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伏見工が無くなる?

2013-01-11 | ラグビー
今年優勝の常翔学園を最も苦しめたチームは
準々決勝の伏見工業!
今大会で常翔から先制トライを取ったのは
伏見だけ!しかもノーホイッスルトライ!

黒のショーツにゴールドの刺繍で刻まれてい
る言葉は「信は力なり」。
これまでの強豪校の中でもメンタルの強さ、
逆境の勝負強さはピカイチだ!

しかしその伏見工業を巨大なフォワードでも
なく、快速バックスでもない、「統合化」と
いう最大の敵が迫っている。


生徒数減の影響で適正な生徒数確保のため、
洛陽工業と伏見工業を統合すべきと京都教育
委員会の有識者委員会で討議されており、
今年度内にも具体的な方針がまとめられる
予定。公立高校ゆえの苦しみ。

統合される場合、1886年創設の洛陽工業の名前
が残り、1920年創設の伏見工の名前が消えてし
まう可能性が大きいとラグビーファンには
本当にショッキングなニュース!

それゆえ今回の花園で日本一をつかみ少しでも
単独存続の後押しとしたかったが、それはなら
なかった。

何とかならないものだろうか。



初めての花園出場から33年。伏見で育った選手
の子供たちが花園に躍動する時代が来ている。

フォワードの中心選手として活躍したNO.8の
高橋選手。彼の父親は伏見工業が初めて花園
出場した79年度の選手だった(大八木と同期)。

高橋少年は中学になるとラグビー部に入らされた。
最初はやらされながら高橋少年。しかし同じく
して父親が重病に。段々と弱ってゆく父親に会う
たび、以前は厳しかった父親がケガはないか?
ラグビー頑張っているかと声をかける。自分も
育てられたラグビーに息子が取り組む姿は何よ
りもの喜びだったのだろう。しかし父親は高橋
少年が伏見に入学する前に亡くなってしまう。

父の意をくんで、やらされるものから自主的に
取り組み始め見事に伏見でレギュラーの座をつ
かんだ高橋選手。

試合前には必ず真紅のジャージを墓前に飾る。
そして敗れた準々決勝の試合後、最も声を上げ
て泣いていたのが高橋選手だった。

この真紅のジャージの文化。

何としても途切れて欲しくない!










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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
伏見工業高校ラグビー部が消える。新校名は京都イノベーション高校!? (trendy3)
2014-12-17 02:11:51
名門・伏見工業が無くなるのは本当に残念ですね。

僕は高校時代ラグビー部で、1年生のときに
ちょうどスクール☆ウォーズのモデルとなった
まさにあの初優勝をテレビでみていました。

それだけに今回のニュースは本当に残念です。

先月から始めたヘタなブログですが、2つほど
改訂みました。

もしよろしかったら、読んでみてください。

それでは今後とも宜しくお願い致します。

               trendy3
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