『ノモンハン戦争』 田中克彦 岩波新書
1939年に日本・満州国軍とモンゴル・ソ連軍の間で起こった戦争。
この戦争のことを村上春樹が『ねじまき鳥クロニクル』の中で書いている。僕はそれがきっかけでこの戦争に興味を持った。
しかし、この戦争がいったいどういう戦争で、なぜ行われて、お互いにノモンハンの戦場一帯の土地にどんな利害関係があって、といった戦いの概要を全く知らなかった。
だから、まずはそれを知りたかった。
しかし、そういった目的の人はこの本を手にしない方が良い。この本はそういったことは知った上で読むべき本だと思う。
この本はノモンハン戦争を背景として、モンゴルが独立を勝ち取るまでの過程や、日本支配下(形は満州国だが)にいたモンゴル人と中国支配下のモンゴル人とソ連支配下(形はモンゴル人民共和国だが)のモンゴル人が民族統一のためにそれぞれいかなる思想、活動をしたかなどが詳しく説明されていて、そもそもノモンハン戦争の概要を分かっていないとあまり理解が進まなかった。
1939年に日本・満州国軍とモンゴル・ソ連軍の間で起こった戦争。
この戦争のことを村上春樹が『ねじまき鳥クロニクル』の中で書いている。僕はそれがきっかけでこの戦争に興味を持った。
しかし、この戦争がいったいどういう戦争で、なぜ行われて、お互いにノモンハンの戦場一帯の土地にどんな利害関係があって、といった戦いの概要を全く知らなかった。
だから、まずはそれを知りたかった。
しかし、そういった目的の人はこの本を手にしない方が良い。この本はそういったことは知った上で読むべき本だと思う。
この本はノモンハン戦争を背景として、モンゴルが独立を勝ち取るまでの過程や、日本支配下(形は満州国だが)にいたモンゴル人と中国支配下のモンゴル人とソ連支配下(形はモンゴル人民共和国だが)のモンゴル人が民族統一のためにそれぞれいかなる思想、活動をしたかなどが詳しく説明されていて、そもそもノモンハン戦争の概要を分かっていないとあまり理解が進まなかった。
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