
今日明日と国立文楽劇場で第16回上方歌舞伎会が行われています。本日、昼の部へ行ってきました。
昨年初めて行ったのですが、若々しい歌舞伎が素晴らしく、「来年も必ず見に行こう
」と決めていました。
会場に入るとたくさんのお客様。補助席まで出ていました。
昼の部ではあまり使われていませんでしたが、夜の部は補助席もいっぱいになるのでしょうか?大盛況です
以下、演目と感想です。
春調娘七種(はるのしらべむすめななくさ)
鴈秀さん、當吉郎さん、りき彌さん、3人の緊張感がすごく伝わってきました。
りき彌さん、本当に爽やかで若々しく、綺麗でした
双蝶々曲輪日記
角力場(すもうば)
濡髪長五郎(千藏さん)と放駒長吉(千次郎さん)って、こんなに大きさが違ったのでしょうか?
これだけ大きさが違うと、長五郎は関取の堂々とした感じが、長吉はチョコチョコとした滑稽さが際立ちました。
山崎屋与五郎役の鴈さん、一番苦手としている役とおっしゃっていますが、なんのなんの、濡髪にべた惚れしているのが、よく表れていました。
今回注目は茶屋亭主の鴈大さん。
にこにこ顔で、ひょこひょこと、この舞台でホッとさせてくれる方でした。
妹背山婦女庭訓 道行
願絲縁苧環(ねがいのいとえにしのおだまき)
橘姫役の竹朗さん。昨年の伊勢音頭でのお鹿ちゃんがあまりに印象的だったので、今回の配役を見た時「橘姫??」と思ったのですが、すごく上品でおっとりした可愛らしさが出ていました。
純弥さんのお三輪。花道から出てきた時の表情から、もう求女さん一筋という一途さが表れていました。
純弥さんは、こういうひたむきなお役がピッタリですね。
恋飛脚大和往来
封印切(ふういんきり)
八右衛門って、どうしてこうもいやらしいのでしょう。
この役をする人は、憎たらしく見えてしょうがありません
封印切りで印象に残ったのは、おえん役の竹雪さんです。
すごく落ち着いていて、女将さんにピッタリ。
若いのに、こんな良い味が出せるなんて、お師匠 竹三郎さんのご指導のおかげでしょうか?
今日は竹三郎さんと薪車さんをお見かけしました。
竹三郎さんは、いつも通り優しい笑顔をふりまいていらっしゃいました。
薪車さんはスーツをビシッと着こなして、かっこよかったです
若手の歌舞伎会は、普段演じる事のない大役をされるので、こちらも楽しみですし、役者さん達の緊張感がビシビシ伝わってくるのも楽しいです。
若い役者さん達の成長を見るのも、すごく楽しみです。
しかし、国立文楽劇場は寒かったです…

寒くて寒くて、凍えました。
ちょうど冷房の風が来る所だったようで、体に冷気があたりっぱなし。
終わる頃には体が冷え切ってしまい、外に出ると蒸し暑く、体調が悪くなってしまいました
劇場へ行く時は、やはり冷房対策は必要です。
昨年初めて行ったのですが、若々しい歌舞伎が素晴らしく、「来年も必ず見に行こう

会場に入るとたくさんのお客様。補助席まで出ていました。
昼の部ではあまり使われていませんでしたが、夜の部は補助席もいっぱいになるのでしょうか?大盛況です

以下、演目と感想です。


鴈秀さん、當吉郎さん、りき彌さん、3人の緊張感がすごく伝わってきました。
りき彌さん、本当に爽やかで若々しく、綺麗でした

双蝶々曲輪日記


濡髪長五郎(千藏さん)と放駒長吉(千次郎さん)って、こんなに大きさが違ったのでしょうか?
これだけ大きさが違うと、長五郎は関取の堂々とした感じが、長吉はチョコチョコとした滑稽さが際立ちました。
山崎屋与五郎役の鴈さん、一番苦手としている役とおっしゃっていますが、なんのなんの、濡髪にべた惚れしているのが、よく表れていました。
今回注目は茶屋亭主の鴈大さん。
にこにこ顔で、ひょこひょこと、この舞台でホッとさせてくれる方でした。
妹背山婦女庭訓 道行


