今シーズン初のトップリーグ観戦は新潟ビックスワンのクボタ-神戸製鋼戦。
大宮から新幹線で1時間40分。新潟駅を降りバスに揺れること10分。田んぼの真ん中に現れた巨大なビッグスワンが舞台だ。
<試合メンバー>
神戸:1南條2松原3清水4吉田5ウィリス6鈴木7林8伊藤9後藤10ホラ11濱島12山本13今村14小笠原15大石
クボタ:1手塚(佐川)2荻原3中島4清野5赤塚6鈴木7岩上8ケフ9茂木10伊藤11柴原12オツコロ(吉田)13高野14小堀15高橋(マクイナリ)
試合はいきなりクボタがノーホイッスルトライ。ケフの上げたパントを神戸がノックオンし、そのままクボタがつなぎ最後はオツコロが右隅にトライ(高橋G失敗)。
前半14分神戸が反撃。松原がうまく相手を引きつけて絶妙のパスが小笠原へ→今村雄太はゴール前で転ぶもなんとかトライ(ホラG成功)。
その後神戸はモールから伊藤剛臣のトライ、クボタは2PGをスコアし、前半は神戸14-11クボタ。
後半に入り立上りにラッシュをかけようとした神戸だが、前半同様に細かいミスから攻撃が続かず得点できない。
逆にクボタ・伊藤のPGで14-14の同点に追いつかれる。この均衡を破るべく球を散らし始めた神戸。
後半25分松原がまたも絶妙のオフロードパスで今村雄太→濱島と渡りトライ(ホラG成功)。
しかしながら神戸のリードも束の間。後半32分クボタは神戸反則から得た敵ゴール前ラインアウト起点にモールを押し込みトライ(伊藤G成功)。21-21の同点。神戸あっさり取られる。
なんとしても負けられぬ神戸。後半37分、神戸ボールを攻め続け、後藤翔太が持ち出し、相手を引きつけてからパスを受けた小笠原が走りきりトライ(ホラG成功)で28-21。
諦めないクボタの攻めをどうにかしのいでノーサイド。神戸製鋼28-21クボタ。
なんとか全勝を守った神戸。次週は三洋電機戦で今シーズン最初の山場だ。
ホラのキック力は捨てがたいが、スピードあるバックス陣を活かすためにはもう少し早い球回しのできるプレーヤーをスタンドオフに置くべきでは。
今村雄太はハンドリングミスも目だったが、1トライ1アシスト。
同じくルーキー濱島も1トライ。恵まれたサイズを活かしたランが何度か見られた。
ケフはさすがのキープ力。この日はハイタックルでシンビンも。
前半伊藤タケオミのトライ
モールの際、今村雄太のヘッドバットを受けた小笠原は鼻出血。
出血しながらも後藤翔太のパスを受け試合を決めるトライをスコア
若き闘将が試合を決めたトライをアシスト(クボタ22はマクイナリ。このあと翔太へ反則気味チャージ)
勝ち越しトライを演出した後藤翔太はマクイナリの反則気味のチャージを受けてグラウンドにうずくまるシーンも。また首を痛めたのかと肝を冷やした。しかし万が一の後藤翔太のバックアップができるハーフ層の薄さは不安要素。
アゴ、痛て~。マクイナリ~怒!
勝利キャプテンインタビュー、様になってきた。
次節の偵察に来た三洋飯島コーチと談笑の大畑大介。この日試合前セレモニー参加の際も足を引きずっており痛々しかった。
JKも新潟へ。ハーフタイム時にはサイン攻めにあい新潟でも大人気。
ハイランダーズから移籍のブラッキーはトップリーグ今期加入で一番のビックネーム。デビューはいつ?との問いに、「SOON!」との答え。早く見たいね!