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夢夢散歩♪

るみです。
自然の写真を中心に、日々の出来事を綴ります。

奈良県庁~食堂と屋上・展望室~

2025年05月12日 |     (近畿)
奈良国立博物館の超国宝を見る前に、奈良県庁に立ち寄りました。
灰色のコンクリート打ちっぱなしの外観。
個性的な建物です。


県庁の6階には食堂があり、誰でも利用することができます。
前から気になっていたのですが、やっと行くことができました。


11時のオープンと同時に入ったので中はガラガラ。
お昼休みになると、県庁の職員さんなどでにぎわうんでしょうね。
とても明るくて、開放感のある食堂です。


私はこちらで日替わりのランチをいただきました。
750円です。
以前はもう少し安かったようですが…仕方ないですね。


窓からの景色が気持ちよく、美味しくいただきました。

屋上には鹿の親子が。
もちろん本物ではありませんが、奈良って感じですね。
右奥に見えるのが東大寺の大仏殿です。


周囲を一望でき、とても気持ちの良い場所です。
ベンチも設置されていて、休憩するのにいい場所です。
望遠鏡も設置されていました。


向こうに見えるのは生駒山です。


屋上からさらに上の展望室にも行くことができます。
屋上まではエレベーターで行けますが、展望室へは階段しかありません。
この階段が結構しんどかったです。
え?まだあるのって感じでのぼりました。
展望室にはベンチがあるので、ここでも休憩できます。


展望室は外側をぐるっと一周できるようになっています。
東側には真正面に若草山、左には東大寺大仏殿が見えます。


南側には現在修理中の興福寺の五重塔。
建物全体が覆われていて今は見ることはできません。
修理期間は令和13年までの予定。
まだまだ先ですね。




下を見下ろすとこんな感じです。


外国人観光客で大賑わいでしたが、ここはゆっくり食事をして奈良の景色を楽しむことができました。
次に行くときは、食堂で別のメニューを食べてみようかと思います。

食堂は平日の11時~14時(オーダーストップ13時半)しか開いてません。
屋上は平日は8時半~17時半、土日祝日は4月~10月は10時~17時、11月から3月が13時~17時だそうです。
あと年末年始もお休みなので、詳しくは奈良県庁のHPで確認してください。
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超国宝~奈良国立博物館~

2025年05月09日 |     (近畿)
昨日、奈良国立博物館で開催されている「超国宝 ‐祈りのかがやき‐」に行ってきました。
明治28年(1895年)開館から今年で130年の記念特別展です。
仏教・神道美術に特化した展示となっています。



超気合の入った国宝展で見ごたえたっぷり。
じっくり見させてもらいました。

もうどれもこれも素晴らしいの一言。
これまでの長い間、よく無事に守り伝えられてきたなと感心します。

私が一番心に残ったのは、法隆寺の観音菩薩立像(百済観音)です。
以前、法隆寺で見た時も素晴らしいなと思いましたが、今回もすらっとした美しいお姿に息をのみました。

私は1時半ごろ入館しました。
館内は混雑していましたが、素晴らしい展示を見ていると、周りの人が気にならなくなりました。
混みあった場所が苦手なので楽しめるか不安でしたが、素晴らしいものに見入ってしまうと周りが見えなくなるって本当ですね。
3時間滞在しました。

昔から続く人々の祈りの心。
今の人々にも祈りの心があるからこそ、祈りを込めて作られたものに魅力を感じるのかなと思います。
これからも大切に守り続けていってほしいと思います。

5月20日からは後期展示が始まるので、また行きたいと思っています。


奈良国立博物館 特別展「超 国宝」



図録買っちゃいました。
今回の展示品がカラー写真で全て載っています。
分厚くて重くて、持って帰ってくるのに手がちぎれそうになりました…
これからゆっくり読もうと思います。


展示は7つの章に分けて展示されていました。
第1章 南都の大寺
博物館は長年、法隆寺や東大寺をはじめとする南都の大寺と共に歩んできました。
その歩みにまつわる文化財が展示されています。

