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RUSTIC CREATION

ランドスケープの仕事の毎日の中で見た素敵なもの、面白かったこと、などを写真と共にご紹介。

大学の庭完成!

2007年11月01日 | まち・建築・にわ
インターネットの調子が悪いのを言い訳に、更新をさぼってしまい
ました・・・

その間に、法政大学市ヶ谷キャンパスの庭が完成しました。

都心、しかも外堀ぞいというバツグンのロケーションでありながら、
今ひとつキャンパスらしくなかった感のある市ヶ谷キャンパス。

今回の改修で、見違えるようにキレイになりました!!!

私が担当したのは、正門前、中庭、一番奥にある富士見坂庭園の
植栽のセレクト。

季節を通じて様々な変化が楽しめるようにしたのは勿論、法政の
スクールカラーであるオレンジ、青系の花を集めたりしました。

まだ、植栽は植えたばかり・・・そして校舎は妙にピカピカで
既存のディープ法政なかんじになじんでいませんが、そのうち
学生の皆様方によって、よりキャンパスらしい風景にかわって
いくことでしょう。

というか、この写真に自分が設計した部分はあまり写っていない
ではありませんか!
後日、一眼レフデジカメでとった写真をアップ予定です!

トピアリー整列

2007年10月22日 | まち・建築・にわ
建物エントランスに置くと、たちまちエレガントな雰囲気がでる
ツゲのスタンダード仕立て。
ヨーロッパの街角でもよく見かけますね。(写真はニース)

でもこんなにたくさんトピアリーを置いているのはなかなか
ありませんよね~

緑の球が、空中にポコポコ並んでいる姿がリズミカルで可愛いです。
鉢もメタリック&モノトーンでまとめられていて、良いですね。

バラ園のベンチ

2007年10月20日 | まち・建築・にわ
石づみのベンチ、ボックスウッドの苅込、そして多花性のピンクのバラ。

シンプルで素朴。これがなかなか難しいのです。

こういうベンチを作りたくて職人さんに、素朴な味を出すためにわざと
「下手に積んでください」っていうこともありますが、
やはりきちんとしたものが出来てしまうのです・・・。

几帳面に刈り込まれたボックスウッドと美しく咲きそろったバラ。
この小さなコーナーでむしろ「きちんと」管理されているのは植物のほうです。

スミレを食べて美しく

2007年09月29日 | まち・建築・にわ
今日も一日打ち合わせ&会議。

その合間に、素晴らしい出会いが!

家に着替えに帰ったときに、庭にあまり見たことのない美しい蝶が
ひらひらと舞っていたのです・・・

時間はせまっているものの、EOS KISSを持ち出して撮影。

後で調べたところ、ツマグロヒョウモンという名前の蝶らしいです。

コバノランタナの花の蜜を吸っている間も、羽をひらひらと動かして、
とても優美です。

もともと西日本中心に見られたようですが、温暖化のせいか最近は
関東でもよく見るようになってきたとか。

幼虫時代は、パンジーやビオラの葉をエサとしているらしいです。
きれいな花の葉っぱを食べて、こんなに美しく成長したのね~。

しか~し!!、幼虫の姿といったら、かなりグロです。毒はないという
ことですが、これがパンジーの陰から現れたらかなりショックなのでは。

見てみます?心臓の強いかた限定!
ツマグロヒョウモンの幼虫。(幼虫図鑑より)

寿町体験

2007年09月27日 | まち・建築・にわ
寿町、初体験です!

石川町や関内からほど近い、寿町や松影町という街区があります。
知る人ぞ知る街。

前に不動産会社の知り合いから、「あそこは一人で歩かないほうが
いいよ」なんて言われたことのある街です。

そんな場所、横浜にあるのかな?なんて思っていましたが・・・

その寿町で、面白い活動をしている建築家にお会いするチャンスが
あり、今日潜入してきたのです。

その方の案内で街を歩くと、今まで見たこともないような世界が
広がっていました。

一言でいうと、日雇い労働者、ホームレスや生活保護者の街です。
街のそこらじゅうで、道に座ったり寝そべったりして、思い思い
に時を過ごしている人々・・・それが結構楽しそうだったりします。

ヨーロッパを旅した時に見た光景を思い出します。広場や街角で、
人々が座り込んで話に熱中している姿・・・

そんな街区ですが、案内をしてくださった建築家は、アーティスト
の活動の場として、外国人向けのホステルとしてなど、様々な形で
この街を生かしていく活動をしているのです。

そしてビルの入り口には、可愛い花々の鉢が置かれ、きれいに管理
されていたりします。

外国人向けのホステルの屋上に、菜園付きのガーデンがあり、人々
の憩いの場となっていたりします。

確実に、何かが変わってきている・・・しかも、まるで日本じゃない
みたいな、不思議な空気が流れる街に。そんな気がしました。

この地域の中心的施設である、福祉センターの天井は、かつての焚き火
のすすで真っ黒になっています。そこに、アーティストの北川純さん
作品が。白いチョークで描かれています。→写真

がんばれ寿町!

ご興味のある方は、運営の拠点、Funnybeeのページへ!

空中茶室

2007年09月24日 | まち・建築・にわ
藤森照信センセーによる、お茶室です。

写真は屋根しか写っていませんが、実は地上約4mの空中にあります。

どうやって?

一本の木の上に立っているのです。ツリーハウスっていったら
いいのでしょうかね。かなり変わっています。

このラスティック具合がたまりません!!!特に屋根が素敵。

「バカの壁」の著者、養老 孟司さんの箱根の別荘「バカの壁ハウス」
と似たコンセプト?こちらはコンクリートの壁の上に小屋が建って
います。

「バカの壁ハウス」で検索していたら、なんと茂木健一郎氏の
ブログにヒット。脱線してしまいますが、このブログも面白そうです!

この写真のお茶室「徹」は、
山梨県北杜市、清春白樺美術館の敷地内にあります。
どんな姿をしているか気になる人は、ウェブサイトをチェック
してみてね!

ひと段落

2007年09月19日 | まち・建築・にわ
今日で横浜のガーデン墓地の現場は、ひと段落です。

といってもまだ現場は未完成で、ぐちゃぐちゃ。
まだ出来ていない部分の植物は、仮植え状態でこの冬を越すはめになるかも。
がんばって生き延びて欲しいです。

建築物が出来る前に、植栽工事の完了検査を受ける関係で、出来てなくても
とにかくどこにでも植えていったん完成させるという、変な工事工程となって
しまいました。

とはいえ、今入っている材料をざっとみただけでも、完成形はけっこう良い
感じになりそうです。

現場の職人さんたち、本当にお疲れさまです。