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東芝-神戸プレシーズンマッチ20080822

2008年08月23日 | ラグビー
今日は東芝-神戸のプレシーズンマッチを観戦に来ました。北府中の東芝グラウンドは以前イベントでは経験あるも、試合観戦は初。

昨年から大きく変化を遂げようとしている神戸。今年はトップ4との差である接点の強さを埋めるため、後藤主将も自らの肉体改造と合わせてチーム力の強化を図り、東芝に挑む注目の一戦となった(大友信彦さん、村上晃一さん、森本優子さんらも観戦)。

試合早々は神戸が攻め込む。早速接点勝負にでるが、富岡、仙波らセンター陣の防御も固く、得点には結びつけない。序盤でリズムに乗れない神戸。

このあとは終始東芝ペース。コンタクトに勝るアタックで、右、左のサイド際を中心にトライを重ね、終わってみれば東芝の50-0の快勝。

神戸は他チームとの差に挙げた接点の強さがまだトップ4レベルまで未到達。

2週間後のトップリーグ開幕後は序盤からNEC、トヨタとコンタクトに自信を持つチームとの試合がある。今日の印象ではまともにいくと同じ結果となりそうだ。


「うーん・・・」

菊池、デルポートといった判断よくキックを使える選手でシーズン前半戦をうまくしのいでいきながら、接点力をものにしてゆきたいだろう。

それとノートライは・・・。陣川、小笠原の両ウイングからは点を取りたいという気概が伝わらない(今日は全般で元気のない神戸だった)。復帰間近の大畑選手が渇を入れてくれればいいのだが。

東芝は「今期ベストゲーム」(村上さんブログ参照)の快勝。精神面も含めた個々の強さが感じられる。従い、強さが大きくぶれることがない。これは歴代の東芝の面々が培ってきた力なのだろう。



またこの日マルチトライと活躍の富岡鉄平選手。キャプテンは離れたがチームの中心であることは変わりない。試合中の指示も決して大きい声ではないが、よく通る。


<注目選手>

神戸新加入の菊池和気選手。翔太主将とは早大時代のチームメート。勝負強さ、粘りのある選手だ。この日は司令塔として時折判断よく切れのあるキックを飛ばしていた。今年のキーマンでは?と本人に尋ねると、「そのとおりです(笑)!」と。


神戸ルーキー谷口到選手。ここのところナンバー8での先発出場が続き、期待が高まる。神戸エイト。栄光のポジションを引き継ぐ選手だ。濱島選手とかぶる。

 

東芝新加入ベイツは2年前のNZ国内選手権優勝時のキャプテン。痛いプレーをいとわないバックローだ。この日も片言の日本語を積極的に使い、日本へ早く馴染む姿勢も見えた。



同じくワイカトでも活躍した東芝ヒル。この日はプレースキックが大不調。