第2章 奈良博誕生
博物館誕生の基礎となった奈良博覧会(明治8年(1875)から18回開催) 
その博覧会ゆかりの文化財が紹介されています。

第3章 釈迦を慕う
仏教をはじめたお釈迦様への思いはとても大切にされ、名宝がたくさん生み出されました。
仏舎利にまつわる品々も展示されています。

第4章 美麗なる仏の世界
絵巻物、絵画、彫刻、すべてに美が追及されています。

第5章 神々の至宝
古くから日本で大切にされてきた神への信仰。
神々の名宝が展示されています。

第6章 写経の美と名僧の墨蹟
人々は祈りを込めて、仏さまの教えを記したお経を書き写しました。
煌びやかに装飾を施した写経もあり、個性豊かです。

第7章 未来への祈り
仏像を彫ったり、写経をしたり、人々の祈りは未来へと続いています。
平和への祈り、これらの大切な文化が次の時代へつながっていくことを願っています。


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浅香山緑道のつつじとJR阪和線

2025年04月29日 |     (近畿)
日曜日に大和川沿いにある浅香山緑道のつつじを見に行ってきました。
昨年は自転車で行きましたが、今回は電車で行ってきました。
JR阪和線の浅香駅のホームから、向こうの方につつじが見えています。


浅香駅からは10分ほど歩くとつつじが咲く場所に着きます。
いつ来ても、見事に咲いたつつじに驚きます。


お天気が良かったので、たくさんの方が見に来られていました。
白、赤、ピンク、色とりどりの花が綺麗に咲いていました。






川沿いの斜面には一面に紫の花。


ずっとクサフジかと思っていましたが、どうも外来種のナヨクサフジのようです。
斜面一面びっしりと咲いていました。
花は綺麗なのですが、他の植物の生育場所を奪っているようなので問題ですね。

緑道には桜も植えられています。
もう終わっていましたが、こんな桜の木が植えられていました。




堺ブランド桜「与謝野晶子」ですって。
こんな桜がつくられているんですね。

阪和線の電車も少し撮りました。








さわやかな日で気持ち良かったです。
しかし、
次の日から花粉症がさらにさらにひどくなってしまいました。

鼻のムズムズ、鼻水、くしゃみが止まらなくて、もう大変
薬を飲み続けてるのにこんなにひどくなるなんて。
今日もくしゃみをし続けていて鼻がひりひり。
早く花粉の時期が終わってほしいです。
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長居植物園を散歩

2025年04月17日 |     (近畿)


万博ではありません。
大阪市立長居植物園です。
正面入り口のラクウショウ並木では、万博に合わせて各国の代表的な植物が紹介されています。

そして、ネモフィラフェアも開催されています。
一面ブルー。これからもう少し咲き進むでしょう。



ところどころ白いネモフィラも咲いています。


今年は「ぬい撮り」を楽しめるスポットが設置されています。
ぬい撮りって何??と思いましたが、「ぬいぐるみ」+「撮る」で「ぬい撮り」だそうです。
お気に入りのぬいぐるみを使って、撮影を楽しむことなのだそうです。

ここにお気に入りのぬいぐるみを置いて撮影することができます。
可愛いでしょうね。




昨日は気持ちの良いお天気でした。


池では亀が甲羅干しをしていました。


真ん中の亀、めちゃくちゃ後ろ足を伸ばしてますね~
暖かくて気持ちよかったんでしょうね。

ボタンも咲き始めていました。
辺り一面、ボタンの香りがすごかったです。


豪華ですね。




花がたくさん見られて嬉しかったです。
春はいいですね。
でも、くしゃみ連発です。
花粉症がなければなぁ。
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大阪城公園の花

2025年04月03日 |     (近畿)
1日に大阪城公園に行きました。
お堀沿いの桜の満開は、もう少し先のようでした。


どこを見ても、外国からの観光客だらけでした。
日本語が全然聞こえてきません。




豊國神社では猿まわしが行われていたようで、お猿さんがいました。


休憩中なのかな?
草をむしゃむしゃ食べていました。


桜は満開にはまだ早かったですが、綺麗に咲いていました。






これマンサクですよね?
黄色のイメージがあるのですが、こんなに綺麗な赤い花もあるんですね。




これはGoogleレンズでリキュウバイとでました。
たくさん咲いているのですが、写真では分かりにくいです…
白い花がさわやかでした。




ハナニラが地面にたくさん咲いていました。
とっても可愛かったです。




花桃かな?


