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【裏事情】山梨県に越して来て、“えっ!?”と、思ったこと(その5 太陽光発電施設について)11/3追記あり

2021-02-04 | 徒然
北杜サイト太陽光発電所 WIKI  (写真は、Googleマップより) 

【11/3追記】
現在、北杜市で太陽光発電システムの開発をめぐって業者側とのトラブルが問題となっています。住民説明会において業者側のヤクザまがいの横暴ぶりがTwitterなどで拡散されています。
以前太陽光システムについて関連記事をあげていたので、追記として再投稿とさせていただきます。

以下は、事の経緯が良くわかる動画です。

北杜市議会 高見澤伸光議員 説明会暴行について
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裏事情シリーズ5回目です。
これは、やはりこちらに越して来て気づいた事です。
我が家のある山梨県北杜市は、日照時間が日本一と言われています。
日本の平均年間日照時間2000時間と言われている中、北杜市は2500時間を超えるそうでそんな恵まれた環境を生かし10年以上前から官民が一体となりメガソーラー(2MW(2000kW)級 )の実証実験が行われてきました。
 その後、北杜市では補助金制度を積極的に勧め盛んに太陽光発電事業者を誘致して来たのですが、近年本来の発電事業を目的とした施設というよりも、減税対策、短期投資目的で開発されたものが多くを占める様になり太陽光発電施設の乱開発によって各地で貴重な森林を伐採し住環境の破壊が起きています。

北杜市運転開始稼働数 累計で既に4000件を超えています。(出典:山梨県北杜市の太陽光発電所認定/運転開始状況(FIT統計)

我が家のある周辺でも、ちょっと散歩しただけで太陽光発電施設をみかけます。

そんなおり、ある日駅へ向かう道の両側の森林が大規模に伐採されているのに気づきました。確かこちらへ移住して来た際には、森だったはずです。

Googleマップの衛星写真から見た同地区

衛星写真の★の場所から見た状況
 以前までは、上のストリートビューの様に木立が両脇に立ち並ぶ昼なお暗い素晴らしい環境だったのですがこの変わりようにはびっくりしました。
隣接には、ペンションや別荘などが建ち並ぶエリアでもあり景観が台無しとなっています。
近隣住民は、何のための伐採かは知らされていません。
そもそも北杜市は、2011年(平成23年)に"北杜市景観条例"を制定してるのですがこの景観条例には太陽光発電施設の設置に関する規制がありませんでした。今のような乱立した要因はここにあります。
さすがに2019年(令和元年)太陽光発電設備に関連する法令が施行され現在に至ってはいますが、実情はかなり緩くて現在でも規制を逃れ新たな設備が建てられているのが現状の様です。
ちなみに「北杜市長前市長と太陽光パネル業者との癒着疑惑」が週刊誌などで以前取り上げらた経緯があったようです。この辺りきな臭い匂いがプンプンしてきます。(☞関連記事
 また、北杜市各地域では大規模なメガソーラー発電施設が建設中で、あらたな計画もされている様です。
そんな中、最近我が町で進められていた大規模なメガソーラー建設計画が近隣住民たちの反対により中止となったニュースを知りました。(☞関連記事
計画していた場所は、小海線甲斐大泉駅から西へ2キロほどの八ヶ岳南麓斜面だったそうで、そのすぐ脇には別荘や住宅が立ち並ぶ場所になります。
また、こちらの記事によれば「谷を挟んだ東側」にも計画中とあり、まさしく先ほどの大規模に伐採されている地域であるものと思われます。

 景観を気にいって移住して来たのに気づいたら自宅周辺が太陽光パネルだらけになってしまったなどと言う話も聞きます。移住先を決定する際は、そのあたりも考慮しながら慎重に決定する事が必要です。

☞参考リンク:


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