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日本代表、初のW杯ベスト8へ

2019-10-15 | JapanRugby
2019ワールドカッププールA

〇日本代表28-21スコットランド代表●


日本代表、本当に強くなりました。大西鐡之助、宿沢広朗、平尾誠二
ら先人たちの想いを成し遂げた選手、関係者には本当に感謝です。

過去①スコットランド、②ウェールズ、③南ア、④アイルランドには勝ちましたが、
①②は1.5軍チーム、③④は相手の精神的おごりによるものでしたが、今回は
本気のティア1を真っ向勝負で降した、日本の実力には本当に本当に感動しました。
「お前ももっと頑張れ!」と背中をひっぱたかれた想いです。


後半のブレイクダウンでのスコットランドの攻勢に、最初は日本に疲れが
見えたのかと思いましたが、所々でOff The Gate(横入り)
まがいのプレーが見えましたが、レフェリーが何度も流していましたね。
ここはスコットランドによるレフェリーへのアプローチがあったようです。
日経(谷口誠記者)にも、スコットランド選手が双眼鏡を覗くゼスチャーで
レフェリーに、自分たちのプレーの正当性を認めるようにアピールしていた
と(日経・谷口誠記者)。

こういうところに頼って勝とうとした姿勢も、今回日本に負けた一因かも
しれません。

事実ここ20年間で、ホームユニオン(イングランド、ウェールズ、
アイルランド、スコットランド)ではスコットランドのみ、6ネイションズ
(前5ネイションズ)で優勝していません。


今回日本はアルゼンチンに続き、ティア2とは言わせない活躍を見せましたが、
これにラグビー宗主国たちが黙っていることはなく、他の競技でも見られるように、
日本に不利な組織力が働く可能性があります。
これに対してはチーム強化よりも、岩渕専務理事筆頭とした海外とのオーガナイザーの
活躍が期待されるところです。

一方で清宮副会長が掲げる国内プロリーグ化は国内人気を乗り上げる手段ですが、
プロ野球や、サッカーと違うアプローチで、ラグビーは代表強化に特化して
人気と実力を盛り上げることを期待しております。サンウルブズは来年で終わりですが、
財政の厳しいスーパーラグビーのどこかのチームを支援する形で、半分以上日本人枠を
設けるなどで選手を育成してゆくのが現実的かなとも思います。

今週末はノックアウトステージでの南アフリカ戦ですね。
キックでいかにインプレー時間を減らせるか、9/6のテストマッチでも力負けは
していなかったので、十分にチャンスはあると考えています。