7月18日、「つくる会」(育鵬社・自由社)の教科書と2005年まで杉並で使用されていた歴史(帝国書院)・公民(東京書籍)を使って読み比べ学習会を行いました。比べたのは①太平洋戦争②原発③平和主義です。戦争、平和主義についての「つくる会」の姿勢はもってのほかですが、原発についても格段にヒドイ!
自由社は見本本(検定合格)では、安全・放射能の被害についての記述なし。福島原発事故を受けて、文科省の訂正申請も通らぬまま、「2011年の東日本大震災にともなう事故は、エネルギー問題について改めて深刻な問題を突きつけました。」(市販本)とこっそり書き換えました。
育鵬社にいたっては、「二酸化炭素をほとんど出さず、原料となるウランを繰り返し利用できる利点があります」と礼賛し、「資源問題や軍事保障など総合的に考える必要がある」「国の将来を考え対立を合意に導く努力が求められる」「原発と共存を」と国策に反対するな、従えと強要しています。
2005年版東京書籍は「事故が発生したため、現在高速増殖炉の運転を停止しています。プルサーマル計画・・・地域住民から不安の声もあがり、延期されています。再処理の際に出る高レベル放射性物質の最終処分場も決まっていません」と記述。原子力発電所の核燃料を製造する工場施設での被爆事故を伝える新聞記事を掲載しています。
今年合格の他社教科書は原発推進の文部科学省の検定通過ですから、原発批判はまだまだ弱いのですが、「つくる会」は露骨に礼賛・推進です。インターネットで調べたら、その原因がわかりました。自由社の社長は東京電力から出資をうけ、自社の雑誌に原発推進記事を掲載していたのです。また、育鵬社の親会社のフジサンケイグループは今年4月の地球環境大賞に東京電力を選んでいます。原発ムラの人たちだったのですね。ますます許せません。
自由社は見本本(検定合格)では、安全・放射能の被害についての記述なし。福島原発事故を受けて、文科省の訂正申請も通らぬまま、「2011年の東日本大震災にともなう事故は、エネルギー問題について改めて深刻な問題を突きつけました。」(市販本)とこっそり書き換えました。
育鵬社にいたっては、「二酸化炭素をほとんど出さず、原料となるウランを繰り返し利用できる利点があります」と礼賛し、「資源問題や軍事保障など総合的に考える必要がある」「国の将来を考え対立を合意に導く努力が求められる」「原発と共存を」と国策に反対するな、従えと強要しています。
2005年版東京書籍は「事故が発生したため、現在高速増殖炉の運転を停止しています。プルサーマル計画・・・地域住民から不安の声もあがり、延期されています。再処理の際に出る高レベル放射性物質の最終処分場も決まっていません」と記述。原子力発電所の核燃料を製造する工場施設での被爆事故を伝える新聞記事を掲載しています。
今年合格の他社教科書は原発推進の文部科学省の検定通過ですから、原発批判はまだまだ弱いのですが、「つくる会」は露骨に礼賛・推進です。インターネットで調べたら、その原因がわかりました。自由社の社長は東京電力から出資をうけ、自社の雑誌に原発推進記事を掲載していたのです。また、育鵬社の親会社のフジサンケイグループは今年4月の地球環境大賞に東京電力を選んでいます。原発ムラの人たちだったのですね。ますます許せません。