とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

朝からいろいろ

2013年10月12日 | よもやま話
朝起きて、
ラジオをつけて、
それからテレビに替えて、、、

で、

今朝、耳にしたのは、
1)脚本家であり劇作家である橋田寿賀子さんのお言葉

「今の若い人には、忍耐だとか、辛坊だとか、我慢がなくなっている。
 思い通りにならないと、すぐに何でも嫌になってやめてしまう。
 そういう時代になってしまったのかしら。
 だからこそ、”おしん”を観て欲しい。」
「私はブスに生まれて良かったと思っている。二流で良かったと思っている。」
というお話をされておられました。
他にもいろいろ盛りだくさんでございました。

二流だなんてとんでもございません。
素晴らしい方こそ、すこぶる謙虚なんですね。
88歳で、あんなにハキハキテキパキお元気でおられてすごいです。

確かに、”おしん”やら”渡る世間は鬼ばかり”などを拝見するにつれ、
特に・・・”おしん”・・・、
自分の悩みや苦しみなんか何て事ないわ!とんでもない微々たる事だったのね!
そんな風に思えてしまうほどです。
「時代が違うじゃん!」という言葉が聞こえてきそうですが、 
時代が変わると共にどんどん軽くなるというのは、やはりいけませんね。

もうひとつ、耳にしたのは、
2)「負」の意味と意義

「負」という漢字を聞くと、イコール「負ける」という単語が頭を過ります。
となると、ネガティブなイメージになってしまいますが、
「負」という文字は、「貝」の上に「ク」が乗っています。
「ク」は、ガクッと頭を下げた人間の形だそうです。
下側の「貝」は、人間が背負うもの=お金や財力もそうですし、背負いたくもない面倒な物事もそうですね。
それらを背負っている図という事です。
人間というものは、常に、何かを背負って生きていく生き物だという事が「負」だそうです。

じゃあ、何で「負」は「負ける」なのか?
大昔の子供は、弓矢の練習をしていました。
柿の木に弓矢を向けて、柿の実を落とす練習です。
上手な子は、沢山の柿の実を落として持ち帰る事が出来ますが、
下手な子は、なかなか柿の実を落とす事が出来ません。
がっくりと頭を下げて帰る様から、「負ける」という意味合いが出来たそうです。

ですが、
伸びていこうとする人間はそこでおしまいにはなりません。
次には、もっと柿の実を落とすのだという目標をたて、
どうしたらもっと多くの柿の実を落とす事が出来るのだろうかと工夫をし、
日々練習を重ねていこうとなります。
ですから、「負ける」の「負」ではなく、
自分に対しての「負けん気」を持って「抱負」に繋げ、
良い意味での「自負」に繋げられるように生きていく事が大切なのだという事ですね。
実は、ポジティブな漢字だったという事ですね。

朝から、いろいろと良い話を耳にして、出勤致しました。
今日も一日頑張ろう!!という思いです。


ーby事務長ー


とくおかレディースクリニック

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« お釈迦様の台座はなぜ蓮の花... | トップ | 子宝メッセージ その151 »
最新の画像もっと見る

よもやま話」カテゴリの最新記事