イーハトーブ国王の巡回

国王自ら王国内の野草や動物などの健全性を調べた記録である。度々記録に出てくるテニスは王国の国技であることを申し添える。

毛虫らしい毛虫!超たれ目のケムンパス マイマイガ

2018-01-21 21:07:01 | 趣味・特技
ドクガ科 Lymantriidaeマイマイガ属 Lymantriaマイマイガ L. dispar
学名Lymantria dispar
和名マイマイガ(舞舞蛾)

 現在では世界中どこにでもいるようだ。ほぼ10年周期で大発生を繰り返す性質があり、果樹や森林被害などで問題となる。岩手でも平成21年と26年に発生して問題となったようだが、21年の時は朕の記憶にも微かに残っている。その時は果樹などが被害を受けたというよりも、蛾が大量に発生してあちこち飛び回ったり、家や柱などに着いて見苦しいというような問題だったように記憶している。
 幼虫は4月末から5月始めにかけて孵化して、7から8月にかけて羽化する。針葉樹、広葉樹、草本と何でも食べるようだ。
 成虫はオスが茶褐色でメスは白色であり、オスは20から50mm、メスは50から100mmと大きさも異なるという。
 さて、朕の見つけたマイマイガの幼虫だが、花巻広域公園のテニスコート、近所の星ヶ丘、宮城県の我が王子の畑などあちこちでお目にかかった。確かに珍しくは無い。
 この幼虫の外観は正に毛虫らしい毛虫。赤塚不二夫の漫画に出てくるケムンパスにそっくりだ。ただし、ケムンパスの目に比較して超たれ目なところがちょっと違う。残念なところだ(正確には目玉ではないようだ)。この目玉がケムンパスと同じだったら、笑えるし、世界はもっと楽しくなるのになぁ。

広域公園で見つけたマイマイガの幼虫。ケムンパスにそっくりだ。(花巻市金矢花巻広域公園、2014年6月7日)



同上。お顔をアップ。見て下さいこの面白い顔。笑えるなぁ。(同上)



テニスコートの上も這いまわっていました。(同上)



またまた、お顔をアップ。(同上)