馬酔木は先月見た時も咲いていました。
長く楽しめるんですね。


ボケの花も咲いていました。


桜だけじゃなく、いろんな花を楽しめました。


春はお花がたくさん見られるので嬉しいです。
花粉症がなければ大好きな季節なのですが。
花粉症の薬は飲んでいますが、次の日は鼻声になってしまいました。
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大阪城梅林

2025年03月13日 |     (近畿)
11日に大阪城公園の梅林を見に行ってきました。
昭和49年に開園したこの梅林、大阪城の内堀東側に1245本105品種の梅が植えられています。
この日は雨でしたが、色とりどりに綺麗に咲いている花を見ることができました。

有名なフォトスポットでパチリ。
梅林の奥には、大阪ビジネスパークのビル群が見えます。


ズームにすると、また違った雰囲気です。
まるで水彩画のよう。


雨が降っていましたが、びっくりするぐらいたくさんのメジロがいました。
あんな集団を見たのは初めてです。
すぐ近くにいるので写真を撮れそうなんですが、すばしっこいのでなかなか撮れませんでした。


お花を近くで見るとこんなに可愛いです。








これは本黄梅という品種です。
最初、もう咲き終わって枯れているのかなと思っちゃいました。
近くで見ると可愛いお花です。


お決まりの大阪城と梅の花。


大阪城ですから、豊國神社の秀吉様も。


お堀巡りの御座船。


船は金ぴかでした。
なんと金箔を多用しているそうですよ。
違った視点で大阪城を楽しめるでしょうね。

お堀にはカモがたくさんいました。
頑張って撮ってみましたので、それは次回に。
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サロンカーなにわ 琵琶湖一周号(滋賀県長浜市余呉町)

2025年03月03日 |     (近畿)
3月1日に「サロンカーなにわ 琵琶湖一周号」を撮影しました。
大阪-敦賀間を、往路は湖西線経由、復路は北陸線経由で運転されました。





私が撮ったのは復路で、ヘッドマークは「サロンカーなにわ」。
往路は「サロンカー琵琶湖一周」のヘッドマークが掲出されていたそうです。

客車は、網干総合車両所宮原支所所属 14系700番代
けん引機は、下関総合車両所所属 EF65 1128 が使用されました。

撮影場所は滋賀県の余呉町。
大阪から余呉まで電車で行ったのですが、車窓からはこの電車を写そうとする多くの撮り鉄さんたちの姿がありました。
2時前に撮影場所に着くと、すでに多くの人が集まっていました。



この写真を撮ったのが午後2時前。
サロンカーなにわが走るのは4時半ごろ。
良い撮影場所を確保するため、皆さん頑張ります。
私もすごいレンズを構えたカメラマンに交じって撮りました。

通過する他の電車も撮りました。




余呉は一面雪景色。




寒そうに見えますが、この日はとても暖かく汗ばむくらいでした。
でも日が傾いてくると、急激に寒くなりました。

余呉駅




駅のホームも雪がいっぱいでした。


屋根の下にも雪がたくさん積もっていたんでしょうね。
乗り降りする場所は、雪がかき集められていました。


撮り鉄の旦那さんについていったのですが、大阪発着ならわざわざ余呉まで行かなくても良かったのでは?
このブログを書きながら思っちゃいました。

雪景色の中を走る電車を撮りたかったのかな?

まぁ、電車の撮影も楽しかったり、雪景色も見られたし、撮影に来ていたおじさんとのおしゃべりも楽しかったし、良い一日となりました。
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厄除け祈祷

2025年02月03日 |     (近畿)
今日は立春です。
今日の大阪は暖かいですが、夜からまた寒さが厳しくなるようです。
立春の前日が節分。
昨日は母が作ってくれた恵方巻を食べました。
美味しかった~
いつもありがとう。


節分には各地で厄除け祈祷が行われていますが、私も祈祷をしてもらいに行ってきました。
私が毎年行っているのが聖護院門跡末 紫雲山 神光寺です。
本尊に神變大菩薩さま(修験道の開祖 役行者)をお祀りする天台系修験道のお寺です。



本堂の中にはたくさんの山伏さんがおられ、祈願してくれます。
火のすぐ近くに座ると熱がビシビシ伝わってきます。
護摩木に刀をあて、その護摩木が焚き上げられるのを見るのは迫力があります。



昨年は何回も風邪をひいたり、頭痛に悩まされたりと、健康に過ごせる日が少なかったように思います。
でも大難が小難に、小難が無難になり、諸願成就を願い護摩供が厳修されるとのことなので、これくらいで済んで良かったのかなと考えるようにします。

今年は昨年よりも健康に過ごしたいと思っていますが、今また調子が悪く風邪なのか花粉症なのか咳が続いています。
今年は花粉がものすごく多いようなので、気管支の弱い私は気を付けなければなりません。

