Ryo’s cafe

いらっしゃい 何にする? とりあえず こんなのどうさ?
なぁに つまんない男のひとり言だよ

お別れ会

2005-09-30 00:05:50 | だいありー

今日は訓練校のクラスの人たちと「お別れ会」。

15人ぐらい集まりました。

別れを惜しむがごとく飲みます。

しかしまさか。。。。

この楽し、名残惜しいお別れ会が。。。

あんな「ドロ試合」になると誰が予想できたでしょう。。。



今思えば兆候はありました。

それは一次会の時。

15人、仲間内で和気あいあいと飲んでる最中。


 

りょうとは離れた所で飲んでいたはずのSさん(40歳、二児のパパ)が
りょうの横に来ました。

Sさんはりょうと同じ班で、班の「まとめ役」といった感じ。
すごく気が利く柔らかい人。
礼儀正しく、まとめるのがうまくて、りょうも尊敬しています。
我がクラスの中でも大変信頼されている人です。

そのSさんがりょうの横に来て、一言。


「助けてやぁ~(涙)」

「ど、どしたんすか??(汗)」

「Hさん、絶好調・・・(涙)」

「あ、やっぱり(涙)」


りょう・Sさんと同じ班で、Hさん(45歳、男性)て方がいまして。

普段からちょっと「絡みづらい」人でして。


要は、「空気の読めない人」。

「グループ学習」とかになると人の意見の批判ばかり。

さらに飲みの席になると、絡む、絡む(涙)

飲みの席では批判はしないんですが(たまにするけど)
場の空気も読まず、言いたい放題。

自然と避けられる人なのです。


それが今回は

「絶好調」(Sさん談)


か、関わりたくねぇ~・・・(涙)



Sさんはすっごく人のいい方で、一人でHさんを相手してるのです。



ゴメンなさい、Sさん。。。。

でも俺も、もう一人の「空気の読めない」S.Hさんを相手してるんです(涙)


説明しますと、S.Hさんは「マシンガントーク」を武器にする「空気の読めない人」


つまり人の話しを聞かず、
聞き取るのがやっとの早口でしゃべるだけしゃべって
自己完結する人なんです。


しかもそれを「自覚している」からタチが悪い(涙)

自覚してるなら直す努力をしようよ(涙)



そしてすごいですよ。



このS.Hさんも同じ班なんです(涙)



グループ学習の時なんか、
よくSさん、りょう、Nさん(同じ班の人)で嘆いていました。

「まとまらねぇ。。。(涙)」と。



よく半年もったな、この班で。。。と思います。


 

そして一次会が終わり、二次会のボーリングへ。


ここからがりょうの「悪夢」の始まりです。


「絡み酒」Hさんのターゲットになっちゃいました(涙)



事あるごとにりょうの所に来て、絡む、絡む。

しかも同じ内容を、ずーーーーーーっと(涙)


いや、「批判・批難」とかじゃないからまだいいんですが、

ボーリングの間中、「ターゲットオン」です。



さりげなく他の人に話しを振ろうもんなら

「ええから、聞けやぁ~~~えwstrdytfvygbくh」


もう、助けて。。。(涙)


話しをそらそうとしても、
りょうの服の衿をつかんで引っ張り、無理やりありがた~いお話しを。



いやぁ、いつにも増して「絶好調」(涙)



Hさん「暴走モード」ですよ。


 

二次会もやっと終わり、やっと「悪夢」から開放されるかと思いきや。。。

 

三次会、突入。


いやぁぁあああ(涙)

もう、帰らせて(涙)

 

三次会はカラオケ。

Hさん、絶好調です。

絶好調で、歌ってます。



何の歌か、歌手すら知りません。

やはり年代が違うからでしょう。

けっこーカラオケ好きのようです。

マイク持って離しません。

でもまさか。。。


爆風スランプの「ランナー」歌うとは思いませんでした。



まぁギリ「若者」の頃の歌だったんでしょう。



さて、カラオケ歌ってると、のどが渇いてきます

すると飲み物が欲しくなるわけで。

飲み放題にするか、否か」という話しになりまして。

りょうがフロントまで行って、確認しました。

すると「飲み放題のメニュー表」をもらいました。

飲み放題にもコースがあって、酒の種類もコースによって限られる。

それに応じて、値段も変わってくる。



まぁ皆さん一次会でだいぶ飲んでたんで、
「各自オーダーでいいだろう」という話しに。

「じゃあ、その旨カウンターまで伝えてきます」

と、席を立とうとすると、

服をつかまれます(涙)


「飲み放題にすりゃぁええじゃないか」

「いや、僕に言われても・・・」

「ホレ」(5千円)

「いや、だから今皆の総意で決まったじゃないですか。
 皆さんを説得してくださいよ」

なかば振り払うように部屋を出ました(涙)

Hさんはまだまだ飲みたいようです。

でもその場にいた全員「もう飲ませたらダメだ」みたいなムードです。

まぁ楽しく飲めるんならいいんですけどねぇ。。。(涙)


カウンターにメニュー表を返し、部屋に戻ろうかとすると(ホントは戻りたくない)

