中年男のエレジー 郷愁

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京都から節分のお札と福豆が届けられて

2022年02月04日 22時30分33秒 | 日記

京都大原から届いた福豆

宝泉院住職のご挨拶

御札

 毎年の事とは言え、忘れられることなく届けていただけることに感謝しかありませんが、今年も京都から節分の御札と福豆が送られてきました。そして、何かお返しをと思いながらも返礼もせぬまま月日が経過し、昨年からはコロナ禍もあって京都までが遠く感じてしまいます。

 多くのお寺とのご縁がありますが、宝泉院は一番古くからお付き合いが続き、かつてはお盆と大晦日だけでなく、春や秋のイベントにも訪れていましたが、最近は京都を通り越えて四国遍路に走り、方向の違う高野山へ走って京都を訪れる機会が減りました。

 若い頃の私にとって京都は新婚旅行の目的地にした憧れの地でもありました。京都で多くの人と知り合い、その人を訪ねながら京都へ足を運びましたが、それらの多くの人たちが鬼籍に入り、今では個人的に尋ねられるお寺は宝泉院の住職だけとなりました。

 これまで添えられていた挨拶文は流し読みで深く考えなかったものの、年金受給者となり老化を切実にかんずるようになり、住職の挨拶分から自身の健康を考え、身と心から悠久の世界に存在する自覚も覚えるようになってきました。

 この節分会の手紙が一年でも永く届けていただけるように、ご住職の健康も祈らずにはおれません。

弘盛寺の御札と福豆

家族分の御札

福豆

本日の写真です。
 
 弘盛寺は私の住む町内にある真言宗のお寺ですが、毎月21日に開催されている「阿息観」に参加し、唯一本堂で瞑想にふけられる居場所となっており、我家の宗派である浄土宗よりも真言宗が身近に感ずるのはこのお寺のおかげでもあります。
 
 かつては家内の在所のある旧祖父江町の古刹へ節分の祈願に訪れていましたが、やはり毎月訪れるお寺は身近な存在となり、数年前から家内が家族全員(9人分)の祈願をお願いするようになり、今年は1月末に節分会が開催されました。
 
 このお寺の境内には、四国別格14番椿堂の奥様からいただいてきたツバキの幼木が植えられており、この木を眺めると今から1200年前の空海までつながっているような錯覚も体験でき、私の死後も成長している姿を想像すると生きる糧にもなってきました。
 
 コロナ禍で外出が難しい世情の中にあり、我家に届けられたお札と福豆がこんなに有難いと思えるようになったもの、やっぱり歳の影響ですね。
 
                                       2月4日の一言
コメント
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