遙かなる時の流れ

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2008年12月14日 02時26分37秒 | 職場の出来事
今日はちょっと職場であった出来事でも書いてみましょうかね。

サーバ機器というのは、だいたいがリース契約で購入しているお客様が多いです。私が入社した前後までは、買い取りで固定資産化しているのが一般でしたが、今ではそういったのはごくまれです。とは言っても、うちが相手にしているのが中小企業な訳で、大企業は違うのかもしれませんが・・。これは、決まった相手を相手にしている私には、知ることが出来ないことなので、どうしようもないですな。

そして、リースというのは、だいたい4年契約で行っています。お客様の多くは、これに1年延長をしているので、購入から5年は稼働していることになります。

さて、今から5年前となると、2003年になりますね。その頃主流だったサーバ OS は、Windows 2000 Server になります。これに、SQL Server 2000 か Oracle 8 を乗せて当時はシステムを構築していました。資料によると、Oracle 9 は 2001年の 10 月だったらしいので、本来なら Oracle 9 で構築していてもおかしくない時代だったわけですね。

実を言うと、この時代、Oracle から SQL Server に載り変えるお客様が多かったため、うちでは Oracle をターゲットにしたシステムを縮小していた時代でもあります。
(※ちなみに乗り換えの理由は価格です)
なので、うちで Oracle のバージョンアップを行わなかったのです。つまり、当時 Oracle を載せる理由は新システムではなく、サーバリープレースの案件だった訳なのです。まあ、システムの改修とかは多々ありましたけどね。

で、そのシステムを今でも使い続けているお客様が、またサーバリープレースという壁にぶち当たった訳です。もうおわかりの方も居るでしょうが、Oracle 8 は、Windows Server 2003 をサポートしていません。それを知らずにお客様の中には自分たちで新しいサーバを用意し、これに載せ換えてくれとか言ってくることがありました。まあ、サポートされていなくても、一応稼働するんですよ、2003 上で Oracle 8 が。ただ、うちとしては保証できないじゃないですか。それなのに安請け合いし、リプレース作業をしている我が先輩。

これ、どうするんだろ。。

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