テレビで著名人・芸能人等のルーツをたどる番組「ファミリーヒストリー」
という番組を時々見ることがあります。
「渡辺 謙」の奥方がこの番組で出生のcoming-outされた放送も見ました。
昨日は再放送で「宇崎竜堂」が出演でしたが、父親が外国航路の船員と言うことで興味もあり
夫と一緒に見ていました。
大阪商船の(現商船三井)の外国航路にエンジニアとして乗船・・というところが
夫と同じだったので、その当時を懐かしく想いだしました。
横浜に面会に行った時、沖の方に停泊中の船まで、通船に乗って行くけれど船が見当たらない、
通船がそのまま港まで引き返してしまったのです。
「こんな日も暮れた夜に宿も取ってないし途方に暮れてぼ~っと立っている所へ
別の通船に乗って沖から夫が港へ着いたとき、嬉しくて涙しました。
また、別の日に岡山・宇野港に入港した知らせを受けて逢いに行ったところ
一足違いで神戸に帰ったと言うのです。(またまたすれ違い~!!)
当時は携帯電話などありませんし、我が家(アパート)にも電話はありませんでした。
主の居ない船で待つわけにも行かず、神戸に引き返すつもりが、岡山までは電車があったが
神戸・大阪方面は、深夜の特急寝台しかないのです。
仕方がないので岡山駅からタクシーで三宮まで帰りました。
その時の料金は1万円と端数は忘れましたが・・・ 若かったんだなぁ~と。