ラグビーフィーバー!!でらックス!

セブンズ、盛り上げていきましょう!

文句を言う前に!

2011-12-22 | 
宋 文洲さんのメールマガジンより!

文句ばっかり言っても何も始まらない。
JAPAN強化も、2019年成功も、FOR ALLで一人ひとりが何かアクションを!




2. ライフネット生命保険代表取締役副社長 岩瀬大輔さん連載 第2回

甘えの構造
岩瀬 大輔

3月11日の東日本大震災を契機として、この国が大きく変わることが期待された。

しかし、実際には、ほとんどのことは変わっていない。特に、日本経済が抱え
る構造的な課題は、3月10日から何ひとつ変わっていない。

そして、それらの構造的な課題を克服するために必要なすべての施策について、
「いやだ」と反対を続ける日本人のメンタリティも変わっていない。

40兆円しか税収がないのに90兆円も使い続けたら辻褄が合わないことは小学生
でも分かるはずだが、収入を増やそうと増税を提案しても「財務省の陰謀」
「先に削るべき無駄があるはずだ」と反対する人たちが多くいる。

収入が増えないなら支出を減らすしかないのだが、もっとも大きな支出である
年金を減らそうとすると、高齢者が反対する。

次に大きな支出である医療費について、保険料を上げるか、自己負担を増やそ
うとしても、同様に「姥捨て山」と反対されるので、実行できない。

ならば医療コストを合理化しようと、レセプトの電子化や、医療データの開示
を迫ってみても、(無駄な投薬や検査を指摘されかねない)医師や歯科医師が
猛反対する。

支出を減らせないので、やっぱり増税できないかと考え「まずは公務員が身を
削れ」という主張を実現しようと思っても、労働組合が反対するから人員削減
も給与カットもできない。

それなら上げ潮路線で行くしかないので、企業に頑張って稼いでもらおうと競
争力を高めるための減税や、雇用コストの引き下げを提案しても「大企業優遇」
と労働組合とマスコミが反対するので実行できない。

企業経営に緊張感を持ってもらうべく市場を通じた経営監視機能を高めようと
すると、今度は大企業経営者が猛反対する。結果、皆がジリジリ沈んでいく。
「企業の競争力強化」がまっとうな政策として取れないのは、日本くらいでは
ないか。

ならば莫大な金融資産を活用し、投資で稼いでいこう。そう考えて、資本市場
で投資ファンドが活躍し出すと「汗をかかないでお金を稼ぐのはけしからん」
という風に検察も裁判官も反対するので、投資家が日本の資本市場から去って
いった。

新しい産業を創ろうとちょっと尖った生意気な起業家が出てきたものの、本当
に社会を変革しうる影響力を持ち始めたらメディアに猛反発を受け、司法の助
けも借りて投獄されてしまった。

農業や医療・介護といった分野で規制の見直しをすることで新産業を育成しよ
うとしても、業界が反対するので、実行できない。しょうがないので、政府の
成長戦略と称して「グリーン・イノベーション」やら「ライフ・イノベーショ
ン」やら、誰も反対し得ない空虚な言葉を掲げ、お茶を濁す。

少子化で人口が減って行くのが困るので移民を促進しようとしても、外国人で
看護師試験に合格したのは254名中3名。合格率を司法試験よりも低くすること
で、導入を事実上拒む。

結局、国民全員がいやいや駄々をこね続けるので、今は文句を言えない子供た
ちに負担を押し付けることになる。

この国を変えるのは、容易ではない。官僚が悪いとか、デフレが悪いとか、日
銀が悪いとか、スケープゴートを見つけてきて、その一つを直せばいいような
ことではない。

国民が聞きたくない真実をつきつけ、正しい方向に導くことが、政治家、メデ
ィアの責任ではないか。そういう政治家、メディアを支持するのが、国民の責
任ではないか。

私たちは、ひとつひとつ、自分ができる小さなことから変えていくしかない。


(終わり)

セブンズ100日前イブ

2011-12-21 | Sevens
来春3月31日-4月1日に東京・秩父宮で開催されるセブンズワールドシリーズの日本大会まで
明日でちょうど100日前。

セブンズの世界最高峰が日本にやってきますよ!
う~ん楽しみ!でも不安もあり。盛り上がりはどうかなぁ~と。

ワールドシリーズの集客ですが2週間前の南アフリカ大会は決勝に4万人集まりました。
昨年のイングランド大会はあのトゥイッケナムが満員近くになっていました。満員だと8万人は超える脅威的な人数!

今回日本大会はシリーズでも最高の盛り上がりを見せる香港大会の翌週に開催されるだけに、
秩父宮の観客席がガラガラとあってはなんともさびしい。
「なんだ、アジアではまだ盛り上がっていないじゃないか。日本で2019年は大丈夫なのかと。」

セブンズは日本のラグビーファンにはまだマイナーな存在。
逆に言えば、これまでなじみのなかったファンにも敷居が低いはずです。

セブンズにおいても強い日本代表が一番の集客力ですが、それはスタッフの皆様におまかせして,
どうやったら盛り上げられるのか。一ファンとして気になってあれこれと思いをめぐらせております。

2011-大学選手権一回戦結果

2011-12-19 | JapanRugby
昨日は大学選手権一回戦の8試合が行われました。

スカパーでは全て放送あり。あれこれつまみ観戦。

力の差が感じられた試合もありましたが、秩父宮の2試合は熱戦でしたね!

