新刊が出てました。
”高尾紳路の布石入門”
まず、布石の基本的な考え方を解説。
そして、石の方向感覚や
序盤攻防の筋と形などの
問題が125問!!!
変化図や失敗図も充実しております。
初級~初段ぐらいの方に
オススメの一冊です。
以上、宣伝でした
棋聖リーグ・清成哲也九段戦(黒番)
白1,3は、攻撃の常套手段。
ここは難しい局面で、しばし小考。。。。
黒1と変化球。
白2~黒9までは予想通り。
白10に対して・・・・
黒1が軽率。
打ってから白Aのノゾキが気になって
仕方がありませんでした。
結局、白2に黒3,5(白Aの防ぎ)
と守りましたが、
早い時点で石が1線、2線(黒3,5)
に行くのは不本意な進行。
黒1では・・・・
黒1,3と白Aを防ぐべきでした。
(白Aには、黒B、白C、黒Dで
中央の3子がアタリになる。)
この後、難しい碁でしたが
結果は、半目負け。
一週間で、2度の半目負けはツライですが
めげずに頑張りたいと思います!
昨日は、
JABBERLOOPの
七夕ライブへ行ってみました。
ライブハウスなる所は、人生初めて。
300人ほどの若人達にまみれて、
負けたストレスを発散してきました。
やっぱり、音楽とビールは生に限ります。
(前にも使いましたね・・・)
明日、NHK総合午後7時半~
クローズアップ現代で
師匠の藤沢秀行先生が取りあげられます。
ゲストとして、武宮正樹九段が生出演されます。
深夜0時10分~BS2で
再放送もありますので
是非ご覧下さい。
明日は、「秀行塾」の大先輩
清成哲也九段との対局(棋聖リーグ)。
いい碁が打てるように
精一杯頑張ります!!
第16期 阿含・桐山杯
全日本早碁オープン戦・本戦
張栩桐山杯との対局(黒番)
黒1が得意の軽率。
打った瞬間、悪手に気がつきました。
白2と応えられて、
黒Aと出ても、白Bで
中央の白石は軽く、血は出ません。
黒1に白2を期待して、
黒3以下を予定しましたが、
なんとも虫が良すぎますね。。。
黒1から決めて黒7か、
あるいは、黒1で単に黒7で
難しい碁でした。
実戦は、白2で打つ手が無くなり
黒3以下、下辺を荒らしましたが
白12と打たれ、黒1と白2の交換が大悪手に。
この後は、張栩桐山杯の
堅実な足取りを確かめるだけでした。
阿含・桐山杯は、2回戦で敗退。
なかなか上に行けませんね。
先日、逝去された
藤沢秀行名誉棋聖を偲ぶ会が
平成21年7月24日(金)
ホテルニューオータニ 芙蓉の間で
執り行われます。
詳しくは、こちら↓
藤沢秀行名誉棋聖を偲ぶ会
お時間がございましたら
是非、お越し下さい。
明日は、対局。
第16期 阿含・桐山杯
全日本早碁オープン戦・本戦
張栩桐山杯との対局です。
自分の納得の出来る碁が
打てるよう、全力で頑張ります!
第29期NECカップ1回戦
結城聡NHK杯(黒番)
僕は本因坊戦、結城九段は碁聖戦の
挑戦手合中。
ちなみに、タカオロッテ5位
ユウキオリックス6位^^;
棋譜は、
幽玄の間で。
二転三転と言うか、
七転八倒と言うべきか、
それなりに熱戦でした。
中盤のたけなわ。
黒1の時間ツナギを打って
(これが大悪手。結果的には
この手を打たなければ勝っていた)
黒3がまた悪手。
白16まで進んで、
黒Aと取りカケに行けるかどうか。
時間は30秒しかない。
最初の図、黒1あるいは3で
黒1と打てれば、分かりやすく勝ちでした。
白4まで強制して黒5,7なら
白の大石はそれまで。
さて、実戦の図。
黒1から取りに行く予定でしたが、
嫌な予感がして、断念。
局後の検討では、白28まで
黒がイケナイとの結論が出かかりましたが・・・
(もちろん、対局中は、読めてません^^;)
検討に参加して下さった小松英樹九段が
黒1,3を発見。
これなら取れていたようです。
実戦は、最初の図、黒Bと妥協して
やや足りない碁にしたかも。
その後もチャンスがありましたが
下手くそなヨセを披露して
ピッタリ半目負け。
まあ、仕方がありませんね。
明日は、第29期NECカップ1回戦
結城聡NHK杯との対局です。
午後2時30分~
幽玄の間で生中継されます。
早碁ですので、しっかり集中して
いい碁が打てるように頑張ります!
本因坊戦挑戦手合・第五局(黒番)
定石の途中です。
黒1では当然Aの予定でしたが
黒Aに白Bと打たれると超難解。
(もし、相手が研究してたら・・・)
と不安になり、黒1を選択。
ちなみに、羽根本因坊は
黒Aには、白Cの予定だったそうです。
この変化は、何度か考えた事があり
その度に、結論を忘れてしまいます^^;
打っているうちに、黒が良くない事を
思い出しました・・・アホですね。
実戦の白34までの進行は、
数年前に、韓国で打たれていたそうです。
その碁は、知りませんでしたが・・・
途中で幾つか選択肢があり、
白18では
白1も有力。
黒2、白3(白Aも有力らしい)
黒4(控室では、この手が最善との事)
まで隅が取れますが
味が悪く、部分的には白が良さそう。
ただ、この碁では、
黒右下のシマリの方向が良いので
難しいかもしれませんが・・・
実戦の進行でも、少し苦しいと感じていました。
この変化について武宮正樹先生から
わざわざお電話をいただきましたが
(武宮先生の携帯の番号を
知らなかったのでビックリしました)
やはり、黒が良くないだろうとの事。
1日目では、やや苦しそうな碁でしたが
無我夢中で打っているうちに
少し良くなっていたようです。
これで、2勝3敗。
依然としてカド番なので
次も後悔の無いよう、精一杯打ちます!