とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

努力の人・気配りの人

2012年11月19日 | 感動する心
昨晩、
森光子さんの追悼番組をしみじみと一人で見入りました。
ちょうど、
夫は途中から熟睡モードに入り、寝込んでしまいましたので、
じっくりと見入って、感動に浸りました。

森光子さんといえば、
大女優であり名司会者でもありました。
80代後半まで現役で、しかも最前線で全力投球でお仕事をされてこられました。

「あいつより 上手いはずだが なぜ売れぬ」という川柳があります。

当時、不妊治療中であった私がつくるとしたら、この川柳になります。
「誰よりも 真面目に生きて なぜ産めぬ」・・・
気持ちは似ているように思えます・・・。

「あいつより 上手いはずだが なぜ売れぬ」という川柳は、
長い下積み時代の最中の若い頃に、森光子さんがつくられた川柳だそうです。
41歳で「放浪記」の主役に抜擢されるまでは、端役が多かったそうです。

と、考えると、不妊治療中の皆様も、下積み時代といえば、そういえますね。
なるべく、長くならない下積み時代でありたいものですが、
その下積みが辛いと思うようであれば、
この森光子さんの生き方を思い出して下さいませ。
晩年は、素晴らしいものです、現役で「国民栄誉賞」をいただくまでの御方です。

山岡久乃さんや京塚昌子さんと共に、
日本を代表する『日本のお母さん』となり、その人気は不動のものとなりました。
長く厳しい下積みと、
その下積みに負けない努力・努力の人だったそうです。
そこから培った優しさは深く大きなもので、
ものすごい気配りの出来る方だったそうです。
常に前向きで、素晴らしい生き方をしてこられた方だったのですね。

若い頃に、厳しい世界を経験された方々というのは、
打たれ強いですし、何事にも負けないたゆまぬ強さを内に秘めておられますね。
若い頃に厳しさや辛さを体験する事は大切な事なのですね。
歳を重ねるにつれ、
お顔がどんどん慈愛に充ち溢れ、限りなく優しく慈しみの深い笑顔が大好きでした。

『日本のお母さん』の、
京塚昌子さんは、18年前に他界されました。
山岡久乃さんは、13年前に他界されました。
そして、
ずっとお元気で活躍されてこられた森光子さんも、
今年の11月10日に、ついに92歳で他界されてしまいました。

とても寂しい思いですね・・・。
ですが、
大女優であり名司会者であられた森光子さんが残されたものは、とても大きいです。


ーby事務長ー


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