「翁の“ガハハ”な山家の暮らし」=放念な日々のエピソード

山に囲まれた小さな盆地、その山家で季節と向き合い、愉快な仲間と戯れながら、我が道を行く翁の小さなドラマ(放念の翁)

◆いよいよ山笑うだ◆   3968

2018-04-03 18:47:27 | 日記

うも、茂さん、「山眠る」寂しい山の木々が芽吹き始め、山桜も咲いて柔らかに華やぐ「山笑う」の季節になったわ。春の山菜の時期にもなるが、熊騒動で山にも入れないな』、『いや翁さん、暖かくなってはきたが、まだ暖房器具の世話にはなるようで。・・山の手入れをしないから山道も消えて、山菜採りにも入れないな。子どもの頃は、山菜を塩漬けにして保存、祝儀や不祝儀に使って』

の祖父や祖母も天恵物を収穫して、味噌部屋に漬け物などと保存をしていたな。・・野菜の価格が落ち着いてきたと思ったら、輸入小麦の価格上昇でパンや麺類などが値上げ、懐が目減りをするわ。テレビの番組も年度替わりに改悪になるようで』、『どうも懐古趣味、この年になると子どもの頃が懐かしくなって、世の中がシンプルだったから、感動が大きかったと言うことだろうか』

度初め、夢と希望を抱いた新入社員が社会の荒波に飛び込むが、この頃の若者は、人を愛せず、胸襟を開けず、他人を信じられない者が少なくないらしいわ』『就業意欲や結婚意欲のない者が40歳になっても少なくないらしいな。家庭を営むと言うことに幸福感を感じないという人間離れが理解を出来ないわ、人間が古い?、かもね、ファハハハ。・・花祭り(降誕会)の案内状は来たね?』

日は良い塩梅に今年は日曜、お寺のミツバツツジも綺麗だから天気ならば人が出るだろうな。折角なので顔出しはするがね。世代間格差、今の50歳以下の時代の考え方は分からないわ』、『そう、今日は“姥桜会”の皆さんに、台湾料理をご馳走する約束をして、ええ、母ちゃんから聞いていない?。レストランという高級店ではないので、福沢諭吉さんお一人で間に合うわ、ハハハハ』

                     

あとがき==そう言う時代と割り切れないのが昭和一桁の人間、退職、上司が原因が5割だそうで、ガハハハ==放念の翁