確かこのブログのサブタイトルは‘風のような人になる’ってことだったよね。
どうしたことか風邪をひく人になってしまったこの数日間。気力・体力・労力の
すべてを奪われて、ただの動く人みたいになっていたように思うんだ。
この感覚はそう、INFの副作用でおかしくなっていた時に感じていたものと
似ていて、自分から外への道を閉ざしてしまうような閉塞的なものだったなぁ。
副作用がもたらす最大の問題は???
実はこれが自分自身の精神面だと気がつくまでには時間がかかるんだよね。
通常の自分も副作用の自分も、自分には変わりないでしょ。だから難しい。
どこまでが通常で、どこからが副作用なのかわからなくなってしまうんだ。
そうなってしまうと、いつの間にか副作用というのが消し飛んで、すべてが
本来の自分という感覚に陥るものなんだよねぇ。だから自分が嫌になる。
その繰り返しを経験してやっと「あっ!これが副作用だ」とわかるようになるんだ。
熱が出るとか痛みがあるとかいうのとは違い、精神的なところって熱も痛みも
こもってしまうでしょ。外見は変わらないけど熱く痛くなっていたりするんだ。
もしもこんな状態になっている方がいらしたら是非こう考えて欲しいです。
精神的な熱や痛みは、人の温かい気持ちに触れることで薄らぐものだってこと。
甘えてもいいし、泣いてもいいのです。いや、甘えるべきだし泣くべきなのです。
そんなことしたら心配させてしまうと思わないように。そうした姿を見せることで
心配は安心に、安心は寛容に変わっていきます。こもってはいけないのです。