2階でHさん、発見。

2階にはドリンクのカウンターがありまして。


そうです。

Hさん、ドリンクカウンターで直に酒をオーダー。



やめてぇ~(涙)

それ以上、飲ませると「スーパーサ○ヤ人」になっちゃうよ!!(涙)

誰も止められなくなるよぉ~(もう既に誰も止められない)



部屋に戻ろうとすると、Sさん発見。

Hさんの悪行三昧に、話しに花が咲きます(咲くのかよ)


どうやらSさん、明日仕事らしいのです。

りょうも限界寸前。彼女のアパートに入れてもらえる門限寸前です。

そこで



「・・・・抜けちゃいましょうか?」


「抜け忍作戦」です。



まだカバンは部屋の中。

Hさんも部屋に戻っちゃいました。

二人いっぺんに抜けると目立ちます。

Sさんとアイコンタクトでチャンスをうかがいます。

部屋内はほどよく盛り上がってます。

そして次の曲が流れ始めました。



倖田來未「キューティハニー」


この曲をなんと、我がクラスでも物静かな印象のYさん(一児のパパ、35歳)が歌います。



りょうとは面識があまりなかっただけで、もともとノリのいい人だったのでしょう。

「ハニ~~~フラッシュ!!!」(振り付き)

部屋内のテンションは最高潮!

Yさん、振り付きで踊ります、歌います!

そこで「オーラ」を消したSさんが、さりげなさ度100%で部屋を脱出!!


「抜け忍」成功です!!!


あまりの仕事の良さに、りょうは絶句。

Yさんの歌よりも、Sさんの「抜け具合」に拍手を送りたい。

すごいよ、Sさん。

ホントに「忍(しのび)」になれるよ。


 

そして1分とたたず、りょうの携帯が鳴ります。

「着信 Sさん」



キターーッ!! 

Sさんならやってくれると思ってました!!

「電話を口実に抜け出せ作戦」 カラオケ飲み会Version



いまだハイテンションな室内。

バッグを手に取ります。

おねがい~♪おねがい~♪ 振り向かないで~♪ Hさん(涙)


脱出、成功!!



Sさんと顔を合わせ、『やったな、俺たち。。』と達成感に近いアイコンタクト。

足早にカラオケ屋を出ます。



するとそこで、我がクラスの「宴会部長」Mくんと遭遇。

二次会のボーリングが終わって早めに帰る、という方を送ってたのです。



「どうしたんすか??」

「帰る・・・」


ゴメンよ、Mくん。


もう限界だよ(涙)


カラオケ代をMくんに払って、カラオケ屋を後にします。

いやぁ、最後の最後で「忘れられない飲み会」になりました。

もう、「最初で最後」にして欲しいです(涙)

やるならHさん抜きでやろうね。

 



後日談。

Mくんの話しによると、カラオケが終わるにつれて続々と「抜け忍」登場

Hさんのテンションは「頂点」を超え、カラオケ室内のソファで泥酔状態。

豪快に寝てたそうです。


カラオケが終わり、放っておく訳にもいかないので
「キューティハニー」YさんMくんで送ることに。

Hさんの家は市内から遠いので、市内のホテルを取っていたようです。



「ホテルどこですか?」

「う~ん・・・○○○」

Yさん、Mくんで肩を貸して、強制連行(訂正:送り出し)。

ホテルに着きます。

フロントに掛け合ってみると。

「う~ん、予約は入ってないですねぇ


Mくん『マジかよっ!?』


「市内でホテル取るとしたら、この中のどれかですね」

市内のホテルの一覧表を渡されます。

Mくん、一件一件に電話をかけます。

「すいません、Hという名前で今日予約取ってませんか?」

その間、Hさん泥酔で熟睡

しかし該当するホテルは一つもなく、
仕方ないので宿泊に空きのあるホテルまで行ってみる事に。


そしてホテルを出る瞬間。

「悪夢」が始まります。

「おぐaqw/lrofjあw:ぐぼぉ」


Hさん、リバース(涙)

Mくんによると「歩きゲ○」だったそうです。


M「大丈夫すか??」

Mくんが顔をうかがった瞬間。


「おぐaqw/lrofjあw:ぐぼぉ」


再びリバース(涙)


Mくん、服がゲ○まみれに。


M「ああぁーーーー!!!」

Mくんが服を拭いている間、Hさんは花壇で横になって寝てたそうです


Mくんは殺意を抑えながら、Yさんと一緒にHさんを連行。

ホテルに付いて、チェックイン。

部屋に置いて帰ったそうです。

Mくんが帰宅したのは深夜4時半。(早朝?)


いやぁ、Hさん、「伝説の男」になりました。

途中で抜けてごめんよ、Mくん。



でも後日談、おもしろかったです(涙)


 

カラオケの翌々日、HさんからMくんに「ごめん電話」があったそうで。


「ごめんなぁ~。覚えてないんよぉ~」と。

あれだけの事があったのに覚えてないとは(笑)

以下、Mくんからりょうへのメールより抜粋。

「いや、まじハンパじゃねぇ~よ(怒)と思いながら『大丈夫すよ♪』と言った自分に今、乾杯してます」


アンタ「漢(おとこ)」だ。