京王アートマンの各階で商品を机に広げて販売する恒例のセールが実施されており、その中にホチキスを発見しました。
カチッっと小気味よい音とともに紙を綴じるきらりと光る小さな鋼。
ホチキスの機能美の魅力に取り付かれたマニアは数多いことでしょう。
そのホチキスの歴史を変える「フラットクリンチ」(紙の裏側に折れ曲がった針が山にならずフラットになる)。ああ、この甘美なフレーズに心を動かされないマニアはいないに違いありません。そのフラットクリンチのMAX社 HD-10FL サクリフラットが聖蹟桜ヶ丘アートマンにて破格の400円にて販売されていました。もちろん即ゲットです。
家に帰って、早速パチリパチリ、悦に入って紙を綴じる音と針の芸術的な折れ曲がり方を堪能しています。素晴らしい。
ところでホチキスといえば忘れ得ぬエピソードが。
若かりし頃、ある国で入国管理事務所の部屋に連れていかれたことがあるのです。休日に同僚の運転するレンタカーに同乗して、ある国から隣の国に出国して日帰りで戻ったときのこと。車に乗りながら入管でパスポートを渡してチェックを受けていると、同僚は問題なかったのですが、私がチェックに引っかかってしまいました。
車を降りて事務所に来い、と。
日帰りの楽勝モードの観光気分が一転、深刻モードに。何が問題かというと「グリーンカード」がないというのです。「グリーンカード」って永住許可証のグリーンカードのこと?そんなもの持っているはずがない、と困惑していたのですが、空港のイミグレーションでパスポートと一緒に渡されたグリーンの紙のことと分かりました。ああ、それなら持っているとバックの中から取り出して渡すと係員もほっとしたようでした。
そして、係員はそのグリーンの紙を私のパスポートのスタンプのページを開いて、"Staple here" と言いながらホチキスで留めていました。確かにグリーンの紙の留める部分に Stable here と書いてありました。
入国のときの空港の係官がホチキスでパスポートに留めるのをサボったためにちょっとしたトラブルに遭ってしまったのでした。
このトラブルに遭って初めてホチキスは商標であり(あ、ホッチキスが正しいのですね!)、英語ではステープル(ステープラー)と呼ぶことを覚えました。
以上どーでもいいホチキス(正しくはホッチキス)物語でした。
カチッっと小気味よい音とともに紙を綴じるきらりと光る小さな鋼。
ホチキスの機能美の魅力に取り付かれたマニアは数多いことでしょう。
そのホチキスの歴史を変える「フラットクリンチ」(紙の裏側に折れ曲がった針が山にならずフラットになる)。ああ、この甘美なフレーズに心を動かされないマニアはいないに違いありません。そのフラットクリンチのMAX社 HD-10FL サクリフラットが聖蹟桜ヶ丘アートマンにて破格の400円にて販売されていました。もちろん即ゲットです。
家に帰って、早速パチリパチリ、悦に入って紙を綴じる音と針の芸術的な折れ曲がり方を堪能しています。素晴らしい。
ところでホチキスといえば忘れ得ぬエピソードが。
若かりし頃、ある国で入国管理事務所の部屋に連れていかれたことがあるのです。休日に同僚の運転するレンタカーに同乗して、ある国から隣の国に出国して日帰りで戻ったときのこと。車に乗りながら入管でパスポートを渡してチェックを受けていると、同僚は問題なかったのですが、私がチェックに引っかかってしまいました。
車を降りて事務所に来い、と。
日帰りの楽勝モードの観光気分が一転、深刻モードに。何が問題かというと「グリーンカード」がないというのです。「グリーンカード」って永住許可証のグリーンカードのこと?そんなもの持っているはずがない、と困惑していたのですが、空港のイミグレーションでパスポートと一緒に渡されたグリーンの紙のことと分かりました。ああ、それなら持っているとバックの中から取り出して渡すと係員もほっとしたようでした。
そして、係員はそのグリーンの紙を私のパスポートのスタンプのページを開いて、"Staple here" と言いながらホチキスで留めていました。確かにグリーンの紙の留める部分に Stable here と書いてありました。
入国のときの空港の係官がホチキスでパスポートに留めるのをサボったためにちょっとしたトラブルに遭ってしまったのでした。
このトラブルに遭って初めてホチキスは商標であり(あ、ホッチキスが正しいのですね!)、英語ではステープル(ステープラー)と呼ぶことを覚えました。
以上どーでもいいホチキス(正しくはホッチキス)物語でした。