渓谷は
  狭り合って上流の方へ
  見上ぐるかぎりの峭壁をなし
  其間に湛へる流れの紺碧の色は
  汲めども盡きぬ深い色をもって
  上へ上へと続いて居る
  流れはいつまで斯の如き峭壁に
  さしはさまれてゐるだろうか

 ここから滝めぐりが始まりますが、傍らの木に注目。「あー痛い 痛みも怪我も 自己責任」
そのとおりですね。
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昔の表現だと「怪我と弁当は手前持ち」でしょうか。
 
 最初に樹間越に見えるのが大久保の滝。
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 続いて三重の滝
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 ここでクラブツーリズムの先行グループに追いついてしまったので、少しゆっくり写真を撮って時間調整していると、添乗員が小生に「大丈夫ですか?」と声を掛けてきました。どうも小生が遅れていると判断したようです。すぐに気が付いて失礼しましたという事になりましたが、添乗員の方も大変ですね。
 少し行くと今度は滝ではなく「フグ岩」
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 次は人面洞 
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 ホコラが顔に見えますか?

 この辺りは渓谷沿いの爽やかな風が吹いてきます。熱いぞ!熊谷には帰りたくなくなりますね。
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 今度は竜神の滝です。
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 続いて万緑の中に見え隠れする滝が恋糸の滝(全部が見えないところが良いのかも)
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 続いて貞泉の滝
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 今度は母胎渕、甌穴です。
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ここまで来ると本日のクライマックス「七ツ釜五段の滝」はもう直ぐです。
 橋を渡って巻き道をすると眼下に見えてきました。
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 新緑の時期も紅葉の時期も良いですね。
 
 少し上がるとミツバツツジが綺麗に咲いています。
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ここで渓谷道は終え、森林軌道を戻ることになりますが、ここからは昨年に書いた記事とダブりますので、最初に紹介した記事をご覧ください。
 どんな花でも盛りはあっという間です。なかなかクライマックスに巡り合えることは少ないですね。シャクナゲは昨年が良すぎたのかも知れません。でもマイナスイオンに癒される10km、4時間は最高ですので機会がありましたらお出かけ下さい。
 ここでひとつ重要な情報があります。
>6月1日~6月30日の間に現在仮設となっています『滝見橋』の補修工事を行います。
よって、6月の1ヶ月間は『貞泉の滝』~『西沢渓谷終点(トイレ)』が通行止めとなります。

詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.pref.yamanashi.jp/kankou-sgn/nishizawa2010.html

 雁坂トンネルを良く通るご近所の奥さんからの情報を追記します。
 今年の7月1日から11月30日まで、雁坂トンネルを無料開放するそうです。信頼できる筋の情報では、とりあえず今年だけの社会実験のようです。