ラグビーフィーバー!!from上海

ラグビーと上海生活を楽しむブログ

初体験の人民病院も・・・

2007年05月28日 | 中国生活
アテンドしていたお客さんが食事中に誤って舌を噛んでしまった。
翌日になっても出血が止まらずに、急遽病院へ連れていくことに。

日本人向け診療所には行ったことがあるが中国ローカル病院は初体験。

名前も○○第一人民病院。いかにも中国なネーミング。
中待合は日本と同じ・・・と思いきや。



驚くべきは診療現場と受付。

診療室はドアオープンで、治療状態はみんな見放題。
まるでインターンの学生のごとく、待ち人たちが前の人の診察を覗いている。


そして受付。自分で受付票を机に並べてゆくのだが、これが熾烈な順番争い。

順番を抜かされぬよう、新たな患者が来ると既に診療待ちの人々が割り込みせぬように注意深く、並べられた診察券と新たに置かれる診察券を注視している。


こと順番待ちルールの無い中国においては、病院の診察も例外ではなかった。



スーパー14ファイナルを観戦。昨年の濃霧のファイナルからもう一年。早い。関係ないがもっと中国語が進歩しているはずだったが。

初の南ア対決には満員のスタジアム同様に大興奮。

なにもそこまで劇的でなくてもというほどの幕切れには、正直少々食あたりな感じが・・・。まぁどっちを応援していたか、バレちゃいますね。

南ア勢対決はNZや豪州でも出せないこれ以上ないぶつかり合いを堪能できます。

デカいが体型と強さのギャップがある(乱暴なアル中親父のような)イングランドに比べて、南アはまさにベストオブアスリート。地球上でも最高に近い才ある体躯の骨惜しみないぶつかり合いに、ラグビーが限られた人しかプレーできない「観るスポーツ」なのだと思わざるをえないのか(いや、違うガンバレ!ジャパン!)。

スーパー14の結果が代表チームにつながるわけではないが、秋のW杯を盛り上げる上でも、南ア代表スプリングボクスにこの勢いが続くことを願いたい。
なんといっても最後にオールブラックスを倒したのは南アなのだから。

個人的なMVPはシャークススクラムハーフのピナール。
このファイナルでも十分に存在感を見せつけてくれました。
第3回W杯、南ア優勝時の主将と同じ名前にあやかって、高々とエリスカップを掲げる姿がまんざらでもない気にさせてくれた活躍でした。


来た来た!W杯チケット!

2007年05月22日 | ラグビー
W杯チケットが届きました。
まだ休みが取れる保障もないのに。





ウェールズ戦のカーディフからカナダ戦のボルドーまで(間にランスの「南アVSトンガ」戦挟むも)その距離1260km。
距離が長けりゃお金もかかる。

移動費用と宿泊費用はユーロ高も相まって計算するのも怖い。

それでもジャパンはどこに、南アはどこに泊まるんだろう。
スカルクバーガーJrと同じエレベーターに乗ったらどうなっちゃうんだろう
と妄想にふけっております。

とにもかくにもW杯まであと3ヶ月強。

あとは・・・代表復帰!プリーズ!

U20世界選手権

2007年05月12日 | ラグビー
<U20世界選手権>
IRBによるとこれまでU19とU21に分かれていた世界選手を来年からU20世界選手権に統合するという。

これまでU19はA、Bディヴィジョンとして12チームずつに分かれていて、今年のジャパンはBへの降格が決まっていた。

今度の新システムは16チームによる上位リーグと8チームの下部リーグに分かれるという。もしU19の成績が考慮されるのであれば、上位リーグ入りも可能だが、U21には出場できなかった日本にとっては苦しいか。

気になる開催地、開催時期については近々発表されるとのこと。

今年のU19選手達中心のセレクトが予想されるが、参加を見合わせた早稲田ルーキー勢有田君、山中君、宮澤君、中濱君らの参加も期待される。近年でも好レベルの素材がそろっており、総力チームとなることを望みたい。

