ラグビーフィーバー!!from上海

ラグビーと上海生活を楽しむブログ

喪に服す

2008年05月21日 | Weblog
四川大地震(汶川地震)で中国では5/19-21までの3日間喪に服することになった。

一般企業においても半旗が義務づけられ、また19日は地震発生時間の
14時28分から3分間の黙祷を行った。むろん自分も。
社内でも社員がいっせいに黙祷を行う。外からは車のクラクションが鳴り響いた。

3日間はローカルTVも全て同じ地震の特番放送。繰り返し現場からの状況が伝えられる。

また公共の娯楽期間も原則自粛。
このタイミングで中国カラオケを楽しみに来た出張者はちょっとかわいそうだが。

募金活動もヒートアップ。
うちの会社の社員もボンボンと募金する。月給の5分の1近くの金額を寄付しているものもいる。従い我々駐在員も必然的に日本では考えられない高額を提供。

個人的にもっとも興味深かったのは中国版YAHOO!も喪使用になっていたことだ。ここまでやるんか。間に合えばごらんください。


U20日本開催!

2008年05月09日 | ラグビー
IRBジュニアワールドチャンピオンシップ。
通称U20世界選手権が来年日本で開催されるというビッグニュースが飛び込んできた!

U19とU21が廃止となり、今年から新たに開催することになったイベントで、ラグビーの世界選手権ではW杯、セブンスW杯に次ぐ3番目の規模の世界大会。

第1回目の今年はウェールズ、てっきり次は南半球だろうと勝手に予測していただけにまさか、まさかの日本開催。

日本協会の積極的な働きかけが実を結んだ結果だろう。ラグビーでは大きな世界大会の開催経験がほとんどない日本にとっては来年に決定する2015年のW杯招致に向けても今大会の成功が十分なアピールになる。
それだけ重要な位置づけだ。

なにより伸び盛りの世界一流のプレーヤー達が一挙に集まり世界一を目指して激闘を繰り広げる。なんとも楽しみ。ドキドキだ。
この中にはのちのスタープレーヤー達もいるわけで、2015年のW杯メンバーとして日本にまた帰ってくる。生まれた川に帰ってきた鮭が産卵するように。

時期、開催地はこれから発表予定だが、時期は今年と同じであれば6月開催。そうなると時間はもう一年しかないわけだ。この短い時間でチーム強化、大会運営準備の両面を進めていかなければならない。

チーム強化については今の薫田体制の継続、(恐らくは)有田隆平次期キャプテン筆頭にスコッドはできる限りの短期的囲い込みで強化を図ってほしい。日本協会の力の入れようからすれば可能なはず。

そして重要なのが大会運営。
まずはラグビーに理解ある財あるスポンサーを見つけること。例えば東芝(薫田効果)、トヨタらトップリーグにも参加している大企業がバックについてくれたらいうことないが。

それと開催地決定したら、周辺での集客促進活動を行う。プレイベントしまくりで気軽にラグビー場に足を運んでもらうのだ。これが言うが易しなのだが。

ジュニア大会という点では、高校実績もあるし、大阪開催がよいのでは。決勝と順位決定戦をまとめて一箇所で行える点では花園のようにグラウンドが集中している施設がベター。

しかし我ながらこんなときに海外駐在しているなんて、なんとも間の悪いこと。こうなったら開催期間中に、長期一時帰国を併せるか、仮に不出来で本帰国されてもかえって喜んでしまいそうで、いかんいかん。