ロッシー小川ブログ  MY FAVORITE LIFE

女子プロレス、ルチャ・リブレ、レトロなどなど、プロレス人生を謳歌するロッシー小川の仕事や趣味について大公開!!

パッション問題

2010年01月27日 10時43分33秒 | 女子プロレス
  毎日、ブログのアクセス解析をチェックしているが、いきなりいつもの倍の訪問者数にビックリ!調べてみるとNEOの甲田社長のブログにこのアドレスが紹介されていたからだ。華名のパッション・レッド離脱を記したブログの一覧が出ていて、そこからこのブログに入った人が実に多かったということになる。
 パッション問題に関して、そこで起きた事実以上の詳しいことはマスコミには載っていない。リングでも不完全な状況説明だったし、要するにもっと深い事情が知りたい人が多いようだ。翌日、サムライTVに緊急出演した奈苗はかなり明るく務めていた。大江慎さんの好フォローにより、少しは理解したファンの人もいたのではないかと思う。それでも、なんだかよくわからない問題に見えただろう。
 このまま真実は風化され、闇の中に葬られていく可能性がある。NEOの立場とすれば、このままグレーにしたいところ。そういえば昔、全女の松永会長はいつも問題が起きるとあやふやにしていた。お互いの肩を持ち、「あいつは悪いよな…」と言ってしまうのだ。クラッシュ・ギャルズ時代、私と長与千種は本気で怒って松永会長の自宅まで行って「飛鳥を辞めさせてほしい!」と訴えたことがあった。まったくもって若気の至りである。その時も朝まで話に付き合ってくれ「飛鳥はどうしょうもないな!」と言っていたが、うやむやになった。
 全女では個人的なトラブルが日常的だったから、それを思いっきりリングにぶつけたのだ。そうでなければ、辞めるしか選択はなかった。でも、それが原因で辞めた人はいない。今回、そこまでのトラブルなのかは、ちょっと判断しかねるが華名は去って行った。もっとも、パッションは全女のような団体じゃなく、縛りもない。実はそこが問題なのだ。
 社会は縛りがあるから成り立っている部分もある。それはプロレスも同じで、みんなが自由勝手にやっていたら発展性は見えない。特にスタンダードを目指すなら心身ともにタフでなければ。そこから束縛や、序列を乗り越えていくパワーが養われるのである。そんな古い事を言っても意味は無いのか、どうかは見た人が判断すればいい。
 それにしても奈苗は、いつまでも子供っぽく無邪気な人。そこがプロとして面白い。プロはどこまでバカになれるかだ。


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