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北沢の住人の雑記

あーでもない、こーでもない、取り止めのない事を書きます。

エベレスト街道#5 年齢

2018-12-08 14:01:42 | 山旅

 エベレスト街道を歩いて感じたことは我々パーティーを含めて日本人の年齢層が高いことです。13名のうち30歳代から60歳後半の人は3名程度か大半が70歳以上です。それに比べ、欧米の方々は年齢層が暑い。20歳代から70歳だい前半まで、特に若い人が多く見かける。10日から3週間くらいの日数を休めるのは日本人なら、リタイヤ―した人か、或いは、会社を退職覚悟か、勤続何週年記念のお祝いで長い休暇を取れる等でしょう。このパーティーの2人はそんなことを言っていた。

 日本の会社ももっと若い時代に長期休暇を垂れるようにしないと、勿体ないと思う。長い人生を考えた時にある程度やれることは、やった方が良いに決まっている。

 エベレスト街道を70歳過ぎでは楽しむことが少ない。60歳半ばまでか。それは街道を行けないわけだはないが。


エベレスト街道#4 高山病

2018-12-06 10:06:55 | 山旅

  4000mを超すとエベレスト街道でも、ここエベレスト街道でも注意が必要です。6000m弱のキリマンジャロに登頂する前には、ボルネオのキナバルに登った。ペルーのマチュピチュ近くのチチカカ湖も4000を超してると思う。アメリカのヨセミテの山も5000近くは有ったはず。それでも1度も高山病に罹ったことは無い。4000mのチチカカ湖のホテルで試しにビールを飲んでも問題はなかった。エベレスト街道のロッジでも毎晩ビールを飲んだが高山病の影響は受けなった。

 トレッキング開始5日目に高山病に成りかけるアクシデントがあった。シャンボチェ・リの丘(4198m)に向かう途中にメンバーから少し遅れ慌てて、急ぎ足で追いつこうとしていると、息が止まるはど苦しくなった。高地の動きの鉄則はゆっくりした行動です。こんな動きをすれば心拍数がすぐ上がって良くない。

 今回、高山病対策で、辛い経験は昼寝をしない、そして、睡眠対策です。必要以上に眠ると、呼吸が浅くなり、酸素が少なくなる。また、眠り過ぎないよう注意もされた。トレッキング期間中は常日頃の睡眠時間を守る様に、例えば7時間は人は7時間、それ以上は眠らないよう注意を促された。6,7,8がルールで6時に起床、7時に食事、8時に出発が決まりで。10時まで起きていないといけない。疲れているので早く寝たいが我慢するしかない。日本の山小屋なら何時でも寝ることは自由だが、高地はそうはいかず。辛い思いをした。ネパールの山のロッジは寒い。ストーブの燃料はヤクの乾燥した糞、段ボールでなかなか薪を燃やしてくれない。個室には暖房がないので、ダイニングにメンバーが集まり、時間がくるのを待つ。

 高山病対策の一つに水を毎日2リットルは飲むようにと西遊のしおりに紹介されているが、国際山岳ガイドの籾山正之さんは、大らかでそんなに水を飲まなくても問題は有りません、との事。喉が渇く前に水分補給で大丈夫だそうです。それでも、メンバー全員に健康手帳が配られパルスオキシメーターで血中酸素飽和濃度と心拍数を、朝、夕のチェックした。それでも、トレッキング開始4日目で2名が脱落しました。そして半数以上のメンバーは埃と1日の寒暖差などで鼻水とクシャミそして微熱など体調を崩していた。今思えば、脱落の原因、体調不良の件をリーダーに聞いておくべきでした。

 

 


エベレス街道#2

2018-11-26 15:21:25 | 山旅

 今回のエベレスト街道の山旅でとてもお世話になった「ドッキョ」です。確か牛とヤクの交配種で、1代限りだそうです。我々パーチィー13名の荷を四頭で運んでくれた。一頭に平均四人分の荷を運ぶ。それと、山の中移動日7日分の食糧も運んでくれる。ネパールの山の2000~4000m超はこのドッキョが荷役の主役だ。プラス馬、ロバが加わる。真に有り難いドッキョだが、10頭ものドッキョが通過すると、この時期乾季で、砂埃が凄い。喉をやられる。

 高山病より厄介なのはこの埃からくる、肺痛かもしれない。ドッキョの糞は燃料にもなるので、粗末にはしないが、糞もかなりの量が埃に混じり都会人の喉を傷める、ことになると思う。

 登山開始2日目で、2名が脱落、後のメンバーは完登したが、喉からくる、風邪気味のメンバーは半周以上に上った。ネパールは喉対策が大一です。

 


ネパールから帰ってきました#1

2018-11-24 13:49:35 | 山旅

 21日に帰ってきました。

エベレスト街道とカトマンズの埃で喉をヤラレ未だ風邪ぎみです。吊り橋は谷底にあり、また向こう岸の登りになる。アップダウン、また吊り橋で疲労が重なる。

 本来ならエベレスト街道の先のエベレストBC(ベースキャンプ)まで行けば良いが半分の地点で引き返すBCまであと4日ほど掛る。体力的、精神的にこんなものでしょう。

 纏めて書けないので少しずつかきます。