『ノモンハン戦争』 田中克彦 岩波新書
１９３９年に日本・満州国軍とモンゴル・ソ連軍の間で起こった戦争。
この戦争のことを村上春樹が『ねじまき鳥クロニクル』の中で書いている。僕はそれがきっかけでこの戦争に興味を持った。
しかし、この戦争がいったいどういう戦争で、なぜ行われて、お互いにノモンハンの戦場一帯の土地にどんな利害関係があって、といった戦いの概要を全く知らなかった。
だから、まずはそれを知 . . . 本文を読む
カープの選手たちはこの３連戦のレフト外野からの応援で何かを感じてくれただろうか。
もう昨日は初回からカープファンみんな絶叫でしたよ。僕はメガホンが割れましたよ。
しかし打てない。近くで見ていたカープファンが栗原が凡退した後に「マツダのブレーキは良く効く」とブラックなギャグをつぶやいていました。うまい・・・。
しかし思ったのですが、ブラウン監督は本当に投手陣を良くしてくれたと。
こんだけ打てな . . . 本文を読む
昨日野球を見に行った先輩は僕の一つ上で、派手か地味かと言われれば地味な方(失礼)なんですが、大体いつ会っても彼がいます。
会社の人にかなり好かれるタイプのようです。
もちろん魅力的な人なんですけどね。
で、その先輩によると、僕には気が強いというか、我が強いというか、going my wayというか、そういう女性が近づいて来る何かがあるそうです。
それがね、振り返ってみるとあながち間違いじゃない . . . 本文を読む
前田健太が8回3安打におさえたのに…、2安打では勝てない…。
今日の新聞の記事によると、ブラウン監督のコメントは、
「選手みんなが『自分が引っ張らなくとは』と力んでしまっている。プレッシャーが掛かりすぎといる」
とのこと。
確かに優勝を知っているのは緒方、前田、琢朗だけ。今の一軍メンバーでは琢朗だけですからね。
ただ正直、カープが3位に入るかどうかなんてプレッシャーで打てなくなってしまうのは、 . . . 本文を読む
3-2で負けた…。
10安打も放ったのに、先発ルイスも相当良かったのに。
そもそもの始まりは2-0で勝っていた六回裏、ランナー二塁に坂本がいて、次の松本は送りバント。しかし、そのバント処理の間に本塁生還をゆるした。
これが無ければ同点で延長になっていたはず。しっかり守っていただきたい。
こういう脆い野球をやっているうちは絶対にクライマックスになんて行けない。強いチームは絶対にミスを見逃さない。 . . . 本文を読む
旅の二日目、せっかく北上まで足を延ばしたので、北上から秋田県の横手を結んでいる北上線に乗ってみることにします。
一日８往復と、比較的本数もある方です。
まず横手まで乗ってみて、一番秘境駅っぽい駅に下車してみました。
平石駅。
乗ってきた気動車がうなりをあげて去ってしまうと、駅には自分ひとりがぽつんと取り残されます。
田舎の駅を訪ねるときにはこの感覚がたまりません。
駅舎はなし、 . . . 本文を読む
イギリス海岸を堪能した後は花巻駅へ戻り、林風舎へ。
林風舎は宮澤賢治の弟、清六のお孫さんがやっている店で、１階は賢治グッズの販売、２階は喫茶店（飽くまでカフェではなく喫茶）となっています。
絵葉書やら栞やらを買っている観光客が多いなか、僕は迷わず賢治が使っていた手帳の複製と、『農民芸術概論綱要』を買いました。
さて、その日の宿は、花巻に取れなかったので北上に移動します。
北上、初めて行 . . . 本文を読む
２１，２２日と岩手に行ってきました。
もう何回目だろうか、岩手。
２１日早朝に花巻に到着。横浜からの花巻、盛岡行きのバスは満席でした。
岩手県交通の乗務員さんの岩手訛りのアナウンスに癒されます。