<大学選手権一回戦結果〉>
◇筑波大 22-19 東海大
 先制リードの筑波に東海大がジワジワ迫り追いつく。
 後半途中で筑波フッカー彦坂圭がシンビンでピンチも、
 決勝PGを決めて2年前のリベンジに成功。
 次は明治、その次は帝京(かも?)とリベンジの戦いが続く!

◇同大 49-17 大東大
 大東大・青木監督も舌を巻いたという同志社のスピードでのトライ量産勝利!
 帝京FWに果敢に挑む。

◇関東学大 22-12 立命大
  後半途中まではブレイクダウンで立命が有利に、しかし
  後半20分を過ぎてからは関東学大のペース。
  残り20分からの戦い方が課題。
  関東学院はリーグ戦で唯一の生き残り。

◇帝京大 96-6 福工大
  帝京強し!敵は慢心とケガ人だけか?

◇早大 51-7 大体大
  早稲田は早い展開には、落ち着きの無さという脆さを感じてしまう。 
  頂点を取るためにはブレイクダウンで劣勢時の対策と、プレースキックの精度を!
  原田季郎のプレーに「俺がやったる」という使命感あり。和製S・ウィリアムス!

◇天理大 39-19 法政大
  試合開始直後、天理が連続得点。途中ようやく法政が粘り出し、後半だけなら12-10で
  優勢も前半の失点が響く。

◇慶応大 39-24 流経大
  慶応はさすがのディフェンス。攻守の切替の早さにポテンシャルを感じます。上を目指せ!
  ナイスチャージで決勝トライの一年生フランカー石橋!SBコーチの愛弟子!
  流経大はリーグ戦優勝で安心してしまったか。自陣から無理にアタックせず、敵陣に 
  入る工夫が欲しかった。
  
◇明治大 38-3 関西学大
  関西学大の粘りに苦しめられる時間帯あるも、貫録勝ち! 

来週は準々決勝です! 

<12/25準々決勝組み合わせ>
 早大   vs  関東学大 @秩父宮 12:00-
 帝京大 vs  同大  @秩父宮 14:00-
 明大   vs  筑波大   @秩父宮 12:00-
 天理大 vs  慶大  @秩父宮 14:00-

2011-AJRC結果

2011-12-16 | ラグビー
先週ジャカルタで開催されたAJRCはバンコクが優勝を果たしました。

<2011年AJRC上位結果>
◇優勝  バンコク
◇準優勝 シンガポール
◇3位  上海双龍

上海双龍はバンコクに準決勝で敗れましたが優勝のバンコクに7-12と惨敗。


各チームがしのぎを削るこの大会を勝ち抜くのは本当に難しい。
チームの実力、まとまり、勢い、運が揃わねば勝てません。
そして培われてきた伝統が最後に背中を一押しということもあるでしょう。

今年15周年を迎えた上海双龍にはぜひ優勝を勝ち取って欲しかったですが、
また来年足りないものを補ってより強いチームとして優勝カップを勝ち取ってく!
腰を痛めている体たらくでは偉そうなことは言えませんが。





優勝したバンコクジャパニーズ(BJ)は2002年以来の9年ぶりの栄冠。

2008年には地元バンコクで大会開催を予定しておりましたが暴動で中止に。
今年は洪水による混乱もあったりと、優勝の感激もひとしおではないでしょうか。



BJには中さんや横ちんの元双龍メンバーを始め、先日双龍15周年にも
遠征いただいたアラフォーデビューにて鉄人ラガー北原大王や大野キンちゃんの
師匠でありラグビーマニア度もかなり高い酒巻さんの喜ぶ姿も見えます。
山本肇さん、仲山聡さんなど元早稲田ラグビー部で活躍したメンバーも含む
強力布陣でした。

全世界7800万人のBJファンも大喜びだったでしょう笑。

訃報~カールソン・リンさん

2011-12-15 | ラグビー

腰を痛めてしばし凹んでおります。。。
風邪も流行りだし、マイコプラズマ肺炎なるものも出回っているとのこと。
みなさまくれぐれも健康にはご留意を。

で、腰をさすりながらメールを見ていたら、双龍Michael.さんから悲しいお知らせが届いた。


アジアラグビー協会の理事でレフリーでも活躍された台湾のカールソン・リン(林)さんが
69歳で逝去されたとのこと。→ARFUニュース

親日派で、上海セブンズで顔を合わせると「こんにちわ!元気?」と日本語で
気さくにいつも声を掛けていただいた。


中国駐在後、なかなか生のラグビーを見る機会がない中で双龍が参加すると聞いて
足を運んだ07年の上海セブンズ。

そこで最初に飛び込んできたのがこの林レフリーの後ろ姿。
その存在感あるレフリングは満面の笑顔も含めて、僕が体験する始めての
アジアラグビーの象徴的存在でした。






アジアのラグビーがこれから大きく成長を迎えるときにあって貴重な方を失ってしましました。

2019年に日本で林さんの笑顔に出会いたかったなぁ。

ご冥福をお祈りいたします。