神光寺の近くのあびこ観音でも厄除け祈祷が行われています。
こちらもたくさんの山伏さんが来られています。


以前はこちらで祈祷をしていただいてたのですが、すごい人で待ち時間も長かったので今は神光寺でしていただいてます。
コロナ過を経て祈祷の流れは変わっているかもしれません。



この時期楽しみなのが厄除け饅頭。
私は道八というお店の酒饅頭がお気に入りです。


白いのが酒饅頭で、黒いのが黒糖饅頭です。
この時期にしか食べられないので貴重です。

近くには有名なあびこ餅本舗の厄除け饅頭もあります。
ここの厄除け饅頭もとても美味しいです。
でもこの時期は行列ができて買うのが大変なので敬遠してます。
ここの厄除け饅頭は一年中購入できるので、節分の時期は避けて買ってます。

もう一つ気になるのが、八百屋さんの厄除け饅頭。
普段は八百屋さんなんですが、この時期は饅頭屋さんに大変身。
まだ食べたことがないので、もしまだやっていたら買ってみたいと思います。

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達磨寺 方丈庭園ライトアップ

2025年01月07日 |     (近畿)
今回も前回に引き続き雪丸から始まります
夕日を浴びた雪丸像。
かわいい


3日の午後から奈良県北葛城郡王寺町の明神山へ登り、帰りのバスを途中下車して達磨寺に寄りました。
まずはお参り。お正月だけど夕方だからか空いていました。


本堂手前右側には鐘楼があり、誰でもつくことができます。
私もゴ~ンとついてきました。
以前行ったときはつけなかったので、お正月だけつけるのかもしれません。

お堂の中には合格だるまがたくさんありました。


受験シーズンにあわせて、達磨寺で祈祷された合格だるまが王寺町のいろんなところに置かれ、受験生を応援しているそうです。

このお寺にある雪丸像にも会ってきました。


後姿もかわいいです。


達磨寺の方丈庭園では、12月31日から1月3日までライトアップが行われていました。
本当は31日だけだったようですが、好評で3日まで延長したそうです。

方丈では王寺町出身の光物(こうぶつ)作家 盛一保洋(もりときやすひろ)さんの作品が展示されていました。
盛一さんは電機メーカーに勤めながら、休日にリサイクルアートを主に創作活動をされているのだそうです。

今回のテーマは干支の巳にあわせて「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」です。
八岐大蛇とは日本神話に登場する、頭が8つ、尻尾も8つあるという巨大な蛇です。



盛一さんが来られていて、作品の説明をしてくださいました。
この作品は食器などを包む緩衝材を利用しています。
緩衝材から1枚1枚鱗を切り出し、約3万枚で造られているそうです。
大蛇の中にはLEDの電球が入っていて、色も様々に変わります。
盛一さんがリモコンで変えている感じでした。







恐ろしい赤い目は、クリスマスの飾りつけで使う小物を使っているのだとか。


すごい迫力で圧倒されました。
ヘビは脱皮して一回り大きくなることから、開運の意味が込められているそうです。

庭園には面白い仕掛けもされていました。






達磨寺ではいろいろイベントもやられてるようなので、また訪れたいと思います。
堂内に明かりが灯っていい雰囲気です。


達磨寺からJR王寺駅までは歩いて20分ほどなので、帰りは歩きました。
途中の雪丸くん。またね~


駅前はきらきらイルミネーション。
もちろん雪丸くんがいます。


駅へ続く道もきらきら。


今年は王寺町から始まりました。
まだ駅前カフェのケーキ「ゆきま~る」を食べていないので(3日は休みでした)、次はこれを目的で行きたいと思います。


達磨寺の詳細はこちら

達磨寺(奈良県北葛城郡王寺町) - 夢夢散歩♪

前回書いた雪丸ロードを歩いて到着したのが達磨寺(だるまじ)です。達磨寺は聖徳太子と達磨大師が出会った場所で、達磨大師のお墓とされる古墳があります。達磨大師はイン...

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明神山へ新年初登り

2025年01月04日 |     (近畿)
昨日、奈良県北葛城郡王寺町の明神山に登ってきました。
昨年初めて王寺町を訪れた時に明神山を知り、近いうちに登ってみたいと思っていました。

JR王寺駅で王寺町のマスコットキャラクター雪丸に「行ってきます」とご挨拶してスタート!
相変わらず可愛いです


明神山までは駅から離れているので、バスでスタート地点まで向かいます。


バスは坂道をどんどん上っていきます。
これは距離もあるし、歩いていたらしんどいです
明神四丁目で下車。


スタート地点には、またまた雪丸くんが


こちらの雪丸くん、まつ毛がスゴイことに。
どうしたのかしら??


