さてさて 南は今はなき~朝日座~での初舞台が終わり 間もない頃 nacから 「京都太秦へエキストラの仕事がありますが行ますか?」と 言われ 「はい」と返事はしたものの現地集合で撮影日時と「現地にnacのW氏がいてるから、着いたらW氏見つけなさい」たったそれだけ言われ、まだ高校1年の16歳きっこは

いつもなら兄ちゃんに付いて来て貰うのだが平日だった為、兄ちゃんは仕事があった

当時の私の心の声
{太秦ってどこや?どうやって行く?交通費いくらかかるんや?1人で現地に着くのか?迷子になるで絶対!

}
仕事をキャンセルは出来たが1度断ると2度と声かからない とか噂もあり、「いくっきゃないでしょう

」と腹をくくった私。親は相変わらず「知らんでぇ勝手に行きやぁ」の返事。言ってみたものの、あんたの事やあんたがなんとかしい!!昔から 私の{どうしよう

}の気持ちなんか、気に留めて貰うどころか、完璧無視

きっこが強い理由、わかるかなぁ^^
でもね、当時は、そんな私を

兄ちゃんとてつばぁちゃんが一杯励ましてくれたから、歪みそうな

心

真っ直ぐに戻れてたんだ

話は戻って、やっぱり1人で行く自信なくて、中学からの大親友で、今回のSUCのカラーちらしにも、娘と共にモデル登場している^^~かっちゃん~に

お願いして、太秦までと撮影終わるまで、付き合って貰える事になった

今でも本当に感謝してるよ


色々乗り継いで

無事たどり着いたし、時間は、途中間違えてリターンしたりしたから、ギリギリセーフ

2人 ハァハァ言ってたの覚えてる

16歳2人、京都太秦までの大珍道中

ホットしてるのは つかの間で、私はスグに撮影準備

アワワワワワワワァァァと言ってる間に、メイク室に連れて行かれた。{ところで一体私は何の番組で何になるんだか聞かされてなくて、心の中は?????}
着いたメイク室で驚いたぁ

なんと私の右隣に、あの~火野正平さん~、左隣にはあの~堤大二郎さん~がメイクしてるじゃぁあ~りませんか

{頑張って来たかいがあったわ

こんなまじかでナンテ

ラッキー

}そんなウキウキも、それこそ つかのま 次はかつら合わせに連れて行かれ
「あれ、これもあかん。あらこれもあかんやん。あんた頭おっきいなぁ。まぁええかぁぁこれで。アハッちょっと変やけど、ええわええわ」そんな いいかげんな かつらをかぶせられ、私{デコッぱちで、変!!いややなぁぁぁ

}かなりムってしてる そんな暇もなく 衣装室着。
あっと言う間に着付け終了。着付けの人に「あんた足袋ひとつようはかれへんの~ほんまにもう忙しいのに

」 ボヤキ着付けされ、

なんてみんなひどいんやぁ メイクもかつらも着付けも最悪やぁぁぁそりゃぁ私はたかがエキストラや!!年月たって私が大物になったら、コロって、手のひら返すんや。お前らみたいなオバハンに、私はならへんぞ

そう、かたくなに心に誓ったきっこだった。

その 着付けの人が 「衣装のすそ長いから気をつけや!格が高い、中老役の衣装やから、汚さんといてや」 そう言われ初めて、えっ、私の役は、中老なんやと、わかった。 すべてが初体験で、なされるがままで いやみタラタラ言われるがままを、ぐっと、こらえる心を、ここで、かなり、習得した きっこです。
私は 休む暇なく、

な気分で、仕上がったからスタンバイの所で立っていた。 そこへ、手を振るかっちゃん登場! 暗い私の顔とは うって変わって、超ニコニコ顔の

かっちゃん その横には、怖顔のでもオーラバリバリの、おじさんも、私に

手を振っている。どうやら、かっちゃんの美しさに惹かれ、かっちゃんをナンパしたようでした。そのおじさん、私に「あんたが友達か?ヘ~頑張りやぁ!せやけど、あんたより、こっちの子の方が、ええ女優さんになれるでぇ」 ここで又きっこは、Wパンチ くらいました。{どうせかっちゃんの方が美人やもん。かっちゃんの顔に変わりたいぞぉ}って、おもったなぁ

その 面食いおじさん 何を隠そう、太秦の大有名人、斬られ悪役の~小舟氏~だった。たぶん 必殺の撮影もあったので、出番待ちだったんだ。でも、小舟氏は、夕方~の撮影みたいで、ずっと、私達についてくれて面倒をみてくれて、お弁当もエキストラにはなかったから、どこに食べに行っていいやらどうしよう、かっちゃんにも付いて来て貰ったから、お昼位、ご馳走しようって思ってたけど、小舟氏が、おいしい所、案内してくれて、私達のご飯を、ご馳走してくれたのです。

かっちゃんに「もう!変なおっさん連れてこんといてぇや!!」と、ぶつぶつ言ってた私は、おなかが一杯になって、ゴチしてくれて、

やっと機嫌がなおった事を、覚えている。 小舟氏が有名な役者さんと知ったのは、太秦を後にしてからだった。~本当に有難うございました

~
この撮影が、初代~大奥~の撮影で、「坂口良子」がお妃役、「沖雅也」さんが殿役、殿を出迎える、2列の中老役が、私で、ふすまがバッと開き、殿が真ん中をさっそうと歩くシーンで、ッパッパッパッパッパと中老役の顔もTVに写る。私の顔も一瞬映る。まさかねぇ~このシーンが、~4月1日9時~「大奥」スタート~の、CM撮影だったことは、撮影後、たまたまTVで、私が見つけ、知ったんでした

何話のシーンかなぁ、いつかなぁって思ってたら、CMの度、「うひゃっあたし」って、喜んでたもんです。
ねぇ~かっちゃん

懐かしいなぁぁぁぁぁ

今も尚 べっぴんさんで、綺麗ですよ

そして やっぱり きっこに振り回されて、今も尚、不思議な経験をさせられてる、かっちゃんとかっちゃんの娘、べっぴん姉妹でありまする~アハハハハハハハァ
と言うことで、人は、見た目で、判断せず、なんや、このクソガキって思っても、なんやコイツ~!って思っても、何やこのオッサンって思っても、よくその人を知るまでは、嫌な事、いやみな事は、言わないでおこう。そんな

心の勉強を、きっこは、16で、実感したのでした。 (4)につづく