総合して言えそうな点は…
この頃(カタログ発行時の96年当時)
すでにダイワもシマノも多くの主要モデルは
当時流行のインフィニットタイプのストッパーに
どんどん移行していたのにリョービだけは
この時点でその機構を採用したリールが
まだ1機種もなかったということです。
その後、ようやく翌年(97年夏)になって
「ザウバー」「アプローズ」が登場しましたが
その頃はもう特別目新しさを感じませんでした。
この少し前、店頭で僕は新製品のメタロイヤルに
触れています。ですがローターが他社のように
ピタッと止まらず、スプールリングもドラグノブも
昔ながらの厚みが野暮ったく感じてしまい
「相変わらず古くせえリールしか出さねえな~」
くらいにしか思わず…
ゆえに意識は常にダイワとシマノに向いていました。
後に僕も経験を積み、インフィニットやクロスギアの
トラブルに出会い、はじめて自分の意見を持つように
なり、ついにはリョービの堅固かつ誠実な作りを
理解するようになった頃、釣り部門撤退のニュースが
飛びこんできました。
僕はこの96年発行のカタログの内容を見るたびに
リョービの分岐点はまさにこの頃にあったような
気がしてなりません。
この頃(カタログ発行時の96年当時)
すでにダイワもシマノも多くの主要モデルは
当時流行のインフィニットタイプのストッパーに
どんどん移行していたのにリョービだけは
この時点でその機構を採用したリールが
まだ1機種もなかったということです。
その後、ようやく翌年(97年夏)になって
「ザウバー」「アプローズ」が登場しましたが
その頃はもう特別目新しさを感じませんでした。
この少し前、店頭で僕は新製品のメタロイヤルに
触れています。ですがローターが他社のように
ピタッと止まらず、スプールリングもドラグノブも
昔ながらの厚みが野暮ったく感じてしまい
「相変わらず古くせえリールしか出さねえな~」
くらいにしか思わず…
ゆえに意識は常にダイワとシマノに向いていました。
後に僕も経験を積み、インフィニットやクロスギアの
トラブルに出会い、はじめて自分の意見を持つように
なり、ついにはリョービの堅固かつ誠実な作りを
理解するようになった頃、釣り部門撤退のニュースが
飛びこんできました。
僕はこの96年発行のカタログの内容を見るたびに
リョービの分岐点はまさにこの頃にあったような
気がしてなりません。