カメブログ

聖蹟桜ヶ丘に住むおじさん(通称カメちゃん)のブログ

山椒のような電子点灯管

2006年01月08日 | 身辺雑記
昨年の暮れに Fast & First の BBS1 で DCT社のデジタル点灯管を知りました。

ランプ電極予熱を最適化した後、電極のエミッター飛散を最小限抑えるよう高圧パルスを印加するため、点滅による蛍光ランプの点滅寿命は従来の30倍になると主張しています。

蛍光灯は1回の点灯で1時間程度寿命が減ると言われています(「蛍光灯 一回の点灯」でググって下さい)。「電極に塗布された電子放出性物質の蒸発・飛散による消耗」(Wikipedia)が原因だそうです。そのため、頻繁に点灯消灯を繰り返すところには蛍光灯は向いていないと言われています。

しかし上記DCT社のデジタル点灯管は飛散時間を最短になるよう制御することにより蛍光管の点滅寿命を伸ばしたようです。ナショナルの電球型蛍光灯のなかには点灯寿命約2万回以上と謳っている製品もあります。同様な技術が使われているのかもしれません。

というわけで、DCT社のデジタル点灯管を探していますがアートマンや近隣の電気店では売っていませんでした(アートマンにDCT社の他の製品はありますので取引はあると思いますが)。こうなると通販しかなさそうです。

その代わりに、さくらやで東芝の電子点灯管を買い占めました(私が買って売り切れ)。蛍光管の点灯寿命の改善は明記されていないので期待できませんが、約1秒で点灯することを目的に買いました。1個約500円するのでアホらしくて買うのを避けていましたが、交換してみるとパッと点灯するのは精神的にとてもいいです。キッチンの手元の蛍光灯を頻繁にOn/Offしていますので、小粒でピリリ、山椒のように非常に役に立ちました。

ちなみに、さくらやの20W対応電子点灯管は品切れが続いていました(品出ししていないだけかもしれませんが)。。。

なお、エンジニア系の方にしかお勧めできませんが、Fast & First の BBS1は楽しめますのでご興味があれば検索してください。(今日の必ずトクする一言のヤマモト先生が出入りされています)。