僕の住んでいるアパートは1階と2階にそれぞれ3部屋ありまして、僕は1階の真ん中の部屋に住んでいます。102号室です。お隣の101号室が長らく空き部屋だったのですが、先ほど新しい入居人の方がご挨拶に来ました。
新婚か同棲か分かりませんが、若いカップルの方でした。
しかし、リビング6,75畳、キッチン4,25畳の1Kは二人で住むにはあまりに狭いと思うのですが。ちなみ . . . 本文を読む
給料の一割強は本代に消えているわたくしですが、最近、それに加え雑誌代が結構かかっていることに気が付きました。
買っている雑誌は週刊がアエラとニューズウィーク、月間でクーリエジャポンと興味がある内容の時にはブルータスも買います。
新聞を取っていないし、テレビもほとんど見ないので、これではまずいと思い、アエラとニューズウィークとクーリエジャポンを読むようになったので . . . 本文を読む
あり得ない事例が二件ありまして、非常に憤りを感じるので書きます。
少し前、三年生は滑り止めにする私立高校を決定しました。神奈川県の滑り止めになる私立の高校は、合否が学校の内申で決まります。試験は名前を書いて寝てさえいなければ、内申点が基準の数値を超えていれば合格します。滑り止めの学校以外に私立を受ける場合は、今度はうって変わって内申関係なし、入試の得点一本勝負となります。
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『子どもたちは夜と遊ぶ(下)』 辻村深月 講談社文庫
さて、下巻です。犯罪が絡んでくる物語ってその終わり方が難しいと思うのです。
犯人が自殺する、エピローグで一気に時間をとばして服役後を書く、などいくつかパターンはあると思うのですが。しかしこれが、今までになかった終わり方。しかも、犯人は二人で、一人はずっと分かっていてもう一人が誰なのか謎という展開なのですが、も . . . 本文を読む
『子どもたちは夜と遊ぶ(上) 辻村深月 講談社文庫』
個人的に大注目の辻村深月の二作目です。
今回は幼少期の虐待の過去から世間への復讐と殺人を重ねてしまう大学生の話なのですが、いやはや、やはりこの作家さんはすごいですよ。過去との絡み具合、読者への情報の与え方、否が応でも夢中になってしまう。
しかし、冷静に考えるとかなり重たいテーマを扱っており、 . . . 本文を読む
2009年、羽住英一郎監督作品。
ツタヤディスカスで特に予約したいものがなかったのでなんとなくレンタルした作品。が、しかし、存外しっかりした映画で(失礼)びっくりした。タイトルだけ見ればAVかよ!?って感じですからね。
綾瀬はるかも良かったし、クールなイメージの中村トオルがおっぱいとか言っちゃってるのを見るだけでも価値があるってもんです。
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『闇の奥』 ジョゼフ・コンラッド 光文社古典新訳文庫
船乗りのマーロウがかつての船旅を回想し語るかたちの物語。かつてマーロウはフランスの貿易会社に雇われ、象牙貿易で莫大な利益を上げていたコンゴ自由国へと旅に出たことがあった。上質な象牙を大量に送ってくるクルツなる人物を救出するためだ。マーロウがコンゴ川を遡り、クルツなる人物に対面すると、クルツは象牙を原住民の黒人から略奪していた事 . . . 本文を読む
先週の土曜日にインフルエンザの予防接種を受けてきました。今年から会社で受けなければならないことになりましてね。
本当は会社の集団接種が数週間前にあったのですが、みなさん知っての通り、僕が世界で一番怖いものは注射ですからね。自分で極細針で摂取してくれる病院を探して実費で打ってきたのです。
行ったのは大船の信愛クリニックという病院。
いやいや左 . . . 本文を読む
『変身』 フランツ・カフカ 白水Uブックス
カフカの作品は新潮文庫で『変身』と『城』は読んだことがあったのですが、今回白水社のカフカコレクションを全巻集めたので再読してみました。
主人公グレーゴルはある朝目覚めると一匹の巨大な虫になっていた。今まで家族(父、母、妹)のために真面目にセールスマンをしてきたグレーゴルですが、虫となるや家族から疎まれ、最後は自分から餌 . . . 本文を読む
中三の女の子が本を読み始めました。
国語の入試対策をやっていくにつれて、自分には読解のセンスがないと切々と感じたらしく、読み始めたようです。今さらかよ、って話ですが、まぁ、一日30分程度なら受験勉強の害になるものでもなし、別に良いか、と。
その子は今、伊坂幸太郎の小説を読んでいました。かなり面白いらしいです。バターデニッシュにも伊坂幸太郎は薦められたし、これはそろそろ読んでみる . . . 本文を読む