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アジサイのあれそれ

2019年06月10日 | 日記

 

皆様アジサイという花をご存知でしょうか。

きっと誰もが一度は見たり聞いたりしたことがあるでしょう。

今回はそのアジサイについて少し掘り下げてお話したいと思います。

                                     

さて、皆様はアジサイと聞くとまずどのようなイメージが思い浮かぶでしょうか。

アジサイは梅雨などの雨に打たれても元気なことから名がつけられたと言われているだけあり、梅雨の花=アジサイというほどイメージが定着しています。

意外かもしれませんが、世界の花木として一番生産量が多いのはアジサイなのです。

ガーデニングやプレゼントとして欠かせない世界的にも人気の高い花木になっています。

 

アジサイの系統

アジサイには四つの系統があり、それぞれに適した場所で生息しています。

アジサイ原種の一つであるガクアジサイは日本の本州以南の海岸沿いに自生しており、ヤマアジサイは湿り気のある林や沢沿いに生息し、周辺の自然によく馴染んでいます。

残り二つは園芸品種外国種のアジサイ。文字の通り、園芸用に品種改良されたものと洋風の庭作りに広く利用されているアジサイです。

この四つの中でも手まり型とガク型の二つに分けられます。

↓手まり型

↓ガク型

自分も ~型なんて名前知る前までは手まり型のことをボンボン、ガク型のことをブロッコリー等適当な名前で呼んでいました。

名前がいかに大切かわかる瞬間でもありますね。

 

花色変化

アジサイの花の発色には花に含まれるアントシアニンという色素土壌に含まれるアルミニウムが深く関係し、土壌が酸性なら青色に、アルカリ性なら紅色に変化します。

日本の土壌の多くは酸性なので大抵は青い花が咲きます。

しかし、土壌改良をし土壌の酸度を変えることによって品種や生えている周りの状況によって効果にばらつきはありますが花色を変えることは可能ではあります。

 


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