本日も、朝から晴れ渡り澄み切った青空のもと、
初夏を感じさせる気持ちの良い晴天の一日となりました。
「五月」のつくお言葉、いろいろとございます。
「五月の節句」=「端午の節句」=「菖蒲の節句」、
5月5日の子供の日であり、男の子の成長を祝う日でもあります。
「五月躑躅(さつきつつじ)」、
つつじの仲間で、今は、「つつじ」を省略して「さつき」と呼んでいます。
「さつき」は、この時期に”百花繚乱”を誇りますね。
「五月雨(さみだれ・さつきあめ)」、
5月頃に降る長雨をいいます。
「梅雨」ともいいます。
「五月闇(さつきやみ)」、
五月雨が降る頃の暗い夜の闇、昼間の暗さをいう事もあります。
「五月晴(さつきばれ)」、
五月雨の晴れ間=梅雨の晴れ間をいいます。
国語辞典には、5月の良く晴れたお天気のこともいうと書いてあります。
5月というと、
新緑の季節でもありますし、
梅雨入り前の快晴を味わえる季節でもありますし、
「爽やか」なイメージの月です。
それとは裏腹に、
「五月病(さつきびょうとは言わずごがつびょう)」という言葉もございます。
新入学生や、新社会人に起きるもので、
5月に多く見受けられる気分障害をいいます。
新しい生活が一段落する頃に、
心身の疲れが出る症状で、
やる気が出ない、ふさぎこんでしまう状況となります。
これは、人それぞれで、5月ではなく6月に出たり、
9月に出たり、年の瀬が近付いた12月に出たり、
寒い最中の2月に出たりするそうです。
英語では、
「May sickness」といいますが、
「五月病」は日本独自のものなので、米国では全く通じません。
自分の描いていた理想と現実のギャップについていけなくなるのも原因のひとつだそうです。
遊んでいる時は明るいのに、仕事になるとうつ状態になる「非定型うつ病」にも似ています。
目標はたてても、
あまり理想を追い求めず、
現実をきちんと受け止めて真摯に取り組む、
それしかないのかもしれませんね。
適度なストレス解消やリラックス法も必要ですね。
この5月もポジティブに過ごして参りましょう!!
ーby事務長ー{/pen/
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