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猫の同居人のつぶやき

猫との日常をつぶやいています。

猫飼いですが参加させてね^^

2005年12月23日 | 猫の飼い方私流
Re:犬が膝の上にのぼるのは?(許してよいのか?という質問に、ベテラン犬飼いさんたちがレスレスレス。とうとう猫飼いの私も参加してしまったものです。)


猫と犬は、人間と暮らしていくことをずっとずっと以前に私たち人間が決めただけでなく彼ら自身が決めてこれまで暮らしてきたのだと思っています。
人間の暮らしがだんだん込み合ってきて、本来必要の無かったクレートとかケージが必要になったのだと思っています。
本来穴を掘り広げて狭いところで安心して暮らしていたから勝手にはでられない場所を与える。そこにはトイレと寝床があるのだから必要十分であろうというのは本末転倒だと思います。
強い主人によって安全を確保された家があるなら、それなりに自分の居心地のいい場所を与えられてそこを自分の場所にして同じ家の中で当たり前のように暮らしていける動物だと思うのです。

ただ、犬も猫も商業になりいわば粗製濫造、見てくれだけでひ弱でパアな個体がほんとにたくさんいて、そしてどの子もとりあえず飼い始めてみれば厄介だけど可愛いので、いかにもペットな飼い方をした方が安全で他の人にも都合よくてすむので、むしろその方面に飼い方が研究されシフトしてきたため、プロな画一的な技術もすすみ本格的に勉強すればするほどがんじがらめになると傾向も否めないのだと感じるのです。どんなにパアすけな個体とかなり右も左もわからない飼い主でも真剣に受け入れて励めばうまくいく方法がよく上から薦められる方法なのでしょう。
でも、確かに個体差はあります。そして、犬もいくら好き勝手に膝の上に乗ることが許されていたとしても他のことでそうでないならそれが飼い主を喜ばす行為だからやってのけることぐらいできるでしょう。
きちんと必要な躾がなされながら、バラエティにとんだ暮らしができるはずだと思います。
猫だって猫のやり方で上手に飼い主の機嫌を取ります。猫が膝に乗るのはただ温かく居心地がいいから飼い主の意向を考えずにやるだけで、飼い主の方が盲愛でそれを許し喜んでいるというわけでなく、飼い主の心が不安定で何かの助けを求めているようなときにそれを察知していっしょに寛ぐことを薦めてくれたり、
「こうすればいやなことをわすれられるのよ」
とグルーミングにさそってくれたりします。
そりゃうちの猫はさんざん淘汰された賢く強い野良猫の出ですからそれくらい賢いことを何の訓練も無くやるのは仕方がないかもしれませんが、犬だって人間と暮らしてきた歴史は長く人間の生活になじみつつその生活にあわせてリーダーを尊重することくらいするでしょう。
どんなに厳しく善悪を教え込み訓練して育てても子供が訓練どうり育たず親の背中をみて覚えて欲しくないことをちゃんと身につけるように、親が大して何も教えていないようでも一緒に常識的な暮らしを経験させるうちにきちんと暮らしを身につけるように、犬や猫と飼い主の関係も画一的な解決策を現在のプロに求めてすがりついて信じて行うより、その個体を見つめ戸惑い対決して他の誰より深い観察をし一緒に暮らし、そして犬を知るプロの言葉をあくまでも参考にしかならないと覚悟をきめるほうが、一緒に暮らす犬や猫には頼りがいを感じることができる飼い主になれるのではないでしょうか。

2005/12/23 14:26

「ペットペット」のおしゃべり広場、「イヌのひろば」への投稿の写しです。

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