猫むっちゃんと私

捨て猫むっちゃんが09年4月8日に産んだ7匹の子猫の里親探しで始めたブログですが、、

町会長のための野良猫講座

2011年10月13日 | 猫たち
ピノ


この前、野良猫に困っていると以前から言っていた友人に
「町会長のための野良猫講座」というネットからプリントアウトしたものを渡して読んでもらいました。

そしたら昨日のパッチワークのサークルの時に
「この前のパンフレットを、掃除の時に会長さんや副会長さんたちに見てもらったの」
と言われ、皆さん「いいことだ、出来ればやりたい」という意見だったそうです。
野良猫には迷惑しているけれど保健所に送って命をたつのは忍びなく、、
というふうで、悩ましい問題だったのです。

 そのことについて「寝覚めが悪い」という言葉が印象的でした。

 信仰のある人は「神様が見ておられる」と自然に考えて、人として恥ずかしい行いを節する面があると思いますが、
日本人は、欧米のように絶対的善である「神さま」という共通した概念があまりないので、
 人権擁護、動物愛護、自然保護、、というヒューマニズムが欧米で先んじているのは、そういう影響があるのでは、と思います。
 ただ日本人は、謙虚で自省的で温かな心を持つ民族だと、私は思っているので、
誰に見られるでもなく、自分としての良心から良き行いが出来る人たちなのだろうと信じているのです。
 まさに、寝覚めが悪い、というのは、そういう自省的な感情から来る言葉なのだろうと感じます。


 友人曰く、町内会の回覧板で、野良猫の不妊手術に町内会費を使います、
文句のある人は言って来て(ってまさかそう書いたんではないんだろうけど)って回したけど、
何も文句が出ないので、やる気になって、役所に問い合わせたら、
 町内会でするなら、来年なら補助金も出るということだそうです。
「もしするんだったら、私捕獲器あるし、行きますよ」って言ったら
「役所の人が、捕獲も手伝ってくれるそうだから」って言われました。
 うちの市は、元アナウンサーのH市長さんが、公園の野良猫サポーター制度など作ってくださっているので、
市民がやる時は、手伝ってくれるのだ、、とびっくり感激でした。

どうなるかはまだ分かりませんが、希望のある話です。

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2 コメント

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Unknown (nene)
2011-10-13 08:20:06
良いお話ですね。
ルコママさんの提案がキッカケになって、
知ってもらう、
検討してもらえる、
そういった小さな個人個人の活動が、大切なんだと実感します(*^^*)

こないだボラさんと話したんですが、大阪市はわりと動物愛護が進んでるらしいですよ。
中之島の方々が、頑張っておられるからですね。

そのままTNRが進みますように!
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Unknown (ルコママ)
2011-10-17 08:34:16
neneさん、こんにちは
いつか、町なかに野良猫がいないようになればいいですね。
 それは、猫が好きな人も嫌いな人も同じだと思います。
 しかし、上に立つ人の人柄や見識って大事なものですね。。
 
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