気付けば10月も終わり、鶴舞公園内を公会堂の
上から見させていただきますと、ただ今はこんな
感じとなっております
奥の方にある白い枠に囲まれた建物は旧勤労会館。
まだまだ取り壊し作業の真っ最中です
こちらは奏楽堂の周り。少しずつ紅葉し始めた木々を
ご覧いただけますね。一見、秋の静けさに包まれた
園内に見えるかと思いますが、この園内をミクロな目で
見てみますと、結構慌しい動きがあるんですよ
例えばこちらはシナマンサク。1月の終わりには
開花が始まりますので、紅葉も早いのでしょうか?
この葉っぱ、この後、あまり落葉はしません。
枯葉が付いたまま開花します。これは、花芽を
寒さから守るためだとのこと。葉っぱ君達、最後まで
がんばりますね~
こちらは、ムクゲ。つい先日まで開花していた
かと思えば、もう落葉しはじめました。一部まだ
ツボミも残ってたので、これが咲くのかどうか、
気になるので、また今度チェックしてしてみようと
思います
昆虫達も花の蜜をたくさん吸って冬支度に大忙し
のようです
↑↑こちらツマグロヒョウモンは、近年の温暖化の影響か、
生息圏を北へ北へとのばしているとか・・・。他のチョウ
が少ない真夏は、このツマグロヒョウモンチがお花を
独占状態で、のんびり活動していましたが、、、
ただ今はおなじみこちらのモンキチョウやモンシロチョウ、
アゲハチョウにセセリチョウの仲間もたくさん飛んでいて、
ちょっと大慌てで花を移動してましたよ
大急ぎと言えばこちらのホウジャクは、めちゃくちゃ
早いスピードで、花の蜜を次々に吸って移動します
一つの花にかける時間はコンマ一秒かってほど。。。
ポンコツ腕の私のカメラワークにはとてもとても
はまらず無理無理・・・っと思っていたら、偶然にも
なんとか一枚撮れていました。管がわかりますか?
こんなに早く移動しながらも、ピンポイントで蜜線
に届いているところがスゴイですよね
その点、こちらのクマバチ君は、実にゆっくりで
見ていて安心いたします。花にとまってからカメラを
構えても十分なくらいですが、その体の重さゆえ、
グイ~ンと花ごと下垂れていき、フレームアウト
したりします。それでも必死に花にしがみついて
いる様子がなんともチャーミングな昆虫です
そしてこちらは小さなお子様達の遠足のお帰りの
ご様子です
鶴舞公園でいろんな秋を探しにやってきたようですよ。
いろんな昆虫さん達も見つけることできたかな?
鶴舞公園の小さな小さな世界では、このように
結構慌しい小さな小さな動きがあるんです。
より一層寒くなる11月に向かって・・・