橘姫役の竹朗さん。昨年の伊勢音頭でのお鹿ちゃんがあまりに印象的だったので、今回の配役を見た時「橘姫??」と思ったのですが、すごく上品でおっとりした可愛らしさが出ていました。
純弥さんのお三輪。花道から出てきた時の表情から、もう求女さん一筋という一途さが表れていました。
純弥さんは、こういうひたむきなお役がピッタリですね。
恋飛脚大和往来


八右衛門って、どうしてこうもいやらしいのでしょう。
この役をする人は、憎たらしく見えてしょうがありません

封印切りで印象に残ったのは、おえん役の竹雪さんです。
すごく落ち着いていて、女将さんにピッタリ。
若いのに、こんな良い味が出せるなんて、お師匠 竹三郎さんのご指導のおかげでしょうか?
今日は竹三郎さんと薪車さんをお見かけしました。
竹三郎さんは、いつも通り優しい笑顔をふりまいていらっしゃいました。
薪車さんはスーツをビシッと着こなして、かっこよかったです

若手の歌舞伎会は、普段演じる事のない大役をされるので、こちらも楽しみですし、役者さん達の緊張感がビシビシ伝わってくるのも楽しいです。
若い役者さん達の成長を見るのも、すごく楽しみです。
しかし、国立文楽劇場は寒かったです…


寒くて寒くて、凍えました。
ちょうど冷房の風が来る所だったようで、体に冷気があたりっぱなし。
終わる頃には体が冷え切ってしまい、外に出ると蒸し暑く、体調が悪くなってしまいました

劇場へ行く時は、やはり冷房対策は必要です。
落語会へ・・・大荷物で肩パンパン!!
体温調節が難しいです
体温調節って、本当に難しいですよね。
暑いのも耐えられませんが、寒いのはもっと耐えられません
歌舞伎のように、長丁場になるものは危険です。
昨日で、思いっきり冷房病になってしまったようです。体温調節がおかしいです。
私も去年から若手の役者さんの歌舞伎を見るようになったのですが、知っているのと知らないのとでは大違いですね。
脇役で出てらっしゃっても、「あの役者さんだ
稚魚の会、楽しんできて下さいね。
私も同日同時間におりました~。
今回初めて観ましたが、全体的に温かい雰囲気のする舞台でした。
個人的に文楽劇場自体、好きなので、そのせいもあったかな~。
私は、角力場の長吉を演じた千次郎さんの声の良さがとても印象に残りました。
それと、封印切の忠兵衛を演じた千壽郎さんも頑張っていたなあと思いました。
秀太郎さんも後部席でご覧になっており、我當さんもいらしたようですね。
皆で支え作りあげているという感が、良いですね。
そう言う意味で「若伎会」も観たいのですが、どうも日程が・・・。
とにかく、来年もまた観ようと思ってま~す!
ワタクシは20日夜の部です。はんなりほんわかと健気,真剣のせめぎ合いがエエ感じでした。厳しいお稽古に精進なさったことがうかがえ親心でうるっときます。
本舞台でも十分イケると思うのですが・・・いかがでしょ?
ハヌルさんも同じ時に見てらっしゃったんですね
千次郎さん、確かに良いお声でしたね。
ホントに堂々と元気よく演じてらっしゃいました。
我當さん、秀太郎さんも来られてたんですか!
やはり指導者ですし、教え子達の晴れ姿は見たいですよね。
普段する事のないお役をするのですから、相当のお稽古をされたのでしょう。
それを思うと、私も心から応援したくなります。
確かに、本舞台でもいけますよね。
偉そうにしてるけど、実はちょっとビビリな所が垣間見えて良かったです。
千次郎さん、要チェックです。