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夢夢散歩♪

るみです。
自然の写真を中心に、日々の出来事を綴ります。

鳥取旅行 ~砂の美術館・鳥取砂丘~

2025年06月21日 |     (中国)
6月13.14日に鳥取へ行ってきました。
大阪駅から特急スーパーはくとに乗り鳥取駅で下車しました。
コナン号でした。



スーパーはくとはディーゼル車です。
エンジン音の大きさに驚きました。
うるさいという表現が適当ですが、鉄道好きならこの音も楽しめるでしょうね。
車両にはモニターもついていて、先頭から見た映像が映し出されていて、これを見るのも楽しいです。





鳥取駅からバスに乗り換えて鳥取砂丘方面へ向かいました。
まず訪れたのが「砂の美術館」です。



2006年の開館以来「砂で世界旅行」をコンセプトに、毎年テーマを替えて開催されています。
今年のテーマは日本です。
国生み神話の時代から、江戸時代、現代までの歴史を軸に、日本文化を砂像で表現しています。



砂像は、砂と水だけを圧縮した砂のかたまりを彫刻してつくります。
添加物なしです。砂と水だけ。
つくってるうちに崩れたりしないんでしょうか。
すごいですよね。

会場でまず目に飛び込んできたのはこの作品。

《日本神話 国生み・神生み》
これは、スサノオがヤマタノオロチを退治する場面です。


ものすごい迫力です。
この力強さを砂で表現できるなんてすごいです。


《鎌倉幕府 武士政権へ》
源頼朝とその家臣たち。
甲冑も細かく作り込まれています。


《奈良時代 鎮護国家》
奈良の大仏様です。
砂像とは思えません。


《平等院鳳凰堂》
堂内の阿弥陀如来像まで再現されています。
そして前の水面に映し出される鳳凰堂まで再現されています。


《黒船来航と開国》
間近で見てもペリーの表情がリアルです。


《日本の美術 浮世絵》
江戸時代に成立した浮世絵。
写楽、歌麿、広重らの作品を砂の絵で見ることができます。


《第二次世界大戦と高度成長》
今年は第2次世界大戦終戦から80年の節目です。
戦後の広島と現代の東京を表しています。


上から全体を見渡すこともできます。


砂でつくられたQRコード。
ちゃんとつながりましたよ。


外にも砂像があるので、行かれる方は忘れないように見てください。
こんな可愛い小さな砂像も。


《日本の伝統芸能 能楽》
羽衣の名場面です。


展示が終わると砂像はすべて崩して砂に戻します。
そして同じ砂で次の新たな砂像を制作するのだそうです。

さて、砂の美術館を出て、リフトで鳥取砂丘へ。



久しぶりに来ましたが、広い~



とても暑かったので、向こうに見える馬の背と言われる砂の丘までは行きませんでした。
学生時代に馬の背を目指して、アリ地獄にはまったみたいになり死ぬかと思ったことがあるのを思い出しました。
馬の背は高さが約47mあるそうです。

砂丘近くのビジターセンターでは、砂丘の成り立ちや、そこに生きる動物や植物など、魅力を伝える展示がたくさんあります。
風紋(砂がつくる波模様)のでき方を学ぶ実験も見ることができ、とても勉強になりました。








この日は鳥取駅近くで宿泊しました。
夜、ちょっとうろうろしていて見つけたものです。

後から知ったのですが、この文字は鳥取砂丘の砂が使われてるのだそうです。


ステンドグラスは、鳥取しゃんしゃん祭で使われるしゃんしゃん傘でした。


大国主命と白うさぎ


翌日は若桜鉄道に乗りましたよ。
続きます。

コメント (4)
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