『言 葉』
言葉は気持ちを伝える。
言葉は何かをつなぎ止める力を持っている。
言葉は直接心に響く音色を持っている。
言葉は相手との距離を縮める力を持っている。
言葉は人を変える。
言葉は人を癒し、心の隙間を埋める力を持っている。
言葉を使おう。言葉を伝えよう。言葉に気持ちを込めよう。
それができない人などいないはずだ。
少しの勇気と、少しの笑顔があれば、言葉は自由に使えるのだ。
そして、言葉を受け取ろう。言葉を焼き付けよう。
言葉にも魂は宿る。
魂の宿った言葉は、人から人へと巡り、生き続け、
人の心に刻まれてゆく。生きている言葉だ。
それは私が生きている証でもあるのだ。
愛する人に言葉を残そう。生きた言葉を贈ろう。
そうして私は言葉と共に愛する人の心の中で生き続けるのだ
これは日航機墜落の時、激しく揺れ動く機中で
父親が家族に残した、残せた5文字の言葉だ。
たった5文字なのに、伝わる思いは幾千。
ほんの数秒か数十秒で書いたものなのに、永遠に残る思い。
私達が日常で数秒、数十秒を意識して生活することはまずないでしょうね。
同じ数十秒でも、思いのつまった数十秒、
ボーッと過ぎてしまう数十秒がある。
不思議だなぁ。
同じ時間なのに。
同じ数十秒なのに。
だから私は思うのね。
残された命の時間が同じなら、思いのつまった時間にしたい。
その一秒にも意味があると考えて生きたい。
短くても小さくてもいいから、永遠の何かを残したい。
生きる長さより、生きる深さを大切にする。
これを人生のテーマのひとつにしたいと思う。
父親が家族に残した、残せた5文字の言葉だ。
たった5文字なのに、伝わる思いは幾千。
ほんの数秒か数十秒で書いたものなのに、永遠に残る思い。
私達が日常で数秒、数十秒を意識して生活することはまずないでしょうね。
同じ数十秒でも、思いのつまった数十秒、
ボーッと過ぎてしまう数十秒がある。
不思議だなぁ。
同じ時間なのに。
同じ数十秒なのに。
だから私は思うのね。
残された命の時間が同じなら、思いのつまった時間にしたい。
その一秒にも意味があると考えて生きたい。
短くても小さくてもいいから、永遠の何かを残したい。
生きる長さより、生きる深さを大切にする。
これを人生のテーマのひとつにしたいと思う。
時間が進むのは早い。
あの日航機墜落から24年が過ぎた。
墜落で命を落とした方の家族、友人たちは、日々悲しまれていらっしゃるのでしょう。
その方たちは、私達のように周年ではなく、毎日毎時毎分毎秒、亡き人の面影を追っているのだと思いました。
生きていてくれたら。
この言葉が何度も心の中を駆け巡ったに違いない。
当時私は22歳。ニュースを見た時の衝撃は今でも鮮明に覚えている。
地震などの自然災害では、亡くなった方の人数が確認されニュースで流されるが、生きていた方の人数がニュースで流されるほど、それほど悲惨な事故だった。
これは大変なことが起きたと、日本中が騒然としていた。
墜ちゆく機中、文字どおり必死で書いた家族への一言が心に響き、深い愛情と、それが故に深い悲しみを感じ、涙が頬を濡らした。
そして家族を持った今、改めて思う。
私は何を家族に残せるのだろうか?
あの日航機墜落から24年が過ぎた。
墜落で命を落とした方の家族、友人たちは、日々悲しまれていらっしゃるのでしょう。
その方たちは、私達のように周年ではなく、毎日毎時毎分毎秒、亡き人の面影を追っているのだと思いました。
生きていてくれたら。
この言葉が何度も心の中を駆け巡ったに違いない。
当時私は22歳。ニュースを見た時の衝撃は今でも鮮明に覚えている。
地震などの自然災害では、亡くなった方の人数が確認されニュースで流されるが、生きていた方の人数がニュースで流されるほど、それほど悲惨な事故だった。
これは大変なことが起きたと、日本中が騒然としていた。
墜ちゆく機中、文字どおり必死で書いた家族への一言が心に響き、深い愛情と、それが故に深い悲しみを感じ、涙が頬を濡らした。
そして家族を持った今、改めて思う。
私は何を家族に残せるのだろうか?
こんな話ができちゃうのもブログのよさだ、と自分を説得するかのように
言い聞かせて書いてみますね。
私は三人兄弟。
男ばかりの家です。
私は長男とは7つ違い、次男とは五つ違いの末っ子。
今日はその次男の話。
今次男は行方不明。
離婚もして、かわいい姪っ子たちとも会えなくなってしまいました。
今どこで何をしていることか。連絡先もわかりません。
仲の良い兄弟だっただけに、こんな状態なのはつらい。
次男の保証人になっていたので、残された借金を支払ったりもしました。
大金でしたがなんとかやり繰りして完済。楽に車が買える金額でした。
嫁さんにも苦労をかけ、娘に買うという約束をしていた机は先延ばし、
生活は根底から覆されました。
今はそんなお金など、どうでもいいから、攻めたりなんかしないから、
兄に出てきてほしい。
だって兄弟に代わる人はいないのだから。
かわいがってくれた兄だから。
姪っ子と楽しい時間を持たせてくれた兄だから。
だから出てきて。
病気とちゃんと闘うから。
だから出てきて。
大きくなった娘に会わせたいから。
だから、だから…
言い聞かせて書いてみますね。
私は三人兄弟。
男ばかりの家です。
私は長男とは7つ違い、次男とは五つ違いの末っ子。
今日はその次男の話。
今次男は行方不明。
離婚もして、かわいい姪っ子たちとも会えなくなってしまいました。
今どこで何をしていることか。連絡先もわかりません。
仲の良い兄弟だっただけに、こんな状態なのはつらい。
次男の保証人になっていたので、残された借金を支払ったりもしました。
大金でしたがなんとかやり繰りして完済。楽に車が買える金額でした。
嫁さんにも苦労をかけ、娘に買うという約束をしていた机は先延ばし、
生活は根底から覆されました。
今はそんなお金など、どうでもいいから、攻めたりなんかしないから、
兄に出てきてほしい。
だって兄弟に代わる人はいないのだから。
かわいがってくれた兄だから。
姪っ子と楽しい時間を持たせてくれた兄だから。
だから出てきて。
病気とちゃんと闘うから。
だから出てきて。
大きくなった娘に会わせたいから。
だから、だから…