住職兼庭園デザイナーといったら、枡野俊明さん。
現代的な禅庭を次々と生み出し、世界的に活躍する
ランドスケープデザイナーです。
昨日は神奈川建築士会のイベントにお招きし、三渓園の鶴翔閣で
お話をうかがいました。
ヨーロッパと日本の庭園や建築との違いから、禅とは何かまで
幅広いお話でとても勉強になります。
禅とは何か。
枡野さんは三つの人のカタチで説明してくださいます。
それぞれの人のカタチは真ん中に「空」の部分があり、その周り
を自我が取り囲んでいます。ドーナツみたいな形です。
人の表面を取り囲んでいるのは、自我の部分。
禅の心というのは、この表面の部分が薄く、逆に中心の「空」が
大きくなる状態を言うのだとか。
自我が全くなくなり、「空」だけになった状態が、さとりを開いた
ということなんですね。なるほど~
無心に何かをしている姿は美しいのです。
たとえば、小鳥のさえずりは耳に心地よいですが、小鳥は何も
人を喜ばせてやろうとおもってさえずっているわけではありません。
小鳥は無心。生きていくために、ただ鳴いているだけです。
枡野さんが住職をつとめる曹洞宗建功寺では、年末にろうそくの
火だけで幽玄の世界を表現するイベントがあるそうです。
現代的な禅庭を次々と生み出し、世界的に活躍する
ランドスケープデザイナーです。
昨日は神奈川建築士会のイベントにお招きし、三渓園の鶴翔閣で
お話をうかがいました。
ヨーロッパと日本の庭園や建築との違いから、禅とは何かまで
幅広いお話でとても勉強になります。
禅とは何か。
枡野さんは三つの人のカタチで説明してくださいます。
それぞれの人のカタチは真ん中に「空」の部分があり、その周り
を自我が取り囲んでいます。ドーナツみたいな形です。
人の表面を取り囲んでいるのは、自我の部分。
禅の心というのは、この表面の部分が薄く、逆に中心の「空」が
大きくなる状態を言うのだとか。
自我が全くなくなり、「空」だけになった状態が、さとりを開いた
ということなんですね。なるほど~
無心に何かをしている姿は美しいのです。
たとえば、小鳥のさえずりは耳に心地よいですが、小鳥は何も
人を喜ばせてやろうとおもってさえずっているわけではありません。
小鳥は無心。生きていくために、ただ鳴いているだけです。
枡野さんが住職をつとめる曹洞宗建功寺では、年末にろうそくの
火だけで幽玄の世界を表現するイベントがあるそうです。