とりあえず、まつ毛ふっさふさの雪丸に「行ってきます」とご挨拶。

立派な鳥居が建っています。


ここから山頂までが片道約40分。
1.8kmの山登りです。
ここからは住宅地に入るので、こんな看板が。


静かに歩いていきましょう。

住宅地を抜けて、いよいよ山に入っていきます。


舗装されているので、とても歩きやすいです。
少し歩いて振り返ると、こんな景色。


急な坂もありますが、楽に歩けるところもあるので、山歩き初心者には嬉しい山です。


パンフレットに載っていたとおり、40分で山頂に到着しました。
歩き慣れている人なら、もっと早く到着できると思います。
山頂の展望台からの眺望です。




奥の山の斜面がはげているのは、若草山です。↓




眺めは最高です。
でも風がきつくて寒い~
明神山は標高273.6mで、山頂からは十国が見渡せます。
十国とは東(大和国、伊勢国)、西(河内国、摂津国、播磨国、淡路国)、南(和泉国、紀伊国)、北(山城国、近江国)のことです。
展望台には無料の望遠鏡が設置されていて、東大寺や法隆寺、大和三山、あべのハルカスなど、しっかり見ることができます。
江戸時代に描かれた絵にも、山頂から大阪方面を指さして楽しんでいる人が描かれたものがあるそうで、昔から絶景の場所だったようです。

明神山では古くから水の神様がお祀りされています。
文化庁から葛城修験28宿の最終地として日本遺産に認定されています。


山頂には『悠久の鐘 誓いのテラスSORANI』があります。
「恋人たちが永遠の愛を誓う特別な空間を演出」とありました。


山頂からせり出していて怖いです。
下がガラス張りになっていて、怖さ倍増です。


もちろん鐘を鳴らしてきました。



新年早々、いい運動となりました。
しかも、こんなに綺麗な景色まで見られて大満足です。
良い一年になりそうな気がします。

しかし、寒かった。
めちゃくちゃ風が強くて、山頂でお弁当を食べましたが凍えました。

また季節の良い時に来たいと思います。
帰りは達磨寺にも寄りました。
それはまた次回に。
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秋が深まってきました

2024年11月20日 |     (近畿)
今日は気持ちの良い青空が広がり、とっても良いお天気でした。
大阪市立長居植物園の入り口に並ぶラクウショウは、太陽の光を浴びて美しく輝いていました。


大阪市内のごちゃごちゃしたところから、植物園の中に入るとホッとします。
空が広いです~
思わず深呼吸をしちゃいます。


長居植物園ではコスモスフェアが開催中です。
たくさんのコスモスが咲き乱れていました。


コスモスを見ると、秋だなぁと感じます。
風に揺れて気持ちよさそうです。


ミツバチがぶんぶん飛んでいましたよ。
蜜が取り放題です。
コスモスの蜂蜜ってどんな味なんでしょうね。


コスモスフェアの前はローズウィークが開催されていましたが、その時より今の方が綺麗に咲いています。






早朝散歩を体調を崩したりで休みがちだったので、今日はしっかり歩いてきました。
ちょっと見ぬ間に秋は進んでますね。






気持ちよく散歩できました。
ヒヨドリがびっくりするくらいたくさんいて、ピーヨピーヨと大騒ぎでした。
こんな鳥も見つけましたよ。
フクロウみたいだけど…




見えますか?
これじゃ、分からないですよね
スマホではこれが限界でした。
とっても可愛い顔をしていましたよ。
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播州赤穂でちょっとだけ歴史旅

2024年11月02日 |     (近畿)
10月の終わりに、赤穂をちょっと観光してきました。
JRの播州赤穂駅です。とても立派な駅です。


駅前には大石内蔵助の像。
赤穂と言えば、まずは忠臣蔵が思い浮かびます。
あとは赤穂の塩でしょうか。


ちょうどお昼時だったので、駅近くのお蕎麦屋さんに入りました。
駅前にも通りにもそんなに人がいなかったのに、お店に入るとお客さんがいっぱい。
1階はカウンターとテーブル席、2階にも案内されている人がいました。

