ハンドル結合部

2005年12月24日 | アプローズXi・カベラスガイドリール
メインギアとハンドルの結合部に
六角のアウトガイドがついていて
より確実な結合がなされています。

大手2社は(たしか)内部の六角もしくは
四角のインガイドのみの結合です。
リョービのほうが現時点で耐久性・伝達力
ともに、確実に優れている個所と思われます。

地味な配慮ですが、良心的で、効果的です。
おかげで他社ハンドルの流用に躊躇しました(笑)

ピニオン用ワッシャー

2005年12月20日 | アプローズXi・カベラスガイドリール
ピニオン研磨時に本体とピニオンギヤとの
遊びが気になっていたので
実は密かに、試しに手製のワッシャーを
仕込んでいました。
何度か釣行で使用、よい手応えがあったので
ようやく報告したいと思います。
どうやらピニオンのギヤとメインギヤの噛み合わせ
場所が一定・安定したおかげで巻き心地が
均一化できるようです。

作り方はピニオン軸と同径のポンチ、または
製図用のテンプレートでルアーパッケージの
透明樹脂から切り出します。

ガタが最小になるよう、枚数・厚さの違うものを
いくつか交換してみて調整します。

Xi2000も研磨

2005年12月18日 | アプローズXi・カベラスガイドリール
4000がとてもスルスル気持ちの良い
巻き心地になったのに味をしめて
こちらにも手を出しました。

写真右のオシレーターは平らな机に
敷いたコピー用紙の裏にコンパウンドを
なすり付けてその上を滑らせます。
のち、角を艶出しルーターで
面取りします。

ブルギヤは割り箸の面にコンパウンド
を塗って凸部にあまり触らないように
表面を研磨します。

のち、ブラシで洗浄。粉を残さないよう
かなりしつこく洗います。

今回はシマノの粘度の高いグリスを
取り寄せて試してみようと思います。
(某有名リール改造サイトで勉強しました・笑)

Xi4000、各部品の研磨

2005年12月15日 | アプローズXi・カベラスガイドリール
1.分解した時にピニオンギヤ前のブッシュに
 回転キズがついていたので、干渉を減らすべく
 艶出しほど細かいビットをつけたルーターで
 ギヤ先端部の刃を取り、プラモデル用の
 コンパウンドで丸く仕上げました。

2.ついでにこの写真の先端の穴も割り箸を
 鉛筆削りで削ったものにコンパウンド付けて
 突っ込んでグリグリと、微妙なテーパーが
 つくように研磨しました。

3.ついでのついでにブルギヤとオシレーター
 の接触面もコンパウンドで鏡面のように
 平らに整えました。

ブラシでよく洗浄して乾燥後グリスをぬって
取りつけて実釣で使ってみましたが
オシレート部分・シャフトとピニオン内部の
それぞれの摩擦減少と、ブッシュの干渉減少で
以前よりさらに軽くなめらかになりました。

結構正直に回し心地向上につながったので
ビックリしています。
安価なリールなら、失敗して部品交換しても
ダメージが少ない利点がありますね。

ハンドルノブ変更

2005年12月15日 | アプローズXi・カベラスガイドリール
とりあえずつまみやすかった黒ナビの
ノブを横取りして取りつけました。

軸の先端のノブ止めをノコで切断、断面を
やすりで整えたのち、断面にドリルで穴を
あけて、そこにタッピングねじを
力でねじ込み、ノブ止めにします。

ちょうどこの写真の手前のハンドル軸の
ような構造にしてノブを止めています。
(中の径にあわせてスペーサーやワッシャー
をかませてガタを最小に工夫しています。)

最後にフタ代わりにもとの真鍮パーツを
はめたら、径がピッタリ!
中央に穴をあけダイワのようにL字の針金を
差し込んで引っ張りぬけるようにしてあります。
接着は加熱接着剤のアロンスティックです。

アプローズのハンドル解剖

2005年12月14日 | アプローズXi・カベラスガイドリール
とりあえず真鍮のフタの中が見たくて
ついに分解してしまいました。

予想はしていましたが、ベアリングの追加
などできない、カシメてあるタイプです。
ハンドル自体は樹脂とゴムの2重成型で
割るのが大変なほどしっかりとした作りでした。

これに何かお気に入りのノブを探してきて
取り付けてみたいと思います。

Xi4000、ベアリング変更

2005年12月11日 | アプローズXi・カベラスガイドリール
特別不都合はなかったのですが手元に
ちょうど同じサイズのがあったので
ブッシュと入れ替えてみました。
(外径11・内径7・厚さ3mm)

使ってみた感想は、劇的なものは感じませんが
やはり軽くなったような気がします。

逆に今度はハンドルのノブのガタが
目立つようになりました。

近いうち時間が出来たらハンドルの
交換・改造もちょっと視野に入れてみます。