2011年度-高校大会準決勝結果！

激戦続きの花園、ファイナリストを目指しての２試合が行われました！


＜全国高校大会準決勝結果＞
　○東福岡 28-5 常翔学園●
　○東海大仰星 17-15 御所実業●

東福岡と常翔の対決は序盤は常翔がＦＷの攻勢でいいテンポで
攻め続けましたが、惜しいところでハンドリングミスを連発。

徐々にペースをつかみ出した東福岡は前半終了間際にモールを押し込んで
先制トライ。

これで自信をつけた東福岡は後半１４分にもターンオーバーから
WTB中野選手がトライ。

直後のリスタートで圧巻のトライが生まれます！
キックオフボールのポイントからボールを受けた東福岡FB藤田選手が
サイドを抜けるとグングン加速し、常翔のタックラーを振り切り５０ｍを
走りきり、これで試合を決めました！

そしてこの藤田選手は元木由記雄さんに１０年に１人の逸材と注目選手
にも選ばれました！


気になる藤田選手の進路は早稲田大学に決まっています。
ヒガシの１学年先輩でもある布巻選手と同様のトップアスリート(ＴＡ)枠
での入学となります。本人の夢はスーパー１５とのことです。４年間大学
の枠に留まらずに、夢を実現して欲しいです。

またＴＡはオリンピックを目的とした制度ですので、引き続いてセブンズ
メンバーの核としても活躍を期待しています！


御所と仰星は最後まで息をつかせぬ試合でした！
御所がモールでトライを決めれば、仰星はWTB近藤英人選手のトライで
追いつくと、続けてその近藤選手が作り出したチャンスから吉田主将が
トライをきめて逆転。

後半も近藤選手の勢いは止まりません！
自陣でパントキャッチしたNo.8野中選手からボールを受けるとグラウンドを
斜めに切り裂く豪快ランでトライを決めました！

近藤選手は仰星の背番号１４。仰星の１４と言えば、大畑、正面、宇薄、小原と
名WTBの系譜で、近藤選手も将来性が期待できますね！

御所は監督の４男で主将の竹田のトライ＆ゴールで２点差まで迫りますが、
あと一歩届かずに仰星の勝利！
仰星はラストワンプレーで試合を切りにいかずにあえて攻めを続けました。
この積極性は観ていて気分がよかったし、こういう姿勢がこの先にもつながる。



＜全国高校大会決勝(1/7)＞
14：05　東福岡ｖｓ東海大仰星

いよいよ明日は決勝戦です！
東福岡が史上５校目の３連覇達成なるか？
それとも決勝の舞台では負けたことのない仰星が３回目の日本一に輝くか？

泣いても笑っても残り１試合を25人のメンバー全員で楽しみたい！との
東福岡・木村主将のコメントどおり、高校生活全てを出し尽くした
オールアウトで臨んでほしいですね！