「あこう蕎麦 衣笠」というお店です。
これは、とりなんば蕎麦。
この日は寒かったので、あったかくて美味しかったです。


店の玄関では、そば吉くんという人形がお蕎麦を食べ続けていました。
「そば吉くん、復活しました」と書かれていたので、しばらく休んでいたのかな?
周りに置かれたタイガースグッズも気になります。




赤穂城へ向かって歩いているとまず見つけたのが、旧上水道モニュメント。
土管から水が勢いよく吹き出しています。


この辺りの城下町は、井戸を掘っても海水が湧き出すのだそうです。
そのため飲料水の確保のため上水道を整備し、各戸に給水していたそうです。
江戸時代に、すでにこういうことをしていたなんて、すごいですよね。

次に見つけたのが、息継ぎ井戸と義士あんどん。
主君が刃傷に及んだ時に、早水藤左衛門と萱野三平が早かごで江戸から駆け付け、この井戸で一息ついて大石内蔵助邸に入ったそうです。


この義士あんどんはからくり時計になっています。
9~20時の毎正時に太鼓の音とともに「松の廊下、早かご、かちどき」の場面が再現されるそうです。
今回はタイミングが合わず、見ることが出来ませんでした。残念。


駅からずっと南へ歩いていくと、赤穂城跡に着きます。


城跡を見る前に、赤穂市立歴史博物館で赤穂について学びました。
博物館は白壁土蔵風の建物となっています。


忠臣蔵で有名な赤穂義士のことや、城と城下町、赤穂の塩、赤穂上水道などについての資料が、多数展示されています。
赤穂では、弥生時代にすでに塩の生産が行われていたことが発掘調査で分かっているそうです。
使っていた道具も展示されています。塩づくりの苛酷な労働も知ることが出来ました。

勉強した後は赤穂城跡に向かいました。
櫓門の中は見学できるようになっています。
発掘調査の資料などが展示されています。


櫓門からみた天守台です。
石垣は9mあります。
立派な天守台ですが、天守は築かれませんでした。


天守台に登りましたが、この階段がまぁしんどい。
段が高くて、40㎝くらいあったんじゃないでしょうか。
よいしょ、よいしょと上りました。


天守台からは本丸全体を見ることが出来ます。


見晴らしがいいです。



赤穂城の次は赤穂大石神社へ。
大正元年(1912)、大石内蔵助良雄をはじめ、四十七義士と萱野三平を主祭神として創建されました。


参道の両脇にはずらっと四十七士の石像が並んでいます。
兵馬俑の工芸技術伝承者によって作られたものです。




主君の仇討ちという大願を果たしたことから、大願成就のご利益があります。


この日は抜穂祭が行われたようで、稲穂がかけられていました。
赤穂城跡をまわっているときに、神社の方から雅楽の様な音楽が聞こえてきていたので、その行事だったのかもしれません。




本殿をぐるっと囲むように、忠臣蔵の絵馬が飾られています。
見ごたえがあるので、行かれた際はぜひ見てください。


なぜか招き猫もぐるっと囲むように置かれていました。


今回時間の関係で見学できませんでしたが、神社には義士史料館があり、浅野家や義士の宝物、木造の義士像、大石邸長屋門・庭園を見学できます。

大石邸長屋門は外から見ることもできます。
刃傷事件の際に、江戸から駆け付けた早水藤左衛門と萱野三平がこの門をたたいたと言われています。


ポストには浅野家と大石家の家紋がついていました。
右側が浅野家の家紋「違い鷹の羽」、左側が大石家の家紋「二つ巴」です。


消火栓も忠臣蔵でした。


12月14日は赤穂義士たちが討ち入りを果たした日です。
毎年、赤穂義士祭が催されていて、今年でなんと121回目なんだそうです。
有名な俳優さんが内蔵助になって、義士行列に参列されているのをニュースで見ます。
今年は内藤剛志さんです。

観光案内所でもらった赤穂市のガイドブックを見ると、赤穂は忠臣蔵の町だけではなく、塩田の町、北前船寄港地の町、古代遺跡の町、赤穂温泉の町と、見所がたくさんあるようです。
またゆっくり来たいなと思います。
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天和駅(赤穂)で撮り鉄と駅の謎

