印度嫁入り日記

徒然なるままに日々をレポートします

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2022-03-25 | デリーでの日々2022
他の州の裁判で
イスラム教徒の女学生が
ヒジャブを着用しての登校を禁止する判決が出たというのが
前々から気になってるニュースです。

ヒジャブとは
イスラム教の女性が髪の毛を隠すものです。


地域や個人によって
隠す範囲は異なるようです。
隠さない主義の人もいれば
暑い夏でも
服の上から
頭から爪先まで隠して目だけ開いてる
黒いケープを着る人もいるし様々です。

裁判の判決では
「宗教上絶対必要なものではない」として
学校でのヒジャブの着用禁止を後押しする結果になりました。

一方で
シーク教徒のターバンは軍や警察でも
制服の一部として認められているし
ヘルメット着用免除にもなっています。
シーク教徒の男の子は
ターバンではないけど
髪の毛をアップにして留めておく
ターバンの簡易的なものは
学校で問題になることすらありません。

ヒンズー教徒の一部のカーストの男子は
つむじのあたりの髪の毛の
ひと束だけを切らずに伸ばして
ちょろっと結ぶ習慣も
もはや問題と思う人もいないでしょう。
(日本だったら校則違反になりそう)

それにインドの女子の制服は
中高生と年齢が上がると
インド服のデザインになる傾向があります。


ショールみたいなのは
保守的な価値観においては
必須アイテムで
胸元を隠すものでもあるので
ショールなしというのは
ノーブラと似たような感覚なのではないかと思います。


このように
インド特有の宗教や慣習にちなんだ
制服事情がある中で

ヒジャブだけダメって言うのは
違う気がすると
無知な外人のおばさんは
思っちゃうんだけどね。

宗教的に絶対必要ではないって
裁判所や政府や学校が決めるものではないと思うし

だったらショールだって要らんやん
邪魔なだけやし
って思ってしまうねんけどな。

一方、イスラム教徒の過激派は
女子の教育に反対なので
イスラム教徒丸出しのヒジャブで
通学するのは
見る人が見ると
良いことではないのかもしれない。

この件は今後も上告したりするだろうし
女学生がみんな安心して
勉強できる結果になって欲しいと思います。

女子学生が短いスカートを履いて
足丸出しで歩き回れるなんて
日本は平和で自由でいい国だなぁと思います。

インド人もびっくりやと思うで👳‍♂️








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