ラグビーフィーバー!!でらックス!

セブンズ、盛り上げていきましょう!

流通経済大学、初のリーグ戦制覇!

2011-11-30 | ラグビー

関東大学リーグ戦は先週優勝を決める試合が行われ、流通経済大学が24-17と
東海大をサヨナラトライで破り、創部47年で初優勝を決めました!


内山監督の喜びの表情、コメントを聞くと苦労が報われて良かったなぁと
しみじみ感動してしまいました。

今年の法政との開幕戦を見た際に、まずはFWの体の大きさが目立ちました。
白系のジャージということもあるかも知れませんが、実際FWの平均体重が
105kgにも達するほどでやはり大きい。

イシレリ選手を軸に突破を図り、要所をキックでとスタンダードな攻めに
今年は強いかもとのイメージを持ったことを思い出しました。


東海大戦の試合のスタッツを確認するとペナルティとタックルミスが多かったですが、
開幕戦よりもディフェンスがまとまってきている印象を受けました。

選手権に向けてイシレリがどれだけフィットネスを意地向上できるか。
あの圧力はやはり強力!イシレリに相手チームの神経が集まったところを
高森選手らでゲインを図ってゆくような裏メニューを用意してもらいたいですね。



セブンズと流経大。
海外遠征に向かうチームが流経大のグラウンドを借りたり、セブンズのTV教室や
本にも相手チームとして登場するなどセブンズとも縁浅からぬ仲なのです。


加えてサヨナラトライを決めた小沢大選手はセブンズメンバー。
今年の上海セブンズに日本選抜メンバーとして急遽参戦し、負傷者続出のチームを
救う活躍を見せ、その後のシンガポールセブンズにも遠征メンバーとして参加しています。

上海セブンズでの小沢選手



1999年シーズンにブレンデンニールソン、加瀬を擁して関東リーグ戦2位と躍進
しましたが、大学選手権初戦で関東対抗戦4位の早稲田に破れました。その後も
出場はするも初戦敗退が続いていましたが、昨年は初戦で筑波を破り、初の8強
入りを果たしています。

組み合わせにもよりますが関東対抗戦チームが4強を独占!なんて向きもありますが、
この勢いに乗って初の4強入りに向けて頑張ってほしいですね!









オーストラリア大会でのJAPAN

2011-11-29 | Sevens
セブンズワールドシリーズ開幕戦・初のゴールドコーストでの大会となった
オーストラリアでのJAPANの最終戦3試合の映像をチェック!


まずはアルゼンチン戦。
昨年のラスベガス大会で勝利していますが、通産成績は1勝7敗と分が悪い相手。

試合開始からマイボールキープし、トゥキリ選手が先制トライを取りましたが、
直後のキックオフボールから一気にカウンターで失点。
前半に残り1トライずつ取り合い、前半は五分五分。

しかし後半は4トライを取られ、一方JAPANは無得点、合計12-38での敗戦。

セットプレーでは押し負けず十分に勝負可能な相手でしたが、
ボールへの働きかけの部分で消極的さが出たところです。
それと試合開始時や得点直後にフッと集中力が切れたところで一気にゲインされて
トライを奪われていました。ここは今後意識付けを高めたいところです。 


続くケニア戦
過去の対戦成績ではケニアにも0勝4敗と勝ちはありません。
ケニアは主力のコリン・インジェラやハンフリー・カヤンゲといった抜群のスピードを
持った選手がチームを離れていてJAPANには初勝利のチャンス。

試合開始後JAPANは敵ラインアウトをスチール。直後の展開されたボールを
藤田選手が外に行くと見せかけて一気に内をついての見事なステップでセブンズ初トライ。
続けて攻めるJAPANはボールキープしつつスペースを作り出し坂井がトライしリードします。

今度はケニアの攻撃。
ペナルティからロングパス一本で大外へ展開しそのままトライ。
そしてケニアの身体能力の高さを魅せつけるようなプレーが。
アシオヤが低さと角度のある、まさに切り裂くようなステップで中央から
ゴール前まで迫り、アセゴの逆転(トライ&ゴール)で12-14.

しかしJAPANはあきらめません。
ラインアウトをクイックインしてできたポイントから
ロコツイ→藤田選手からパスを受けたテアウパ選手が左タッチ沿いを大きくゲイン。
ゴール前で止められるも、パスアウトされたボールが右に展開され、最後は坂井
選手が決めて逆転勝利!19-14。

ケニアは手足が長く、絡まれたり、タックルのしにくさはありますが、
プレー自体にはやらしさがないので、やりやすい相手であると感じますね。



そしてシールド決勝はパプアニューギニア(PNG)戦。
PNGは女子も最近メキメキと力をつけています。
セブンズのオリンピック効果でこのようなチームがこれから続々でてくることは
日本にとっては正直脅威ですね。


前半JAPANがまず攻めます。
相手ゴール前のマイボールスクラムをクイックヒールアウト(スローワーとキャッチャ
ーは別)。ボールを受けた藤田選手が右タッチ際でスペースのないところを体を反転
させて2人を抜いて先制トライ!

