どん底みじめから生まれる素晴らしい奇跡
みなさんは信じますか???
きっこは信じてます。
幼い頃
1番好きだった物語が
「シンデレラ」だった
あんなにも
どん底で 最低最悪で 惨めな
シンデレラが
最後は
キラキラ輝く人生を手に入れた物語
シンデレラになりたいって
本気で願ってたなぁ~
人にいじわるな人・うそつき
人に嫌な事を押し付けたり
人に嫌な事をいう人は
シンデレラ物語の中の
ままはは&ままははの姉妹のように
絶対不幸になるんだって思ってた。
お話だけの世界でないことに
つくづく気付く
どん底惨めで貧乏で最悪で
どうしようもない時こそ
「努力と辛抱」
「笑顔とやる気」
「真心と優しさ」
これを忘れず一生懸命な人には
絶対に 訪れる
魔法がかかったような奇跡
きっこの人生を振り返らせてくれたのは
娘の課題・・・
ママヘのインタビューだった
娘「ママの10代から今までの
ストーリー聞かせて~
どこの高校にはいって・・・
そこからのお話」
きっこ「ややこしなぁー」
ということで
文章に書かされた。
自分でも 自分の人生に驚いた
ほんま すごい人生歩いてきたもんだ
って 実際 自分ながら関心したわぁ アハハ
中3で高校受験に成功して
牧野高校に受かったので
すぐに
タレントセンターに応募した
受かって
レッスン通い出したのは
高校入学の前の3月から・・・
そして
母は「タレントセンターいきたいなら
自分でバイトしていってー」という。
とういか
その前に
「あんた高校公立受からんかったら
働きやーーーーーー」と
いわれてた。
だから
なにがなんでも
公立だった(奇跡の合格^^)
10代の奇跡は公立合格から
始まった
全部自分でなんとかせなあかんことに
絶望することなく
せっかくオーディション受かってんから
絶対レッスン行くぞーーーーーと、
ただちにバイトを探し
3月からバイトを始めてた。
きっこは
うちは5人家族やし
貧乏や 貧乏やっていってるし
しょうがない
バイトでなんとかいってやる!!!
レッスン先は
見事に
お嬢様&おぼっちゃんが集まる
場所だった。
もちろんレッスン代も
レッスン後のお茶や食事代も
全部 親から出してもらって
レッスンにきてる
中高生ばっかりの中
唯一
一人
きっこのように
レッスン後
バイトまにあえへーーーーーんと
いいつつ
ドタバタ帰る子がいた。
その子が
同期の 藤原洋子ちゃんヾ(゜∪゜★)ノ゛・:*:・
もちろん
同じような境遇で
仲良くなるのは
あっという間だった
今でも
洋子とは
連絡取り合ってる。
ほかのレッスン生は
「おなかすいたなー
今日はどこ食べにいく~?」とか
いってる。
きっこと洋子だけは
ヘトヘトなレッスン後
おなかペコペコで
足早にバイトへ直行だった
心では
~あぁ惨めやな~
ええなぁ~親にお金出してもらって
優雅に来れる子は~あ~ぁ・・・~
ほんまの心の声だった。
そこへ 来た
奇跡!!!!!!
舞台監督&演出家&脚本家の
天野先生がそんなきっこに
興味深深だったようで
早めにレッスンが終った日
天野先生じきじきに
「なぁきっこ、今日バイト何時からや?」
きっこ「夕方6時からです」
天野先生「ほんなら時間あるな
ちょっと焼き鳥でも食べよか」
きっこ「いいんですか?ハイ^^」
焼き鳥屋でいっぱい質問された
なんでここにはいったのか
→たまたま見た新聞の朝刊に
デカデカと載ってたので
応募しました。
ここでどんな事したいの?
→中学で見た 初めての映画
グリースの
あの楽しそうなダンスと歌が
頭から離れず
グリースの映画の
オリビア・ニュートン・ジョンみたいに
踊りたいです
~天野先生 「そうかーーーー
アハハハハハハハハハハ
そうかそうかー
きっこはかわいいなぁー
ほんまに楽しいな~」
質問でまじめに答えては
いっつも
大笑いされてて
でも
必ず
「きっこはかわいいかわいい」と
よくいってくれたと思います。
天野先生
「きっこはなんでバイトばっかり
してるんや???」
→親がいきたいなら自力で行きーって
いうからです
天野先生
またまた ガハハハハハー
「そうかそうか
偉い偉い がんばりやー」
よくわからないですが
きっこのクラスでは
たぶん
きっこが
1番 天野先生に焼き鳥を誘われて
よく行ってたと思う。
そして
その年の高校1年の時の
初舞台が「安奈」
主役ではないものの
今思えば
1番踊りがメインで
ダンスでは主役やでというほど
オープニングとラスト
ど真ん中で踊ってた
セリフは
たった1行だったので
きっこと同じ3人組の洋子とは
「セリフ1行ホッピーズ」って
呼んでた。
3人組のホッピーズ という役だった。
ダンスが楽しくて楽しくて
ダンスの先生から褒められて
また嬉しくて嬉しくて
初舞台(昔の朝日座だったか中座?)
こんなに早く立てる自分が
うれしい 楽しい 幸せだった
この 一生懸命な努力から出る笑顔が
またまた 天野先生の目に留まったようで
舞台「安奈」を終えたあと
天野先生がきっこを呼んでいった
「アハハハハハ
きっこ~~~
きっこの笑顔はNO1や
最高やったで~」
最高の褒め言葉をもらいました。
きっこ
「ありがとうございます。
本当に楽しかったです。
必死にがんばりました。」
嬉しくて 嬉しくて
涙がでたのを覚えてる
そしたら 翌年
本物の
奇跡が来た!!!!!
きっこ高校2年
レッスン2年目
舞台
「青春風雲録」
主演(女性)2役ゆり・さゆり役
「やりたい人ーーーーー」
ほぼ全員の人が手を上げてて
もちろん
~ありえへん ありえへん・・・
と思いつつ
きっこも手を上げてた・・・ら
天野先生の声で
「ゆり・小百合役:松岡豊子」
そう いわれた。
ええええええええええええええええええええええええ
あ た し?????
またここで
泣いて喜んだのを覚えてる
新歌舞伎座という
大きな舞台で
主演をもらえたきっこは
今思えば・・・
どん底みじめから生まれる素晴らしい奇跡
この奇跡到来だったんだと
思えるんです。
今でも
名前を呼んでもらった瞬間の
驚きは覚えてる
天野先生は
私に奇跡をくれた
初めての先生です。
天野先生の命日は3月
3月はきっこの命救われた月でもあるので
3月は想い深い月なんです
きっこの奇跡
まだまだ つづくヾ(゜∪゜★)ノ゛・:*:・