新木場→高松→後楽園→大阪と今月に入ってから毎週、毎週、スターダムの興行があるため忙しい日々を過ごしている。疲れが取れない上に花粉症で目や顔全体が痛いので調子はイマイチ。それでも24日は大阪を往復。この前は高松に行ってきたばかりだから、大阪が近く感じてしまう。行きは5時間半で到着した。ひとりでまず走ったので、自分史上初の出来事。55歳と11カ月で頑張るのもだと思ってしまう。この生活は当分続きそうだが、どこまで気力&体力が持つのだろうか…・?慣れって恐ろしいものですね。けして運転が上手いわけでもなく、好きでもないのでよくやっている。「運転は誰かに任せて、後から電車で来ればいいのですよ」と言ってくれる人もいるけど、やっぱり自分自身でやらないと気が済まない。スターダムはそれだけ手作りの意識があるので、とりあえずはこの調子で進んでいくのだろう。
その大阪では両国で赤いベルトの王者、アルファ・フィーメルに挑戦する決定トーナメントを開催。そこでファイナリストの一人になったのがダーク・エンジェルだった。サラにとっては今回はじっくり滞在し、腰を据えてスターダムに打ち込む感じだ。彼女は無類のジム好き。それは行き過ぎているほどのジム・マニアである。おそらく食べたいものを我慢しなくて、食べたいだけ食べるのでジムワークでカロリーを消費し太らないようにしているのだろう。そうとしか思えないほど食べることが好きに映る。ジムが見つからないと、すごいストレスのようでこちらに文句を言ってくる。そんなサラが大阪ではかなり奮闘していた。1回戦で松本浩代を破り、決勝では紫雷イオに負けたが評価は上がったと思う。クラシカルな戦術はかつて私たちが少年時代に染みついたプロレスだった。大技に頼らず、細かい攻防で魅せる。これって重要なことでスターダムが目指さなければならないプロレスだと思ってしまった次第。サラは髪の毛が長いから顔にかかってしまい、写真に表情が写らないことが多かった。しかし、今回は必ず髪をかきあげ顔をハッキリ見せている。これもプロ意識の賜物。ゆずポンは髪を編んでいるので表情がよ~くわかる。プロとはいかにライブや映像や写真をどこまで意識できるかにかかっている。その意味でサラはまだ進化していることになる。意識の高さはゆずポンと並ぶといっても過言ではない。