2024年10月24日 |     (近畿)
赤穂へ行ってきました
観光する前に、播州赤穂駅から一つ西の天和駅で下車しました。





駅は無人でひっそりしています。
播州赤穂方面行と岡山方面行の両方の電車がこのホームを発着します。
それぞれ1時間に約1本です。
(播州赤穂方面)


(岡山方面)


なぜここへ来たかというと、「かぼちゃ電車が走るらしい」と旦那さんがどこかから情報を仕入れたからです。
かぼちゃ電車はこんな電車です。
(↓去年乗った電車です。)


湘南色と呼ばれますが、オレンジ色と緑色の姿から「かぼちゃ電車」と呼ばれています。
旦那さんを信じて着いていきましたが、情報は間違っていました…
待てど暮らせど、かぼちゃ電車は来ませんでした
Xを見ましたが、その日に誰もかぼちゃ電車に触れてる人はいませんでしたから。
いったいどこからその情報を得たのかしら??

と言う訳で、ここではこの黄色い電車をいっぱい見ました。




黄色一色のこの電車、「真っ黄色」をもじった「末期色」という愛称で親しまれているのだとか。
単色塗装の電車って少なくなりましたからね。
行き来する電車、み~んな真っ黄色でした。

私ももちろん乗りました。
(播州赤穂駅にて)


天和駅の撮影した場所では、カンナの花が綺麗に咲いていました。



こんな電車も見ましたよ。
朝の姫路駅で見たワインレッドの電車。
これも単色塗装だから末期色かな?


後で調べると、播但線を走っている電車のようです。
綺麗な色ですね。

タイトルにもつけました「天和駅の謎」
それはホームから見たレールの向こう側、何か見えます。


よく見ると…


サボテンではありませんか
なぜ、サボテンがこんなところに。
しかも一部分ではなく、ほぼホームの端から端まで。

なぜ、なぜ??

とても気になります。
誰かご存知の方がいれば教えてほしいです。
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鉄道のまち 王寺町(奈良県)

2024年10月21日 |     (近畿)


王寺町は明治時代に奈良県で初めて鉄道が開通した町です。
JR王寺駅から徒歩5分ほどのところにある舟戸児童公園には、蒸気機関車が静態保存されています。
ナンバープレートから、D51形蒸気機関車895号機というのが分かります。
これはD51形として895番目に製造されたという意味なんだそうです。
初めて知りました。



この機関車は昭和19年(1944)に製造されたものだそうです。
特徴はボイラー上の集煙装置と重油併燃装置です。
どちらも機関車の上についており、ライトのすぐ後ろに集煙装置、その後ろが蒸気溜、その後ろが重油併燃装置になっています。



集煙装置は、トンネル内で煙が運転席に入らないように後方に排出させるためのもの。
重油併燃装置は、火室内に重油を噴射し、効率よく燃焼させて蒸気圧を安定してあげるもの。
この2つの装置は、静態保存される際に取り外されることが多いそうです。

機関車の横には階段が設置されていて、運転室に入ることができます。
速度計やいろんな弁のハンドル、圧力計、焚口戸など間近で見ることができます。





なかなか運転室に入れることなんてないので、かなりワクワクしました。
すぐ近くにJRと近鉄の電車が走っているので、電車好きの方は楽しめると思います。




帰りは王寺駅から2駅大阪寄りの、河内堅上駅で写真を撮りました。
ここは大阪府柏原市です。









大阪方面行のホーム沿いには桜の木がたくさんあるので、春は綺麗なんでしょうね。
でも、気になることが。
桜の幹に、茶色いモコモコとしたものがいっぱいついていました。





これ、今あちこちで問題になっている特定外来生物のクビアカツヤカミキリの仕業だと思います。
幼虫が木の内部を食い散らかして枯らしてしまいます。
このモコモコとしたものは、食べた木くずとフンが混ざったものです。

前にテレビで特集をしていました。
綺麗な桜並木が、このクビアカツヤカミキリのせいで全て伐採されたと。
こうやって実際に見ると、怖くなります。
綺麗な桜のお花見ができなくなってしまうなんて悲しすぎます。
どうにかできないものなのかと思います。
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達磨寺(奈良県北葛城郡王寺町)

2024年10月17日 |     (近畿)
前回書いた雪丸ロードを歩いて到着したのが達磨寺(だるまじ)です。
達磨寺は聖徳太子と達磨大師が出会った場所で、達磨大師のお墓とされる古墳があります。



