ウィルキンソン引退

母国イングランドにワールドカップ優勝をもた
らした原動力、ジョニーウィルキンソンが引退
を表明しました。
第４回ワールドカップ前からだからもう１６年
近く常に第一線で活躍し続けてきました。

ウィルキンソンはプレースキックの成功率を
驚異的に上げました。

９０年代の名キッカーと言えば、ギャビン・
ヘイスティングス(スコットランド)、アンドリ
ュー・マーテンズ(ＮＺ)、マシュー・バーク(豪
州)、ティエリー・ラクロワ(フランス)、ニール
・ジェンキンス(ウェールズ)ら右キッカーが
主流。
名キッカーといわれた彼らでも、角度の狭まる
右サイドからのキックの成功率は逆サイドに
比べると皆落ちました。

２０００年代に入り、ウィルコが覚醒！
あのゴルフスイングを思わせる構えから左足
で繰り出すキックはサイド関係なく、ふしぎ
なほどゴールポストへと吸い込まれました。

そしてウィルコ以降、左足キッカーが主流と
なりました。ダン・カーター。パーシー・
モンゴメリー。マット・ギタウ。
ウィルコが作り出した型が彼らをも名キッカ
ーへと押し上げました。

キックだけでなく、全力でぶつかってゆく激
しいタックルも持ち味でした。その激しさか
らケガにも悩まされましたが、それでも代表
で、プロリーグで活躍を見せてくれました。

最後の所属チームとなるドリームチーム・
トゥーロンではセンターのギタウとのコンビ
はたまりません!マレーシアではトップ14の
放送あり、ラッキー!!!

このウィルコと一度だけ会えるチャンスが
あったのです。
2005年ファルコンズで来日。東京での試合
を終え、愛知でトヨタと対戦予定。アフター
マッチにも当選して万全に待ち構えていた
ところ、盲腸で愛知には来ずに帰国(涙)。。。

まあこれほどのビックネーム。ラグビー追
いかけていればいつか会えるでしょう！

さて今週はハイネケンカップ決勝でウィル
コの活躍をテレビで応援だ!!!

国内女子セブンズサーキット

今年から女子セブンズの国内サーキットが開催されることになりました。

今年は全３戦で、今週が茨城竜ヶ崎、６月14日‐15日が札幌、７月19日‐20日が横浜の
全３戦です。

冠スポンサーは以前から女子セブンズをサポートしている太陽生命さん。
その名を取って太陽生命ウィメンズセブンズと名付けられました。

セブンズの強化と人気アップには選手の固定化と、定期的な大会の開催が二本柱です！

選手固定化に向け、最近もアルカス熊谷など新たなチームが立ち上がりましたし、
続けて大会が設定されたことは強化としていい流れですね！

ちなみにアルカスはＳＡＫＵＲＡを逆にしているんですね！

まだまだ大会フォーマットなど流動的だとは思いますが、そこは動きながら
考えてゆく範囲でしょうし、ここから新たな女子セブンズがスタートするのでは
ないでしょうか！！！

なお竜ヶ崎大会の参加８チームは以下です。

Rugirl-７
世田谷レディース
TKM
アルカス熊谷
GRACE
Unigons
東京フェニックス
チャレンジチーム

明治と東福岡

先日の中央大学・山北選手からちょっと脱線すると、
この山北選手は明治のセレクションを受けるも選ばれず、
(当時の)谷崎監督が激怒したとの話も。
明治は吉田義人監督？

こんなこともあるように昔から明治と東福岡は縁が薄いかも。

古くは２年生から高校ジャパンに選ばれたスクラムハーフの
月田伸一選手の獲得を目指して、一学年上の選手を獲得するも
月田選手は早稲田に進学。

ただ明治には同期で田中澄憲選手が報徳から入部。月田選手に
対抗心を燃やすかのごとき活躍を見せてくれましたので、
明治としては月田選手を獲得できなかったのは良かったかも。

またある高校ジャパンのプロップが明治に進学しましたが、
相部屋の先輩にむちゃくちゃ可愛がられすぎて・・・退部。

その後東福岡出身で明治で活躍した選手といえばプロップの
林仰選手の他パッと思いつきません。。。


東福岡からの有力選手の進学となるとやはり早稲田。
あとは中央、青山学院に最近は筑波には毎年入部してます。

谷崎さんが母校でもある法政大を指揮するようになられたので
法政への進学も更に増えてゆきそうですね。

東福岡は今年もこれまでの下馬評では断トツでトップのようです。
今年の選手がどんな活躍を見せて、どこに進学してゆくのかが
気になりますね。

4カ国対抗に向け日本女子代表強化合宿

５月１８日から２４日まで香港で開催される女子４カ国対抗に向け
日本代表女子が選ばれ、大会に向けた強化合宿が行われています。

先日行われたセレクションマッチで選ばれた２４名が合宿に参加。
合宿後そのまま香港への移動となりそうです。

名古屋レディースからも岡田真実、伊藤真葵、山本さやか、加藤里奈、
五十嵐裕佳、後藤萌美、本間美月の７名が選ばれた。

加藤、五十嵐、本間の３人は昨年までは名古屋でもジュニア(高校生以下)の
メンバーだったため、今回代表では初めてシニアらと一緒にプレーをする。
今後の名古屋、そして女子代表を背負っていってほしい有望なプレーヤー。

試合予定は以下の通り。会場は香港Aberdeenスポーツグラウンド。
行きたいなぁ。。。

５月１８日(日)　女子日本代表ｖｓ女子シンガポール代表
５月２１日(水)　女子日本代表ｖｓ女子香港代表
５月２４日(土)　女子日本代表ｖｓ女子カザフスタン代表

2014トップイースト＆ウェスト新加入/引退/退部

トップリーグ入りを狙う下部チームのスタッフ選手の入れ替わりです。

一番大きな動きがあったのがＩＢＭ。
９名がチームを去り新たに１９名が加入。
横山兄弟がリコーから移籍。他にはNTTコムに在籍したPR下山貴弘。
PSIコストカッツやタマリバ、曼荼羅からも加入。
後援会が大きくバックアップする体制をとり、これまでは
社員部員中心から、外部から人が集まったクラブ組織へと変わりつつある。


釜石シーウェーブスにはトヨタから日本代表のポップグッド、サムノートンナイトの
横文字ビックネームに、７人制代表経験もある日体大主将の藤原健太も加入。


東京ガスには筑波主将の粕谷俊輔、帝京から野田滉貴、先月号のラグマガ・ダイハートの
記事でジーンとさせてくれた辰野新之助が早稲田から加入した。


日野自動車も力を入れ始めている。
監督はNECを率いた細谷直、FWコーチは東芝の笠井建志、BKは西田英樹が見る。
選手ではトヨタからガレスピー、釜石から元香港代表の調、そして明治の快速WTB小澤和人。


セコムラガッツには７人制日本代表のS&Cコーチの見山範泰が就任！パチパチパチ！


ホンダも本気で昇格を狙ってる。
明治主将の圓尾、元ワラビーズのヒューマクメニマン、バリバリのオールブラックのホゼアギア、
セブンズジャパンのゴールデンボーイ、ロマノレメキも今年から試合出場が可能。
去るメンバーでは、キャメロンシェパード、元日本代表BKの上田泰平、元セブンズ代表の末松勇喜は
まだ28才でこれからの気もするが。