藤田選手は直後のキックオフで一気に相手にゴールまで攻められますが、よく戻って
タックルでピンチを防ぎました。

相手にもトライ&ゴールを返され逆転されますが、再度攻めるJAPANはまたも
藤田選手がよく動き、相手ディフェンスを分散させてできたスペースに山内選手が
飛び込みトライ。12-7で前半を折り返します。

後半は相手ゴール前からキックで裏に出られて、続けてキックでゴール前に迫られ
トライされます。仕切りなおし後も相手ゴール前スクラムからすばやいパスをつな
げられ、左ライン際を一気に走られてトライされます。そして(マイボール)キックオフ
ボールをダイレクトでキャッチされそのままトライ。簡単に3連続でトライを許し、
これで勝負が決まってしまいました。



PNGはタックルスキル等まだまだのチームなのですが、ただし自分の弱点を
よく知っていてできるだけコンタクトの機会を減らそうと裏にボールを蹴ったり、
速く長いパスで外のスペースで勝負をかけてきました。
その点ではよく練習を積んでいるなと感じさせるチームです。



PNG監督はシェーンハワース。聞き覚えありますか?
元オールブラックスで、1999年にはグラハムヘンリー監督の下ウェールズの15番を
つけてワールドカップを戦ったプレーヤー。サイズはないが手堅く、キレのある
プレーヤーでした。
そのハワース監督曰くは、今後サモア、イングランド、ニュージーランドと対等に
伍すチームにと理想は高い!


アルゼンチン戦もPNG戦も見られたのですが、ストレートランで簡単に
抜かれてしまうシーンが多く、ディフェンスのプレッシャーが不足気味。
まだ若い選手が多いので、意識と粘りのよりいっそうの強化を!


シリーズは今週のドバイ、来週の南アフリカ大会と続きますが、 JAPANは
一休み。来年2月のウェリントン大会から、ラスベガス、香港そして東京大会
への参戦となります。

しばらく時間が空きますが、強化速度を止めない、いや加速できるように
日本協会の継続運営、各所属チームの協力を願わざるをえません。
本番(東京大会)まであと5ヶ月です!

2011-7'sWS オーストラリア大会最終日結果

2011-11-28 | Sevens
<オーストラリア大会JAPAN最終日結果>
ボウル準々決勝 
×JAPAN 12-38 アルゼンチン

シールド準決勝 
○JAPAN 19-14 ケニア

シールド決勝  
×JAPAN 19-31 パプアニューギニア

JAPANはシールド準優勝(14位)となりました。


その他の結果です。

フィジーは予選プールで5-28とニュージーランドに惨敗したものの、
決勝ではリベンジ!この1日だけで勝敗が入れ替わってしまうのもセブンズの
魅力であり、怖さ。予選の大勝でできたニュージーランドの心のスキをうまく
フィジーがついたのかもしれませんね。

ファイナル 
フィジー 26-12 ニュージーランド

3位決定戦 
南アフリカ 17-5 オーストラリア

プレート決勝 
ウェールズ 26-15 サモア
(5位決定)

ボウル決勝 
アルゼンチン 17-14スコットランド
(9位決定)


ポイントランキング
Tomasi Cama    NZL 48
Terry Bouhraoua  FRA 35
Chris Dry     RSA 35
Manuel Montero   ARG 35
Tom Iosefo SAM 30
Lote Raikabula NZL 30
Albert Levi PNG 28
Osea Kolinisau FIJ 27


トライランキング
Chris Dry RSA 7
Manuel Montero ARG 7
Tom Iosefo SAM 6
Lote Raikabula NZL 6
Terry Bouhraoua FRA 5
Setefano Cakau FIJ 5
Jimilai Naikadawa FIJ 5
Mat Turner ENG 5











2011-7’sWS オーストラリア大会初日結果

2011-11-26 | Sevens



<オーストラリアセブンズJAPAN初日結果>
 予選プール第1戦 JAPAN 0-33 オーストラリア
 予選プール第2戦 JAPAN 7-31 南アフリカ
 予選プール第3戦 JAPAN 0-21 USA

JAPANは厳しいプールに入りましたが、初日は勝利を挙げることはできませんでした。



南アフリカ戦ではロテトゥキリ選手(北海道バーバリアンズ)がこの日JAPANとしての唯一のトライを決めました。
また南アの中心選手であるセシルアフリカ選手を病院送りに!
(実はコンバージョンキックを蹴った際に自らわき腹を痛めただけのようですが。)

JAPANは9-16位決定戦に回り、アルゼンチンと対戦予定(12:00キックオフ)
若いチームなので切り替えて頑張ってほしいです!


その他チームの結果です。

サモア、ニュージーランド、南アフリカは全勝で決勝トーナメントに進みました。

ウェールズがイングランドを21-7でアップセット!
と言っても、ウェールズも2009年セブンズワールドカップの優勝チームですからね!
十分実力者!
イングランドから2トライを奪って勝利に貢献したウェールズ・ハリー・ロビンソン選手は18歳!JAPANの藤田選手と同級生ですね。セブンズのジョージ・ノースになるか?


JAPANいよいよキックオフ!

2011-11-25 | Sevens
ゴールドコースト大会始まりました!

開幕ゲームはサモアがフランスに勝利!
続くアルゼンチンはパプアニューギニアから33点を取ってのシャットアウト勝ち!
まずは格上チームが順当勝ち!


JAPANの予選プールスケジュールは以下のとおり(日本時間は以下より-1h)
あと1時間ちょっとでセブンズJAPANの'11-12シーズン開幕!

<JAPAN初日予定>
15:09 vs オーストラリア

17:53 vs 南アフリカ

19:58 vs USA

はっきりいって試合間隔も短くJAPANにはハードなスケジュール。

体調も万全な初戦に全てをぶつけて欲しい!