


精子は匂いを嗅ぐ?
精子は匂いを嗅いでいるという話があります。
嗅ぐと言っても精子に"鼻"があってクンクンと嗅いでいるわけではありません。
"鼻"には嗅覚受容体と言って様々な匂い物質がくっ付く受け皿のようなものがあります。
この嗅覚受容体に匂い物質が付くと人は匂いを感じます。
甘い匂い、酸っぱい匂い、いい匂い、くさい臭い・・・
実は精子にもこの"嗅覚受容体"があるということがわかっています。
では、何のために精子は嗅覚受容体をもっているのかと疑問が出てきます。
いい匂いを嗅いで癒される、変な臭いで動きたくなくなる・・
というわけではありません。
米国とドイツの研究グループが何種類もの匂い物質を使って
精子がどの物質によく反応をするか調べました。
すると、花の匂い物質に向かって移動する
(低濃度の花の匂い物質から高濃度の花の匂い物質へ向かって)
ということが分かりました。
しかし、卵子がこの"花の匂い物質"を放出しているかどうか
ということはまだ分かっていません。
卵子と精子の出会いに"花の匂い"が関係しているとしたら
とても感動的なことだなと思いました。