達磨大師はインド出身で、中国に初めて禅を伝えた僧です。
日本書紀によると、ある冬の日に聖徳太子は飢えた人が倒れているのを見つけました。
名前を聞きましたが返事はありません。
太子は飲み物や食べ物、衣服を与えましたが、飢人は亡くなってしまいました。
聖徳太子はとても悲しみ、その場所に飢人を葬りお墓を造りました。
数日後、太子は「あの飢人は凡人ではない。きっと聖だろう。」と言って様子を見に行かせました。
すると、遺体はなく太子の衣服だけが棺の上に畳んで置いてありました。
この飢人が達磨大師の化身と考えられるようになり、達磨寺は生まれました。

飢人をなぜ達磨大師と考えるようになったのか。
仏教の輪廻転生の考えが関係していて、聖徳太子は中国の僧 慧思(えし)の生まれ変わりだという話が奈良時代末期の文献にみられるそうです。
慧思は天台宗を開いた智顗(ちぎ)の師で、慧思に日本への生まれ変わりを勧めたのが達磨大師だったそうです。
その二人が日本で再会したと解釈されたのでしょうか。


達磨大師のお墓とされる古墳の上に、本堂が建っています。
現本堂の建替えの時に、本堂の地下にあった石室からこれが見つかりました。
・宝篋印塔(ほうきょういんとう…仏塔の一種)
・合子(ごうし…蓋つきの小さな容器)
・水晶で造られた五輪塔形舎利容器
・仏舎利


水晶製五輪塔形舎利容器はとっても小さい容器です。
よくこんな小さい五輪塔を美しく作れたものですね。
こんなに小さいのに、ちゃんと蓋が取れて、その中にさらに小さな仏舎利がおさめられていました。



達磨寺にはご本尊として、聖徳太子像と達磨大師像が安置されました。
その後、千手観音も並んで祀られるようになったとのことです。

木造聖徳太子座像(鎌倉時代作)


木造達磨座像(室町時代作)


木造千手観音座像(室町時代作)
もとは500手あったと考えられていますが、今は392手あるそうです。


湯呑も達磨でした。


さてさて、忘れていけないのが雪丸くん。
雪丸の石像がありました。


雪丸は聖徳太子が飼っていた犬です。
人の言葉がわかり、お経を読み、亡くなるときには「自分を達磨墳の丑寅(北東)に葬るように」と遺言したのだとか。
石像は今は南西の位置にありますが、もともとは本堂北東にある古墳のところにあったそうです
その古墳が雪丸のお墓と考えられています。


江戸時代のガイドブック「大和名所図会」にも達磨寺が載っていて、境内に狛塚と書かれた雪丸のような絵が描かれています。
昔から人気があったのかな?
絵馬も雪丸。


ボランティアガイドさんも雪丸。


ちなみに達磨寺のホームページのタイトルバーにも雪丸。



達磨寺にはその他に戦国武将の松永久秀のお墓があります。
織田信長軍の攻撃を受けて信貴山城で平蜘蛛の茶釜とともに爆死したとも伝わる久秀ですが、その亡骸をこの地に葬ったといわれています。


達磨寺の山門です。


あっ、ここにも留蓋瓦が。
以前法隆寺に行った時にも、鬼瓦の横にありました。
屋根の四隅に置かれ、雨水が入るのを防いだり、風で飛ばされないようにするためのものだそうです。


達磨寺にはボランティアガイドさんがいて、詳しく説明してくださいます。
まずはガイドさんの説明を聞きながら境内を回り、その後ゆっくりともう一回りしました。
こんな可愛い雪丸シールをいただきましたよ~


今回は長文になってしまいました。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
最後はもちろん雪丸で。












王寺駅直結の商業施設りーべる王寺にある雪丸カフェ ポエムでシフォンケーキを食べました。


お皿には雪丸。
本当は雪丸の顔をしたケーキ「ゆきま~る」を食べたかったのですが、売り切れ…
達磨寺に行く前に見たときはあったのに。
やっぱり先に食べとかないといけませんね。
この雪丸カフェ ポエムは見晴らしがよくてゆっくりできました。


次行く時は、ゆきま~るを食べてから観光したいと思います。

雪丸くん、ドローンにもなってます。
全編実写で、ほのぼのとした動画です。
聖徳太子と達磨大師も出てきますので、探してみてくださいね。


空飛ぶゆるキャラ“雪丸ドローン”が聖徳太子ゆかりの地を空中散歩
 奈良県北葛城郡王寺町PR動画「雪丸散歩」

コメント (6)
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