朝六時に到着し、七時まで駅待合室で休憩＆高速バスで旅の際にはお決まりの朝食駅そば。一息ついて今回の旅の最大の目的、イギリス海岸へ。
到着時はすでに普段よりも水位が１０センチは低くなっていたと思います . . . 本文を読む
これは、僕は全く見てもいないし、ネットで読んだだけなのですが、本日あるプロ野球ニュースで、横浜の選手にクライマックスシリーズに出るのはどこの球団か聞いたようです。
横浜の選手に聞くとは何て厳しい企画を考えるんだ、って感じですが…。
で、その結果、
三浦→阪神
内川→阪神
吉村→広島
だったようです。
やっぱりヤクルトは同業者からもないと思われてるのね…。
吉村、「広島ファンの応援は独 . . . 本文を読む
９月２１日、イギリス海岸が復活する。
イギリス海岸とは岩手県花巻市の北上川に広がる、川の浸食により川底に無数の溝や穴ができた地帯。
宮沢賢治がイギリスの白亜の海岸に似ていることから名づけた。賢治が花巻農学校の教師だった時には、生徒を連れてよく散歩に来たらしい。
しかし、その後北上川上流にはダムができて、イギリス海岸が人目にふれることはなくなった。
ところが、である。賢治の命日の２１日、国土交 . . . 本文を読む
この前の９月１０日、神宮球場、９回１アウトからの逆転勝利をおさめた試合、こんなのを見つけました。
末永が逆転３ランホームランを打ったあと、レフト外野のカープファンがうつるのですが、５分半くらいに出てくるおじいちゃん、泣いてる・・・。
きっと何十年もカープのファンなんだろうなぁ。
09年09月10日広島東洋カープ 9回攻撃
. . . 本文を読む
クライマックスシリーズ進出をかけた３位ヤクルトとの三連戦、三連勝！！
今日は９回表１アウトからの逆転勝利！乗ってます！
４，５ゲーム差で始まったのですが一気に１，５ゲーム差、ついでに４位阪神に追いつきました。
この三連戦神宮に行かれた方が非常に羨ましいです、羨ましすぎます。
昨日、今日とmixiのヤクルトのコミュニティを覗くという悪趣味な楽しみ方をしていたのですが、神宮なのに真っ赤、カープファ . . . 本文を読む
本当は前の本の記事に書こうと思ったのですが、長くなりそうだったので新たに書きます。
「上を目指さないものはバカだ」
夏目漱石の「こころ」に先生がＫに対してこんなような台詞を言う場面があったと記憶しています。
確かにそれはあるでしょう。人間の本能といっても良いかもしれません。
それは我々が生徒に教育するときも同じで、なるべく高い目標を持って受験勉強をしてほしいと思います。しかしそれは一番高いレベ . . . 本文を読む
『日本を教育した人々』 齋藤孝 ちくま新書
日本を教育したといえる人物吉田松陰、福沢諭吉、夏目漱石、司馬遼太郎の四人の章からなる。
吉田松陰は黒船が来航した際、黒船に乗り込んでアメリカに連れて行ってほしいと直談判したという過激な人物。その後松下村塾という塾で高杉晋作や久坂玄瑞など、倒幕に大きな原動力となった人物を排出する。
松陰は語りだすと自分が興奮してしまって「ほら、これすごいと思うでしょ！ . . . 本文を読む
『ネクロポリス 下』 恩田陸 朝日文庫
ヒガンと呼ばれる期間に死者が実体あるかたちで戻ってくる島Ｖ．ファー。
下巻では島内で殺人事件が起きる。島内の全員が精霊により必ず嘘は見破られる古来からの儀式「ガッチ」を行うが犯人は見つからない。
なぜ犯人は見つからないのか・・・。
僕は恩田陸の作品は完全にエンターテイメントとして読んでいて、だから村上春樹とも違うし司馬遼太郎とも違うし太宰治とも違う . . . 本文を読む