イーハトーブ国王の巡回

国王自ら王国内の野草や動物などの健全性を調べた記録である。度々記録に出てくるテニスは王国の国技であることを申し添える。

茜色や緋色の原料となるアカネ

2014-01-22 07:38:10 | 日記
    つる性の植物は多い。あっという間に繁茂して荒れ地や休耕地を覆ってしまうので嫌われ者でもある。アカネもつる性でやはりどこにでも生えてくる。珍しくも何ともない草だ。しかし、葉っぱは細長くしたようなハート型で、株が小さいうちはかわいらしくも見える。4枚の葉っぱが輪生するがそのうちの2つは托葉。葉っぱも比較的小さくてクズやアレチウリのような傍若無人にはびこることも少ないような気がする。根は乾燥すると赤黄色から橙色であることから赤根(アカネ)という名がついたという。古くから染色用として用いられ、茜色も緋色もアカネが原料となってつくられる色なそうだ。

自宅の庭で生えかけた株を見つけた。(花巻市桜台、2013年6月17日)


近所のスーパーマーケット脇の土手にはたくさん生えていた。(同上)


近所の畦道脇で見つけた。花がたくさん咲いている。実も所々に見える。(花巻市桜台、2013年9月6日)


花をズームアップ。(同上)


10月になると実だけになり、黒く熟してくる。(同上、2013年10月9日)




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