「若いってすばらしい」を口ずさんでて思い出した本がある。
「青春とは心の若さである」~サムエル・ウルマンの本だ。営業の仕事で建設現場を駆け回っていた1991~2年ごろだと思うが地下鉄現場の所長室に掲げてあった。僕はこのときこの言葉をはじめて目にし、待っている間にノートに書き写した。
青春とは人生のある期間をいうのではなく、心の持ち方をいうのだ。
心の様相をいうのだ。
優れた創造力、たくましき意志、炎ゆる情熱、怯だを退ける勇猛心、
安易を振り捨てる冒険心、こういう様相を青春というのだ。
歳を重ねただけで人は老いない。
理想を失うときに初めて老いが来る。
歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ。
苦悶、狐疑、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く人を老いさせ、
精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。
人は信念と共にに若く、疑惑と共に老ゆる。
人は自信と共に若く、恐怖と共に老ゆる。
希望ある限り若く、失望と共に老い朽ちる。
大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と偉力の霊感を受ける限り、人の若さは失われない。
H組のC所長、東京へ単身赴任した時にに会う事ができ美味しいお酒を飲むことができた。現場はそこの所長の考え方がこうした形で反映される。よい言葉、人に出会う。今日またこの本を読み返してみる。