またU20と年齢資格が1歳上がったことで、高校生よりも選手確保しやすい大学1、2年生が中心となることはメリットだ。ただし各国ライバルチームも実力向上も確実。

詳細判明しだい、ぜひいち早いU20体制の構築を望みたいですね。

<W杯出場チーム数&予選方式>
W杯出場チームについては20→16チームへの削減が検討中とのこと。

予選方式は変更が発表され、今回W杯の予選4リーグ上位3チーム計12チームがW杯の出場権を獲得するという。

もし16チームへ削減されれば、2011年予選は残り4枠をめぐっては世界規模の予選が開始されるとのことで厳しい戦いとなることは必至。

そうなるとジャパンの掲げる予選2勝は2011年の出場枠も賭けた一気に重い意味を持つ目標となる。



サニックスユース続編その2

2007年05月11日 | ラグビー
9位争いは佐賀工Ⅴ桐蔭学園

佐賀工PR田中圭一君は山村に並ぶ素質との声も。


佐賀工2年生No8の木下修一君は荒削りだが、昨年もレギュラーとして花園を経験。期待大。



桐蔭を率いるは仲宗根主将。1年から花園を沸かせた逸材。


昨年の同大会では大怪我を負うも昨年の花園では驚異の復帰を果たした。
体格はすでに大学レベル。風格もなかなかでどっしりしている。
ポスト五郎丸選手の雰囲気。


試合は桐蔭がFWで押し込み、佐賀工がインターセプトトライと一進一退。
ロスタイムのPGで佐賀工が逆転勝利した。


3、4位決定戦はNZ・クライストチャーチ男子高(NZ)対アベレ高(サモア)
もっとも白熱したのは試合前のハカ対決。


試合はクライスト高がセットプレー、個人技と全てに終始上回り大勝。
アベレのラフプレーもあり、最後は荒れ模様に。


JSPORTS-1にてサニックスユース総集編が2日に渡って放送予定。
総集編① 5月19日11:00-12:00
総集編② 5月20日 9:30-10:30
みんなチェックですよ!

サニックスユース続編その1

2007年05月10日 | ラグビー
決勝以外のレポその1です。

まずは7、8位決定戦「大分舞鶴Ⅴ東海大仰星」

昨年全国チャンプの仰星に対して、九州選抜に選ばれている
HO郷、FL南、No8荒川とタレントの揃う舞鶴。

試合は舞鶴押し気味で進み、仰星が防御で粘り追いつきかけるも
最後は舞鶴に突き放された。

フランカー南はサイズ充分。高校ジャパンセレクションにも選ばれている。


舞鶴はスクラムハーフの成長しだいではもっとチーム力が上がりそうだ。

舞鶴の高井君はなかなか面白い選手。FLの185cm80kgと細身だが、キックオフ、パント、PG、Gでもたびたびキッカーを努め、相手ラインアウトも片手でスチールと器用なところを見せた。ノックオン2回にレイトチャージの反則とまだまだ課題はあるが、今後も注目の選手。

パントを蹴る高井選手


仰星は昨年の穴を組織力で埋めるのに必死。あれだけの才が抜けた後だけに厳しい。とはいえ、花園に向けて立て直してくるに違いない。


今回3グラウンドを使ってそれぞれ試合が行われたが、第二試合は好カードぞろい。

5、6位決定戦「ヤンセン高(南ア)Ⅴタルブ高(仏)」、9位争いの「佐賀工業Ⅴ桐蔭学園」、13位争いの「大阪工大高Ⅴ伏見工」と見所あるカードが集中。

分身できればいいのだが、泣く泣く「大工大高Ⅴ伏見工」の前半と「佐賀工業Ⅴ桐蔭学園」の後半を観戦。

13位争いはスクール☆ウォーズのモデルとなった好敵手の対決。

昨年の花園切符を逃した伏見が選抜優勝の実力を見せつけるがごとく前半からトライラッシュ。伏見は攻守ともに2人目、3人目のフォローが早くたちまち状況を好転させる。

試合前の部歌で気合を入れる工大高


試合が始まると伏見のラッシュ。井口剛志主将の突破が何度も見られた。



伏見は大会中の生活態度が評価され、ベストマナーチームにも選ばれた。
表彰される井口主将。



~続く