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RUSTIC CREATION

ランドスケープの仕事の毎日の中で見た素敵なもの、面白かったこと、などを写真と共にご紹介。

禅の庭

2007年12月15日 | まち・建築・にわ
住職兼庭園デザイナーといったら、枡野俊明さん。
現代的な禅庭を次々と生み出し、世界的に活躍する
ランドスケープデザイナーです。

昨日は神奈川建築士会のイベントにお招きし、三渓園の鶴翔閣で
お話をうかがいました。

ヨーロッパと日本の庭園や建築との違いから、禅とは何かまで
幅広いお話でとても勉強になります。

禅とは何か。

枡野さんは三つの人のカタチで説明してくださいます。
それぞれの人のカタチは真ん中に「空」の部分があり、その周り
を自我が取り囲んでいます。ドーナツみたいな形です。

人の表面を取り囲んでいるのは、自我の部分。
禅の心というのは、この表面の部分が薄く、逆に中心の「空」が
大きくなる状態を言うのだとか。

自我が全くなくなり、「空」だけになった状態が、さとりを開いた
ということなんですね。なるほど~

無心に何かをしている姿は美しいのです。
たとえば、小鳥のさえずりは耳に心地よいですが、小鳥は何も
人を喜ばせてやろうとおもってさえずっているわけではありません。
小鳥は無心。生きていくために、ただ鳴いているだけです。

枡野さんが住職をつとめる曹洞宗建功寺では、年末にろうそくの
火だけで幽玄の世界を表現するイベントがあるそうです。

スワロフスキーの輝き

2007年12月10日 | まち・建築・にわ
みなとみらいのランドマークタワーのクリスマスツリーは、
すべてスワロフスキーで出来ていて、きらきら。
とってもきれいです!

このきらきらをカメラで撮りたいと思って行って見ましたが、
シャッタースピードが速いと暗い写真になってしまうし、
逆にすると、こうこうと光るシャンデリアのように写って
しまいます。

むずかしいのね~

手ぶれでとれたこんな変な絵が、むしろ面白かったりして。

因みに、一つだけハートのスワロフスキーがあるとのこと。

イチョウの谷

2007年12月07日 | まち・建築・にわ
日吉にある、先輩の友人の住宅設計を手伝うことに。

というわけで、日吉にいってまいりました~

東横線ヘビーユーザーの私ですが、あまり降り立ったことのない駅。
駅前がこんなに慶応大学だったことも、知りませんでした。

大学エントランス部分は、ダブルイチョウ並木です。
黄葉の美しさに、携帯で写真をとっている人が続出。
私も早速参加しました。

仕事?してますってば~

庭のメンテナンス

2007年11月30日 | まち・建築・にわ
小雨のぱらつく中、市ヶ谷キャンパスの庭のメンテナンス作業を
しました。この間の学祭で、だいぶ痛んでしまったので・・・

それにしてもひどいぞ、学生!

かなりの本数の低木は、根っこから抜かれて転がっていました。
花壇の中に入って踏みつけたあともたくさん。
根元から折れています。

なんてことを~~~

既に枯れている部分は取り去って、引っこ抜かれた
低木を植えなおし・・・
大学の庭でかけずりまわった一日でした。

おかげでというか・・・
この後数日後、熱をだして寝込むはめに。

外堀の秋

2007年11月29日 | まち・建築・にわ
ボワソナードタワー25階より。

市ヶ谷と飯田橋の間にある、このボワソナードタワー。
卒業生ながら、なんでこういう名前なんだか長い間知りませんでした。

法政大学の開校当時、ボワソナード博士というフランスの学者がいて、
それにちなんだものだとか。

このビル、周りにほかに高い建物がないため、とっても見晴らしが
良いのです。富士山だってよく見えるよ~

25階からみる、外堀の紅葉は、コンクリートのビルディングの間に
埋め込まれたような、自然の風景。